ISー無限の軌跡ー(スランプ中につき更新速度低下中) 作:ハマトラ
fate/goでスカサハとかジークフリート来てくれたのにアルトリアやアーチャーエミヤが・・・・・・
翌朝、空がやっと白んで来た頃、一夏は目を覚ます。隣のベッドでは蒼也が心地良さそうに眠っている。
時刻は午前4:30、一夏にとってはいつも通りの目覚めだった。
八葉一刀流を学ぶ様になってからの習慣で毎朝、この時間に起床して基礎体力をつける走り込みと素振りをしている。
一夏はジャージに着替えると立てかけてある愛用している刀『風切』を手に外に出た。
外は空は白んでいるが薄暗く朝もやが立ち込めていた。あらかじめ走るコースを記憶しておいた一夏は寮を出て学園の外周を一周するコースを走る。
学園が海に囲まれていることもあり、涼しい潮風が頬を撫でる。
走り終えた一夏は昨日の道場に入り風切を抜刀する。洗練された美しい流線状の刃が空を切り、風を斬る音が静かな道場に響く。一振り一振りから一夏がどれだけの鍛練を積んできたかが伺えた。
朝の鍛練を済ませた一夏が部屋に戻ると丁度蒼也が起きて制服に着替えていた。
蒼也「お、朝から頑張るな」
一夏「もう習慣になってるからな、ちょっとシャワー浴びてくる」
蒼也「おう、そうだ。ジョルジュから連絡来て、予定通りお前の専用機の調整が済んだってよ。放課後には届くらしいぜ」
一夏「わかった。放課後空けておく」
一夏はシャワーを浴びて汗を流すと制服に着替えて蒼也と部屋を出る。丁度隣の部屋のマドカとセシリアも部屋を出るところだった。
マドカ「あ、兄さん、蒼也」
セシリア「一夏さん、烏丸さん、おはようございます」
一夏「二人ともおはよう、これから朝飯?」
マドカ「うん、これから食堂に行くところ。兄さんと蒼也も一緒にどう?」
蒼也「そうだな、ここの食堂の飯美味いって聞いてたから楽しみだ」
一夏「じゃあ行くか」
四人が食堂に向かうと、すでに朝食を食べに大勢の生徒が来ていた。
マドカ「私と蒼也で取ってくるよ。兄さんとセシリアは何にする?」
一夏「そうだな・・・・・・・じゃあ日替わり和風定食で」
セシリア「私は洋食のAセットをお願いしますわ」
注文をマドカと蒼也に任せた一夏とセシリアは空いてる席を探していた。丁度四人座れる所を見つけると座って二人を待った。
一夏「流石はIS学園、寮もそうだけど食堂も凄いな」
セシリア「何せISを学ぶ為に世界中から集まりますからね、ここで優秀な成績を修めた方が国からお誘いを受けて代表候補生や国家代表になったというケースもありますのよ」
一夏「なるほどね」
セシリア「ところで一夏さん、先程からあちらの方にとても睨まれてますが?」
一夏としては気付かぬ振りをしてやり過ごしたいところだった。セシリアの指す先で朝食を取りながら凄い形相で睨む箒がいた。
殺気を隠そうともしないのか、周囲には恐かって誰も座ろうとしていない。
セシリア「確か篠ノ之さん、でしたか?一体何が?」
マドカ「兄さんの剣にケチつけて昨日喧嘩売ってきたんだよ」
丁度蒼也とマドカが朝食を持って来た。マドカは箒に対してあまり良い印象を持っていないらしく見かける度に敵意剥き出しで睨みつける。
セシリア「一夏さんの剣に?何が不満なのでしょう」
蒼也「どうにも、一夏が剣道を辞めたのが気に入らないらしいぜ」
セシリア「篠ノ之さんには個人の自由と言うものが理解出来ないのでしょうか?」
一夏「悪い奴じゃ無いとは思うんだけどな。っと、冷める前に食べるか」
四人はそれぞれの朝食に舌鼓を打っていた。
一夏「お、この鮭塩加減が絶妙だな」
セシリア「これは噂以上ですわね」
箒サイド
一夏は変わってしまっていた。
IS学園に入り、ようやく再会が叶ったと思ったのに剣道を辞めただと?そんなことがあっていいものか!!
