朝食を終え、執務をしていた。
ケアに手が回っていてばかりで執務が中々進まず、なんこうしていた。
そんな時に龍驤が手伝いをしてくれた。
提督「なんだか申し訳ありませんね」
龍驤「ん?ええて!ええて!そんなん気にしなって!」
提督「ありがとうございます!」ニコッ
それから作業することやく2時間、ようやく一山片付いた。
そんな中ちょうど午前の休憩時間となった。
龍驤「あんな…提督」
提督「ん?どうしました」
ついさっき龍驤が入れてくれたお茶をすすりながら答える。
龍驤「うちが料理したら変か?」
提督「?普通と思いますが?女の子なんですし」
龍驤「ほ、ほなな!これ!」
さっと顔を真っ赤にして出されたのは少し焦げたクッキーだった。
提督「おぉ!クッキーですね!」
龍驤「かんにんな!うちもはじめてなもんでな…そのちょっと焦げてしもたん」
そんな龍驤の言葉を無視して、クッキーを口に入れた。
サクッ
提督「焦げてる?んー…そんなに感じありませんね。お茶となんだか合う不思議な感じですね♪」
龍驤「え!?ほ、ほんまか?むりしてへん?」
提督「あはっ!龍驤さんっ!僕だってまずい時はまずいって言いますよ♪」
龍驤「そ、そうなんか、で、どやろ?」
提督「んー、焦げているとは思いませんが味付けは僕好みですが、焼き加減は行き過ぎですね。とはいえ気持ちは十分伝わりました!」ニコッ
龍驤「ほんっま優しいなぁ〜…」
それからわずか5分足らずで平らげた。
提督「でも最初でこの味付け!これからが楽しみです!」
龍驤「え!?これからもすんの!?」
提督「ふぇ!?だ、だめですか?」
龍驤「しゃ、しゃあないなぁ♪作ったろ!」
提督「やった!♪」
少し鼻歌を歌っていた。
龍驤「あとな!提督!これから少し寒なってくるやろ?せやからマフラー編んでみたんや」
そう言うと提督の好みの黒の毛糸で編まれたマフラーを渡してきた。
提督「わぁ!あの、その…」
龍驤「うぅ…見た目悪いもんな、グスッ…。いらんか…」
提督「いや!そうじゃなくて、僕マフラーの巻き方わかんなくて…」
龍驤「へ?な、なんやそんなことかいな。ほれ」
そう言ってネクタイのように巻いてくれた。
提督「ん、ん…」ウトウト
龍驤「?提督?」
提督「はあぁ…フカフカ…暖かい…スヤスヤ…」
龍驤「え!?ちょ!?提督!?」
返答はない。
龍驤「寝てしもたんかいなぁ〜」
ガバッ!
提督「はっ!危ない!」
龍驤「やれやれ。まぁ、それうちからの感謝の印や!受けとってな!」
提督「よろこんで!フンフフーン♪」
龍驤「かわええなぁ…」
それから提督は毎日のようにそのマフラーを巻き、龍驤の元に巻いてくれとくるようになった。