ISー無限の軌跡ー(スランプ中につき更新速度低下中)   作:ハマトラ

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一夏専用機

名称 灰騎士

第三世代機

騎神シリーズ

スペック

スラスター ウイングタイプ背部スラスター『灰翼』

武装 硬質実体刀『利剣・緋皇』

刀身付与型発火系ナノマシン『焔』

単一仕様 ????


武装説明

硬質実体刀『利剣・緋皇』
八葉一刀流を扱う一夏の為に束自らが完徹で作成した刀。蒼也の蒼騎士の武装にも使われている最硬質の人工鉱石が使われその強度は一級品。
刀身付与型ナノマシンにより炎を纏うことも可能となった。

イメージ 原作「閃の軌跡Ⅱ」より終盤から登場するヴァリマール専用のゼムリアストーン製の太刀



刀身付与型発火系ナノマシン『焔』
利剣・緋皇の内部に内蔵された核により刀身に炎を纏わせることを可能としたナノマシン。あくまで刀身付与型の為、ミステリアス・レイディの様な応用性と多様性は無いものの攻撃範囲拡張などの効果得られる。
ただし、一夏本人はまだ使い慣れていない為使わない様にしている。




第15話 クラス代表決定

歓声と拍手が鳴り止まぬ中、一夏がピットに戻ると蒼也とマドカ、そして千冬に出迎えられた。

 

マドカ「兄さん、お疲れ様!」

 

蒼也「上手く決まったな」

 

一夏は灰騎士を待機形態の太刀に戻して二人とハイタッチを交わす。

 

一夏「けど、途中で刀を落とした。近接武装があることを考えなかった俺のミスだ。まだまだ精進が足りないな」

 

千冬「改善点を理解しているならいい。IS戦闘においてはそれが敗北に繋がることもある、これから精進するといい」

 

不器用な千冬らしい賞賛を受けて一夏は更に鍛練を積み精進しようと意気込んでいた時だった。

 

箒「一夏!!!!」

 

怒気を孕んだ声がピットに響く。声の主はも無論、無許可でピットに居座り続けている篠ノ之箒である。

箒はピットから試合を見ては一夏の剣に対し罵詈雑言を叫び、事あるごとに「剣道をしろ!」と喚いていた。

喚くだけで実害はなかった為、マドカが何度か殴り掛かりそうになったが基本的に3人共無視していた。

 

箒「なんだあのふざけた剣の扱いは!!くだらん曲芸ばかり覚えおって!来い、その剣と一緒に捩曲がった根性たたき直してやる!!!!」

 

箒は一夏の手を引っ張り強引に連れて行こうとする。すると蒼也は一夏手を掴む腕を抑え、マドカはサイレント・ゼフィルスのビットを展開し包囲する。

 

箒「なんだ貴様らは。これは私と一夏の問題だ、部外者は引っ込んでいろ」

 

蒼也「そうもいかねぇな。俺らは一夏の護衛だからな、横で勝手吠えるくらいなら実害無いから見逃すがこればかりは見逃せねぇよ」

 

マドカ「それに、ここでは部外者はあんたの方。姉さ・・・・織斑先生が自主的に退出する機会を与えたから何も言わなかっただけ」

 

箒「だからなんだと言うのだ!そもそも、護衛をつけている時点で堕落している!!男なら・・・・・」

 

その先の言葉は続かなかった。我慢が限界を向かえたマドカが一夏掴む手を引きはがし、頭部に寸勁を打ち込んだ。

脳を揺らされた箒は軽く飛ばされ意識を刈り取られた。

 

マドカ「・・・・・・・・・あ」

 

千冬「やれやれ・・・・・・・私の方で上手く処理しておくが、次は無いぞ」

 

マドカ「ご、ごめんなさい・・・・・」

 

蒼也(なんだかんだで妹には甘いんだな)

 

そんなことを思っていた蒼也はこの直後に宝具『制裁下す書物(出席簿)』の一撃で沈められたのは言うまでも無い。

ちなみに箒は暴れすぎて壁に激突し自滅したことにされた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、教室に入るとすぐ昨日の模擬戦について聞かれた。先に来ていたマドカはセシリアと仲良く話している。

同じBTシリーズを使う者同士話題が合ったのだろう。

ちなみに箒の姿は無い、大事をとっての欠席となっているがピットへの無許可入室に対する謹慎が本来の理由である。

予鈴が鳴ってすぐ、麻耶と千冬が入ってきてHRが始まった。

 

麻耶「というわけで、1組のクラス代表は織斑君に決定しました!一繋がりで縁起がいいですね~」

 

蒼也「先生、人の名前で遊ぶと祟られるらしいですよ~」

 

麻耶「え!?私祟られちゃうのですか!!!!」

 

もちろん、嘘であるが麻耶は完全に信じてしまっていて顔を真っ青にしてオロオロし始める。当然嘘とわかっている千冬は頭を抱え、クラスの生徒からは癒しとして再認識された。

 

千冬「烏丸、山田先生は純粋なんだ。そういう質の悪い嘘はやめてやれ」

 

麻耶「え、嘘?・・・・・・・・え?」

 

混乱する麻耶を尻目に授業が始まった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

放課後、一夏のクラス代表就任祝いが食堂で行われた。千冬も許可済みで他の組からも数名来ている。

ちなみに箒はこの場にもいない。ピットでの件もあり、部屋で謹慎させている上に千冬が見張っている。

 