しかも千冬さん似の自称妹や代表候補生とか言う自称友人の女を侍らせてあんな楽しそうに・・・・・・・
やはり剣道を辞めて心が堕落しきっている!
こうなったら私があいつを更正させてやるしかない、そうすればまたあの頃の様に・・・・・・・・私はお前の隣に・・・・・・・・
そうとも、あいつの隣にいるべきなのは私以外考えられないのだから
箒サイド終了
そして放課後、一夏は箒の静止を振り切り学園の正門前に来ていた。付き添いで千冬も来ている。
千冬「お前の専用機、カタログスペックは確認したが武装が近接のみとはピーキー過ぎないか?」
一夏「束さん曰く、『いっ君には心得の無い遠距離武装を持たせるより近接に特化していた方がいいだろうから』だって」
千冬「確かに使い慣れぬ武装を持っていても役に立たんからな」
一夏の専用機のカタログスペックについて話していると、一人の女性がモノレールから降りて来た。学園関係者というわけでもなさそうで、何より千冬はかつての教え子に似た顔立ちを見て一瞬硬直した。
クロエ「織斑一夏さん、織斑千冬さんですね?私は束様の助手をしておりますクロエ・クロニクルと申します。織斑一夏さんの専用機、『灰騎士』の最終調整が完了しましたのでお届けに参りました。」
クロエと名乗る女性が手に持つ布を取ると、そこには一本の太刀が包まれていた。
クロエ「こちらが灰騎士の待機形態になります」
千冬「待機形態には様々な形状があるが、まさか刀の形状があるとはな」
一夏は太刀を手に取る。全く重さ感じず、まるで自分の手足の様に扱いやすかった。
クロエ「カタログスペックに関しましては、事前に書類で提出した通りです」
千冬「ああ、確認している。」
クロエ「では、私はこれで・・・・・」
千冬「その前に私個人として聞きたいのだが・・・・・・"お前も"なのか?」
クロエ「・・・・・・・・ええ、最も私はあの子と違い失敗作ですが」
千冬「そうか・・・・・・・」
クロエはそれだけ言うとモノレールに乗り本土へ戻って行った。一夏は最後の会話の意味を聞こうと思ったが、自分の踏み込んではいけないことの気がしてあえて聞かなかった。
そして、箒の邪魔を悉くかわしながら残りの時間をISに慣れることと自己鍛練に費やし、とうとうクラス代表決定戦当日となった。
マドカ「・・・・・・・・なんでアンタがここにいるの?」
一夏側のピットには、千冬と応援に来たマドカと蒼也、そして無許可で入って来た箒がいた。
箒「私は一夏の幼なじみだ、居て何が悪い?」
マドカは怒りが頂点に達したのか箒に殴り掛かろうとしたが千冬に止められた。
千冬「落ち着け、無許可なのは私も解っている。自主的に退室する時間を与えてダメならこちらで対処する。今のお前はここの生徒でもある。問題を起こすな」
マドカは箒に殺気の篭った視線で睨みつけていつでも攻撃出来る距離を保って離れた。
蒼也「さてと一夏、勝算は?」
一夏「向こうのデータは見たし対策もした。後は出たとこ勝負だな」
マドカ「セシリアは強いよ。油断しないで」
一夏「解っているよ、そろそろか。来い、『灰騎士』!!」
一夏は左手に持っていた太刀を掲げる。太刀が光を放ち、そこには灰色の騎士が立っていた。
千冬「織斑、いや一夏、お前が今日までどれだけ厳しい鍛練を積んできたか、見せてもらうぞ」
一夏「ああ、織斑一夏、灰騎士行きます!!」
ピットから勢いよく、観客の歓声響くアリーナへ飛び出していった。
灰騎士の待機形態の太刀は閃の軌跡でリインの使っている太刀です
そろそろ他の二作も更新しなければと思う今日この頃・・・・・・・・