ISー無限の軌跡ー(スランプ中につき更新速度低下中)   作:ハマトラ

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烏丸蒼也(17) cv.イメージ櫻井孝宏

所属 亡国機業エージェント部

趣味 カードゲーム、ギャンブル(*賭け無し)

*以前は賭け有りだったが未成年で賭けをしていることがオータムにばれてぼこぼこにされた

IS 蒼騎士
第三世代機 騎神シリーズ

武装 
ダブルセイバー「クリミナルエッジ」×1

狙撃銃「ジュライ」×1

拳銃「クロスレイヴン」×2


第11話 幼なじみと異国の友人

質問攻めから解放された二人は机の上でぐったりしていた。それでも尚視線が集中して気の休む暇すらなかった。

 

??「ちょっといいか?」

 

そんな時、一夏に声をかける女子がいた。整った顔立ちに長いポニーテール、雰囲気は凛としていて女流剣士を彷彿させていた。

 

一夏「箒?」

 

篠ノ之箒、あの天災篠ノ之束の妹で重要参考人保護プログラムで転校していた一夏の幼なじみで剣道全国大会優勝の経験者でもある。

 

箒「ちょっと来てくれ」

 

一夏「え、ちょっ・・・・・箒!?」

 

箒に有無を言わさず連れて行かれるのを見た蒼也は、少し離れた所でクラスメートと仲良く話しているマドカとアイコンタクトを取る。

状況を把握していたマドカも蒼也のアイコンタクトに気付いて頷き、話を途中で切り上げて蒼也と二人の後を追いかけた。

 

 

 

 

箒に連れられ一夏は屋上に来ていた。マドカと蒼也は屋上の入口の所で待機している。

 

箒「なんでお前達もいる?」

 

蒼也「俺らは一夏の護衛だからな」

 

マドカ「そういうこと、別に話に割り込む気は無いから」

 

入口にいる二人に鋭い視線を向ける。

 

一夏「そうだ、剣道の全国大会優勝おめでとう」

 

箒「何故それを!?」

 

一夏「新聞で読んだ」

 

箒「何故見ているのだ!」

 

一夏「んな理不尽な・・・・・・・まあいいや、剣道頑張ってるんだな」

 

箒「ああ、それはお前もだろ?剣の心得があると言っていたしな」

 

どことなく声が弾んでいた。遠くから見ている二人にも彼女が一夏に好意を寄せているのがすぐに解った。

無論、それはもはや叶わぬ恋であることもすでに解っていた。

 

一夏「いや、もう剣道はやっていない。俺が学んでいるのは剣術だ」

 

箒「な・・・・・・剣道を辞めただと!?何故だ!!」

 

一夏「剣道で得られる強さには限界がある、そういうことだ。そろそろ授業が始まるし教室に戻らないと」

 

箒「ま、待て一夏!話はまだ・・・・」

 

箒の静止は聞こえること無く、一夏は入口の二人と合流した。

 

蒼也「終わったか?んじゃ戻るか。織斑先生の授業に遅れたら・・・・・」

 

一夏「・・・・・・・想像したくない」

 

マドカ「兄さん、あいつ嫌な感じがする」

 

一夏「マドカも敵意向けてないで行くぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんとか授業に間に合ったおかげで極刑は免れたが遅れた箒は千冬よる断罪(出席簿での一撃)を受けて蒼也と一夏は密かに授業に遅れないようにしようと心掛けた。

 

教壇に立って授業を進める麻耶の話は分かりやすく、事前必読の参考書を読んでいたのもあるが授業の内容が効率よく頭に入っていく。

一夏は後ろから箒に鋭い視線を浴びせられていたが、兄弟子や剣の師の気当たり程では無い為軽く流していた。

 

麻耶「さて、織斑君、烏丸君、ここまででわからない所はありますか?」

 

蒼也「問題無いッス」

 

一夏「山田先生の授業分かりやすいので、俺としても助かります」

 

麻耶「そ、そうですか?・・・・・・・エヘヘ」

 

一応年上のはずだが褒められて照れる所は同年代にしか見えず、クラスの中で麻耶は癒しキャラにカテゴリされることになった。

 

 

 

 

 

 

 

??「ちょっとよろしくて?」

 

