榛名が提督に告白する少し前のこと…
榛名「はぁ…」
榛名は1人浜辺に座り込んで考えていた。
金剛「ん?榛名、どうかしましたカ?」
たまたまいわせた金剛が声をかけた。
榛名「あ、金剛お姉様…少し、悩み事がありまして」
金剛「?良ければお姉ちゃんが聞いてあげるデース!」
榛名「で、ですが…」
金剛「遠慮しなくていいネ!」ナデナデ
渋々といった感じで榛名が口を開いた。
榛名「じ、じつは…榛名、金剛お姉様というお方がいながら、提督に恋をしてしまいました…」
金剛「エエエエエエ!?ほ、ほんとデスカ!?」
榛名「本当に申し訳ありません!」
金剛「んー…」
金剛は考えていた。
たしかに姉としては妹の恋は応援したい、がしかし自分もまた提督のことが好きであるがゆえに取られたくない。
榛名「申し訳ありません…榛名がでしゃばってはダメですよね、諦めます。お姉様は頑張ってください」ニコッ
笑っているが目からは悲しみに暮れたキラキラとした涙が流れていた。
金剛「待つネ!たしかにテートクはとられたくありマセン…でも!妹がそれを望むならお姉ちゃんは応援シマース!勝負ネ!榛名!」
榛名「金剛…姉様?」
金剛「私も、榛名もテートクにプロポーズするネ!最後にテートクが選んだ方がテートクと付き合うデース!」
榛名「うっ…グスッ…!お姉様…」
金剛「大丈夫デス。榛名もgirlなんですから、恋するなんて当たり前ネ。お互い頑張るネ」ナデナデ
榛名「うわぁぁぁん!お姉様!お姉様!ううっ!ありがとう…御座います…!」ギューーーッ!
金剛「よし、よし…」ナデナデ
そして、時系列は戻り、現在ーーー
執務室ーーー
提督「なるほど…そんなことが」
榛名「はい…」
コンコンッ
金剛「失礼するネ!」
榛名「お姉様!?」
金剛「榛名から聞いたとおもいマスガ!テートク!私とも付き合うことを考えて欲しいネ!」
提督「…」
金剛「もちろん!のりなんかじゃないデース!榛名には悪いデスガテートクへの気持ちは誰にも負けないネ!」
提督「わかりました。ですが、榛名さんにもお答えしましたが、僕自身そのような経験がないので今は決めかねます。後日、必ずお答えするので、待っていただけますか?」
金剛「of course!」
榛名「ほんとにお忙しいのに!申し訳ありません!」
提督「いえ。ですが詫びてくださるなら、しばらく1人にしていただけますか?」
金剛「じゃあsee youテートク!」
榛名「失礼します!」
こうして2人の告白を受け、提督の悩み事が一つ増えた。
集中できずに実務をこなしたせいか、異常なほど疲れが溜まってしまい、気晴らしにと、久しく本を読むことにした。