大和が鎮守府に来た日の夜。
パーティーの最中に本部より知らせが届いた。
提督「これは…」
内容ーーー
練度を一定ラインを超えたためケッコンカッコカリ書類、及び指輪を一組送る。
尚、追加の際は本部に連絡せよ。
提督「な…!」
コンコンッ
金剛「テートク?」
大慌てで書類を引き出しに直し、鍵をかけておく。
提督「どうぞ」
ガチャ
金剛「どうしたんデスカ?partyの最中に抜けるなんて、何かあったんデスカ?」
提督「いえ、少し本部から連絡があったもので」
金剛「そんなに大変なことだったんデスカ?」
ここはなんとかごまかさねばならない。
提督「僕もそう思ったのですが、ただの本部のしょうもないいつもの元帥閣下達のご挨拶でしたよ」
強引過ぎただろうか…
金剛「?いつもそんな書類来てマシタカ?」
疑いの眼差しを向けられる。
提督「え、ええ!見せないだけで結構来てましたよ」ニコッ
冷や汗が出そうになるが耐える。
金剛「そうデスカ。なら早くpartyに行くネ!みんなテートクがいないと楽しくないデース!」
提督「はい!」
そう言ってなんとかごまかし、何事もなかったかのようにパーティーに向かった。
翌日ーーー
執務室ーーー
提督「ケッコンカッコカリ…とはいえ結婚ですよね…」
パーティーの翌日1人執務室にこもり考えていた。
そもそも艦娘って結婚できるのか?
それで風紀は乱れないのか…
コンコンッ
提督「はい」
ガチャ
榛名「失礼します」
提督「?榛名さんでしたか。どうかしましたか?」
榛名「あ、あの!」
なぜか顔を真っ赤にしている。
提督「なんでしょうか?」
榛名「司令は、か、艦娘と人間が付き合うというのは…その…変、だと思いますか?」
提督「生まれてこのかたそのような経験がないのでわかりませんが、ありといえばありじゃないでしょうか?」
榛名「本当ですか!?」
いきなり太陽のような笑顔に変わった。
提督「え、ええ。あ、榛名さんもしかして、お慕いしておられる方でも?」ニコッ
榛名「はうっ!」ボン!
榛名の頭から湯気のようなものが見えた気がした。
提督「え」
榛名「えとあの!えと!あの!」
提督「?」
榛名「は、榛名は!て、提督のことがしゅきてす!」
提督「!?」噛んだ!
榛名「あ…」カァァ!
提督「あの…えっと」
榛名「も、もちろん…提督が平等に私たちのことを大事にしてくださって、好きでいてくださっているのも知っています!ですが!榛名は…その…提督と恋人としてお付き合いしたいんです!」
提督「はにゃ!?」カァァ!
榛名「だ、だめですか?」
だめとかではなく、わからないとも言えない…
提督「少し、考えさせてください。心の準備がまだ…」
榛名「い、いえ!榛名も急に申し訳ありませんでした!お待ちしてますね!」