授業が終わり、内容を整理していると横から声をかけられた。長い金髪にモデルのような顔立ち、雰囲気はまさに英国貴族そのものだった。

そして一夏にとってはすでに覚えのある顔でもあった。

 

 

一夏「・・・・・・・・セシリア?」

 

セシリア「はい、お久しぶりですわ。一夏さん」

 

イギリスで知り合った友人、セシリア・オルコットだった。

 

「え、オルコットさん織斑君の知り合いなの?」

 

近くのクラスメートが少しざわつく。

 

一夏「俺の学んでいる流派の兄弟子に当たる人がセシリアの親父さんの知り合いでね。その人に付いてイギリスに行った時に知り合ったんだ。」

 

セシリア「ニュースを見た時は私も父も驚きましたわ、まさかISを動かしてしまうとは・・・」

 

一夏「俺も未だに信じられないよ。そうだ、遅れたけどイギリス国家代表候補生就任おめでとう」

 

セシリア「ありがとうございます。しかし、私は目指すもののスタート地点にやっと立ったに過ぎません。慢心せず、これからも精進しますわ」

 

一夏とセシリアが久しき友人との再会を喜んでいると、次の授業のチャイムが鳴った。

 

セシリア「次の授業が始まりますわね。では一夏さん、また後ほど」

 

一夏「ああ、また後でな」

 

セシリアは自分の席に戻り、一夏も授業の準備をする。その間も箒の刺すような視線が一夏に向けられていた。

 

蒼也「お前すっげえ睨まれてるぞ」

 

一夏「はは、老師やアリオスさんの気当たりに比べたら・・・・・」

 

箒の視線を適当に流していると千冬と麻耶が入ってきた。

 

千冬「さて、本来なら授業と言いたい所だが、少し時間を取ってクラス代表を決めたいと思う。推薦でも立候補でも構わない。誰かいるか?」

 

「はい!私織斑君を推薦します!」

 

一夏「え!?」

 

「私も!」

 

「私は烏丸君!」

 

当然珍しい男性操縦者に票が集まっていく。しかし、ここで蒼也が立ち上がった。

 

蒼也「織斑先生、俺と推薦無いけどマドカは辞退したいのですけど、説明していいですか?」

 

千冬「ああ、そうだったな。よし、許可する」

 

蒼也はマドカに視線を送るとマドカも立ち上がり、二人は亡国機業の身分証を取り出した。

 

蒼也「俺とマドカは亡国機業のエージェントなんだ。」

 

「え、亡国機業ってあの?」

 

「凄い、あんな世界規模の所で働いてるんだ・・・・」

 

蒼也「質問は後でな。それで俺達の任務は一夏の護衛、そして有事の際の学園の警護なんだ。クラス代表と兼任するのはとても無理だ。悪いな」

 

千冬「そういうわけだ。烏丸と織斑妹には有事の際私の指揮下に入ってもらい教員部隊と共に学園の警護に当たってもらう。よって二人を推薦することは出来ん。他にはいるか?」

 

 

セシリア「では、私が立候補させていただきます」

 

蒼也とマドカのことでざわつく中、セシリアが挙手して名乗り出した。

 

千冬「ほぉ、意外だなオルコット。織斑兄とは友人と聞いたからお前も織斑兄を推薦すると思っていたが」

 

セシリア「えぇ、一夏さんを推薦することには賛成ですわ。ですからこれは私個人の我が儘です。一夏さん、クラス代表を賭けて決闘を申し込みます!!」

 

一夏「せ、セシリア!?」

 

セシリア「私もあれから日々鍛練を重ねてきました。その成果を一夏さん、貴方にお見せしたいのです!進む道は違えど、互いを高め合う友として!!」

 

一夏「っ!それを言われたら、断るのは野暮だよな。ちふ・・・・・織斑先生」

 

千冬「やれやれ、お前も友人に恵まれたものだ。いいだろう、クラス代表は織斑兄とオルコット、両名による模擬戦で決めるものとする!決行は三日後、各自万全の状態で望むように!!」

 

こうして、一夏とセシリアによる友人対決がクラス代表決定戦という形で行われることとなった。

 

 

 

 

 

 




セシリアは原作開始前に知り合って友人として出しました

セシリアとの出会いは後々番外編で出したいと思います
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