希望を失った提督と艦娘   作:大石蔵良 ショタ 提督

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第34話 broken limit

瑞鶴「提督さん!電ちゃん居たよ!」

 

提督「すごい!流石です!」

 

走って電を救出する。

暁達と同じように金剛たちで瓦礫を支えてもらい、提督が押し上げ、再び金剛達に受け取ってもらう。

 

電「はわわ!司令官さん!ありがとなのです!」

 

提督「良かった…電さんは軽傷のようですね」

 

電は奇跡的に瓦礫と瓦礫の間に空間ができ、そこにはまり込んだため、怪我はかすり傷程度で済んだ。

 

電「あ!そうだ!雪菜ちゃんですが!変な人達に追われてて、長門さんと陸奥さんがどこかに連れて行って、隠れに行かれたのです!」

 

提督「!?ほんとうですか!」

 

電「なのです!」

 

提督「金剛さん!比叡さん!榛名さん!霧島さん!それと、瑞鶴さん!翔鶴さんはこのまま捜索を!大淀さんと明石さんは怪我人をお願いします!佐世保の第六駆逐隊の方は僕とともに妹の…雪菜の捜索を手伝ってください!」

 

「「「了解!」」」

 

こうして、横須賀鎮守府跡の捜索、救出部隊と、雪菜、及び長門、陸奥の捜索隊で分かれた。

 

提督「こうしていても仕方ありません!響さん、暁さんは海岸方面を!電さん、雷さんは鎮守府下の繁華街へ!僕は裏山を探します!」

 

響「了解、まかせてくれ」

 

暁「わかったわ!」

 

電「はわわ!がんばるのです!」

 

雷「司令官は一人で大丈夫なの?」

 

提督「はい!では!またあとで!」

 

さして、三手に分かれて捜索を開始した。

 

数時間後ーーー

 

提督「……」

 

長門「……」

 

陸奥「…て、提督…」

 

雪菜「…」

 

提督「あ…ああ」

 

長門「っ!見るな!」

 

提督「う…あ…雪菜…なん…で…」

 

そこには外傷こそ無いものの服を脱がされ、無残に犯された小学生…雪菜の姿があった…。

 

長門「くっ…!すまない…他の連中を殺ってるうちに、忍びこんで…」

 

陸奥「口を塞がれてたみたいで…声が出せなかったみたい…」

 

提督「…る」

 

長門「!?」なんだ!?殺気…?

 

陸奥「っ!?いけない!提督!そっちに行っちゃダメ!」

 

二人の声は虚しく、提督のなかでなにか鍵が、人間として抑えているべき鍵が負の感情によって砕け散り、リミットが外された。

 

提督「…!そいつら!まとめて!1匹残らずバラバラに刻んでぶち殺してやる!」

 

長門「おちつけ!提督!」

 

あわてて身体を抑えられるが、長門の腕力を持ってしても軽々と長門を片手で持ち上げ、引き離す。

 

陸奥「そんな!?長門!?大丈夫!?」

 

長門「つつ…!翔!」

 

静止する長門を無視し、ドアを蹴飛ばして破壊し、外へ出て、僅かな足跡、匂いを辿り襲った二人をみつける。

 

男「ぎゃははは!あのガキ最高だったな!」

 

男2「まったくだ!やめて!やめて!だってよ!はははっ!」

 

提督「おまえらか…」

 

男「!?」

 

男2「んだ!ガキ!」

 

ゆらりと顔を上げ、二人の顔を見つめる。

 

「「「ヒッ!?」」」

 

提督「死ね…」

 

その瞬間男達は声を上げる間もなく、一人は素手で顔を引き裂き、腕を引きちぎり、腹部を裂いて、内臓を取り出し、バラバラにした。

 

もう一人はパンチ1発でバラバラに木っ端微塵にした。

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