ISー無限の軌跡ー(スランプ中につき更新速度低下中)   作:ハマトラ

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タイトルの通りドイツの黒兎登場です


ドイツの黒兎と恋人との再会
第23話 ドイツから来た黒兎


ゴールデンウィーク、一夏とマドカと鈴音は外出許可を出して親友の弾の実家で馴染みある五反田食堂に来ていた。

マドカと鈴音は妹の蘭とガールズトークに花を咲かせ、一夏は弾とゲームしながら遊んでいた。ちなみにまだ鍛練禁止令は解かれていない。

 

弾「どうよ、学園での生活は?」

 

『スタ○ドのパワーは全開だっ!!』

 

一夏「思っていた程苦労はしてないかな、視線を除けば・・・・・・」

 

『裁くのは、俺のス○ンドだ!!!!』

 

ゲームをしながら近況を話し合う二人、学園の襲撃に関しては箝口令が敷かれているので話さなかった。

 

『ザ・ワー○ド!!時よ止まれ!!!!』

 

弾「そうだ、飯食ってくだろ?」

 

『ロードローラーだっ!!』

 

一夏「ああ、久しぶりにここの野菜炒め食いたくなったところだしな」

 

『俺が時を止めた・・・・・』

 

『○太郎ぉおおおおおおお!!!!』

 

 

弾「な!!カウンター成功してた!?」

 

一夏「まだまだ甘いな!」

 

ゲームも一段落したところで蘭が呼びに来た為、中断して昼食を食べに行った。

 

 

その頃、学園の地下区間、ここには一部の教師以外立入禁止のフロアや厳罰対象用の懲罰房が配備されている。

その懲罰房のフロアに二つの足音が響いていた。

 

千冬「赴任早々面倒事を押し付けて済まないな。何せ私達では手に負えそうに無い奴なのだ」

 

??「気にしないで!ちーちゃんとは高校の時からの付き合いでしょ?」

 

千冬「ふっ私をそう呼ぶのはあの馬鹿とお前くらいだよ」

 

二人はロックと表示された部屋で立ち止まる。ここにはある生徒が拘留されている。罪状は大勢の生徒を巻き込んだ危険行動、利敵行為。

ロックを解除して入ると、部屋の隅でうずくまる一人の女子生徒、その目からは生気を感じられない。想い人から軽蔑の目で睨まれ、失望された事へのショックで食事もまともに摂っていなかった。

 

??「これは・・・・・・・思ったよりも重傷だね」

 

小柄な少女?が部屋に入り、女子生徒、箒に近付く。人の気配を感じた箒が顔を上げると、中学生と見間違う背丈の女性がいた。

 

トワ「初めまして、篠ノ之箒ちゃん。私は九重永遠、永遠って書いてトワって読むの!今日から臨時養護教員でこの学園に赴任してきたの、よろしくね」

 

箒「・・・・・・・・・」

 

返事は無い、ただジッとトワを見ている。

 

トワ「箒ちゃんの専属カウンセラーも勤める事になったから、これからお話聞かせてね!」

 

箒は特に反応すること無く、再び顔を伏せてしまいトワは外で待機している千冬の元に戻ると部屋は再びロックされた。

トワは別の部屋で千冬から事情を聞く事にした。

 

 

 

 

 

 

トワ「そっか・・・・・・・好きな子に振り向いてほしくて空回りしちゃったんだね」

 

千冬「あいつは元々一夏に依存し過ぎていた。それが要人保護プログラムで引き離され各地を転々としたことで悪化したのだろう」

 

トワ「可哀相な子、だね・・・・・・・・・うん、私にどこまで出来るかわからないけど精一杯やらせてもらうよ!」

 

千冬「お前がここに来てくれて助かるよ。さて、私はちょっと用事があるから少し失礼するよ」

 

トワ「用事?」

 

千冬「ああ、私の元教え子の転入手続きだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゴールデンウィークも明けて、一夏は整備の終わった灰騎士を持って登校した。教室に入るとマドカがセシリアや友達と楽しそうに雑談して蒼也がクラスの生徒代表癒しキャラに指定されてる布仏本音とブレードというカードゲームで盛り上がっていた。

いつもの何気ない光景、一つの空席を除けば・・・・・・・

その席に箒はいない、今も懲罰房の一室に入れられている。

どこか箒に同情してしまっている自分がいることに気付いて自分を叱責する。覆水盆に返らず、彼女はそれだけの過ちを犯したのだと言い聞かせて席につくと、丁度真耶と千冬が入ってきた。

 

真耶「皆さんおはようございます!SHRを始める前に、今日から転入生が来ます!」

 

教室の教卓側の扉が開いて、入ってきたのは眼帯をつけた綺麗な銀髪の少女だった。制服の外見がどこか軍人仕様になっている。

 

ラウラ「ドイツ軍特殊IS部隊"シュバルツェア・ハーゼ"隊長のラウラ・ボーデヴィッヒ、階級は中佐だ。先月政府よりドイツ国家代表候補生に任命され、恩師の織斑千冬教官の誘いもあり今日からこのIS学園に入ることになった。軍での生活が長い事もあって世俗に疎い所があるがこれからよろしく頼む」

 

少女、ラウラの自己紹介に教室がざわつく。シュバルツェア・ハーゼ、通称『黒兎隊』は結成して1年足らずで要人警護も任される精鋭、エリート中のエリート、ISに携わる者ならば一度は耳にする名前だ。

そして自己紹介を終えたラウラが向かったのは、一夏の前だった。

 

ラウラ「確認したい、お前が織斑一夏か?」

 

一夏「?・・・・そうだけど?」

 

ラウラ「済まない、試させてくれ」

 

次の瞬間、銀閃が軌跡を描いて一夏に襲い掛かる。一夏は手元の灰騎士の待機形態の刀の柄で迫るナイフを防ぐ。するとラウラは左手の袖からもナイフを出して突きつけると、鞘を打ち付けて弾いた。

 

ラウラ「!!驚いたな、一撃目は避けられるとは思っていたが・・・・・・・二撃目まで止められるとは思わなかったぞ」

 

一夏「いきなりだな、俺に恨みでもあるのか?」

 

ラウラ「いや、教官の弟も武術の心得があると聞かされてな。是非試したくなったのだ」

 

一夏「なるほど、けど時と場所を考えた方がいいぞ」

 

そう言われラウラが周りを見ると、千冬は頭を抱えて生徒も真耶も呆然としていた。

 

ラウラ「・・・・・・・・・・・・あれ?」

 

ラウラは周囲の反応に戸惑い、首を傾げた。

 

千冬「はぁ・・・・・・・・・・・・ラウラは特殊な出自でな、本人も言った様に世間知らずな所がある。すまんが、フォローしてやってくれ。それとラウラと織斑兄妹、それと烏丸は後で私の所へ来てくれ」

 

こうして、色々な意味での衝撃を残したままSHRが行われた。

 

 

 

 




ラウラは千冬への崇拝も無く正しくいい子に育っています。

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