一夏「しかし、凄い集まりようだな」

 

セシリア「無理もありませんわ。話題の尽きぬたった二人の男性操縦者、その一人が代表候補生を下しクラス代表になったとなれば」

 

一夏のIS稼動時間は代表候補生に比べたら微々たるもので普通であれば到底勝つことなど出来ない。

八葉一刀流、剣術の鍛練を積んでいなければ勝敗は逆となっていたであろうし、セシリアとの出会いも無く、言い争いから戦うことになっていただろう。

 

??「はいは~い、ちょっと失礼しますね~」

 

参加者達と話していると上の学年のリボンを着けた女子生徒が割って入ってきた。

 

薫子「どうも~私は黛薫子、『清く正しく』がモットーの新聞部よ!」

 

一夏「えっと・・・・・黛先輩?そのモットーは色々アレな気が・・・・」

 

薫子「気にしたら負け!ってわけで取材させてね~」

 

マドカ「なんか・・・・・面白い人だね」

 

セシリア「ですわね・・・・・」

 

こうしてどこから現れたか、新聞部を名乗る先輩の取材を受けることになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

薫子「まず最初に、オルコットさんと戦った感想を聞かせてくれる?」

 

一夏「強かったです、本当に。下手をすればこちらが負けていました。セシリアとはこれからも互いに切磋琢磨し合う良い友人でいたいです」

 

薫子「お~、では今回は惜しくも負けてしまったオルコットさんにも感想を聞かせてもらおうかな?」

 

セシリア「はい、今回は負けてしまいました。ですが、私もこのままではおりません。いつか更に力を磨きリベンジしたいと思いますわ!」

 

薫子「いいね~!良き友!良き好敵手!そういう熱い展開大好物よ!!じゃあ最後に織斑君、近い内に行われるクラス対抗戦に向けて意気込みを一言!」

 

一夏「意気込み・・・・・・・・『この手で道を切り開く!』、これでどうですか?」

 

薫子「グッド!!まあアレな時は捏造するつもりだったけど、これでいいかな」

 

色々と聞いてはいけない様なことが聞こえた気がしたが、敢えて聞かなかったことにして最後に参加者全員で記念撮影してお開きとなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

就任祝いも終わり、片付けを済ませ一人寮へ戻ろうとした蒼也は長く続く廊下を歩いていた。

 

蒼也「・・・・・・・・・そろそろ出てきてくれないか?」

 

蒼也は後ろの廊下の曲がり角に視線を向ける。、隠れていた人物が顔を出した。水色の短髪に目を引く赤い瞳、学年は上だが同い年くらいの女子生徒だった。

 

??「驚いたわね、気配は完全に消したつもりだけど?」

 

少女が手に持つ扇子を開くと達筆な字で『尾行失敗?』と書かれていた。どういう原理かと蒼也も思わずツッコミを入れてしまいそうになった。

 

蒼也「そうか、あんたが更識の現当主のここの生徒会長か」

 

楯無「流石は亡国機業、話が早いわね。改めて、更識家現当主兼この学園の生徒会長、更識楯無よ」

 

扇子を閉じて再び開くと、今度は『大正解♪』と書かれていた。ツッコムと負けな気がした蒼也は敢えてツッコミを入れなかった。

 

蒼也「ただ挨拶にってわけじゃねぇだろ?」

 

楯無「ちょっとした確認だけだから身構えないで、烏丸蒼也君。それともクロウ・オルディス君って呼んだ方がいいかしら?中東の小国『ジュライ』の生き残り君」

 

蒼也「!!・・・・・・・よく調べたな。俺の過去に関するものは統括が処分したはずだが?」

 

蒼也の顔色が変わる。烏丸蒼也とは、亡国機業に引き取られた際につけられた新しい名前で本来の名はクロウ・オルディス、かつて中東にあった小国『ジュライ』の人間だった。

 

楯無「それが家の生業だからね。安心して、外には漏らさないから。確認したいのはあなたが何故亡国機業のエージェントになったか。もし故国を潰して乗っとった連中に復讐が目的なら・・・・」

 

蒼也「それは無い、断言する。エージェントになったのはスラムで飢え死にしそうになったのを統括に拾われたから。似た理由で亡国機業に入る連中は結構いる」

 

楯無「本当に?」

 

蒼也「この件に関しては嘘は言わない」

 

楯無「ならいいの、ごめんなさい。生徒会長の立場上、不穏因子は排除しないと・・・」

 

蒼也「色々大変だな、生徒会長も」

 

楯無「わかる?そうなのよね~今回だって虚ちゃんの目盗んで・・・・」

 

?「私が・・・・・・何か?」

 

次の瞬間、楯無はロープで徹底的に拘束されて背後にいた女子生徒に担がれた。

 

?「全く、油断の隙もありませんね。まだ今日中にまとめていただく書類があるんですよ!」

 

楯無「虚ちゃん!どうか慈悲を・・・・・・・慈悲を~」

 

?「サボり魔に慈悲はありません!」

 

楯無は虚と呼ばれていた女子に連行され、蒼也も呆気に取られながら自分の部屋に戻っていった。

そしてーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

??「ここがIS学園・・・・・・・あいつら、元気してるかしら?」

 

一人の少女が、学園の門をくぐった。

 

 

 

 




ちょっと蒼也の過去に触れてみました、詳しい内容はまたいずれってことで

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