ISー無限の軌跡ー(スランプ中につき更新速度低下中) 作:ハマトラ
BGMはfate/goより イスカンダル宝具専用BGM「You are My King」がイメージです
ようやく第六特異点まで来れた~と思ったら序盤からエネミーが強いのなんの・・・・・・・人理定礎値EXやばいです・・・・・・・・
しばらくは既存鯖強化を優先しようかな・・・・・・・・ガチで今の面子のレベルじゃ死ねる
向けられた切っ先に反応したのか、偽暮桜は雪片を模した太刀を構え直す。千冬も手に持つ大振りの剣を同じ型で構える。
そして次の瞬間、両者同時に動き出してアリーナ中央でぶつかり合う。衝撃の余波が周囲に巻き起こる。
現役を退いて尚衰えぬ千冬の剣圧は一夏達が防ぐのでやっとだった偽暮桜の一振りと互角だった。太刀を引く偽暮桜は流れる動きで下段から袈裟斬りを繰り出すと千冬は剣を地面に突き立て、剣の腹を盾代わりにして防ぎ柄を軸に回転しながら回し蹴りを側頭部に打ち付ける。
怯んだところに更に拡張領域から取り出した一対の機械槌で追撃を仕掛ける。
太刀で機械槌を防ぐが、質感ある千冬の持つ剣とは違い細身の太刀で防ぎ切れず吹き飛ばされてアリーナの壁に激突する。
瓦礫を吹き飛ばして猛スピードで迫る偽暮桜、千冬は機械槌を拡張領域に戻して地面に突き立てた剣を引き抜いて偽暮桜の太刀を防ぐ。
剣を通じて迸る衝撃からその一撃の重さを感じ取れた。
千冬(太刀筋から体捌きまで完全に現役時代の私だな・・・・・・その分動きが読みやすい!)
止めどなく繰り出される連撃を的確に捌く千冬、太刀を弾いて出来た隙を斬り体勢が整わぬまま中空に投げ出される偽暮桜に千冬は拡張領域から突撃槍を取り出して投擲の構えを取った。
千冬「突き穿て!!」
勢いよく投げ出された槍は真っすぐ偽暮桜に向かって飛んでいく。直撃の寸前に強引に身を捩らせて急所を外すが肩部分に命中して一部の装甲が砕ける。
砕けた箇所からシュバルツェア・レーゲンの装甲の一部が一瞬見えたがすぐに黒い泥の様なもので埋もれてしまう。
千冬「ちっ!せめてラウラだけでも先に助けられたら・・・・・・・・」
一夏「八葉一刀流、七の型!"夢想覇斬"!!」
偽暮桜が体勢を立て直して迫るその時、自分のすぐ脇を駆け抜ける影に気付く。次の瞬間、偽暮桜の後方に太刀を納刀する一夏がいた。
そしていつの間にか偽暮桜の胴体に斬り傷が生じて、切れ目からラウラが現れる。そしてマドカが瞬間加速で一気に近づくと、切れ目が再生する前にラウラを機体から引きはがした。
一夏「これで思う存分戦えるだろ?千冬姉」
マドカ「姉さん!そんな偽物叩き斬っちゃえ!!」
二人なりの声援を受けて、成長している弟妹に元気づけられる。
千冬「ふ・・・・・・・剣を振るうくらいしか取り柄の無い駄目な姉だが・・・・・弟妹の前で無様を晒すわけにはいかんよな!!」
千冬は剣を構え、瞬間加速で距離を詰めて斬り、再び瞬間加速で距離を詰めて斬る。縦横無尽に駆け抜けて幾度と無く斬りつける。
千冬「これが私の最終奥義!"激獣乱舞"!!!!」
最後に千冬の渾身の一振りが偽暮桜を真っ二つにして、その体はボロボロと崩れ落ちて、跡形も無くなり、その場には待機形態となったシュバルツェア・レーゲンだけが残された。
その後、ラウラは医務室に搬送されたが命に別状はなかった。使っていた第三アリーナは防護設備の重大な不具合が見つかったという事にされ、使用禁止状態となっている。
千冬は真耶にシュピーゲルを返してすぐにドイツ政府を問い詰めた。しかし、ドイツから返ってきたのは、演技では無い本当の意味での驚愕と困惑だった。
『ボーデヴィッヒ中佐の専用機にそんなものを積ませた覚えはありません!すぐに原因究明を急がせます!!』
との事だった。その翌日、ドイツ政府から連絡が届き、原因を知る事になる。ラウラの専用機を整備していたハンガーにハッキングの痕跡が発見された。
ハッキングされたのは丁度、ラウラの来日数日前の事だった。ハッキングコードを解析させたところ、ある人物の名前が浮上した。
名は"ゲオルグ・ワイスマン"、かつてドイツ軍の軍事研究者だったが、恐ろしい実験を行い、軍を追放された男、つまりラウラを生み出した張本人だ。
話の流れ上、千冬はラウラの出自を一夏達に説明した。全員、怒りと驚愕に満ちた表情になり、一夏は怒りを抑えきれなかった。
一夏「ふざけんな!!なんだよそれ!!!!!!」
一夏の怒りは完全に頂点に達していた。知り合って日が浅いがついこの前まで見てきたラウラは世間知らずなところはあれど義理堅く、友達思いでとても純粋な普通の女の子だった。
それを自分の都合で生み出し、消そうとして、そして今回、理由は解らないが使い捨ての道具の様に扱った。
一夏「人間を!命をなんだと思ってるんだ!!こんなの・・・・・・・・こんなの、人のする事じゃありませんよ!!!!」
一夏の怒りが爆発しかけたその時、どこからか着信音が鳴り響く、蒼也が慌てて取り出したのはプライベート用の携帯だった。
蒼也「ヨシュアか?・・・・・・・ああ、こっちの情報はそっちにも届いて・・・・・・・・・・お前今何つった?」
蒼也の顔が強張り、次第に血の気が引いて真っ青になっていく。
蒼也「解った、こっちから伝える。とりあえずお前は待機な」
蒼也は携帯を切るとポケットに戻してため息をついた。
蒼也「とりあえず、先に言うとだな。・・・・・・・・お前らの怒りもすぐ吹っ飛ぶ」
全員「「「・・・・・・・・・・は?」」」
蒼也「そのゲオルグって奴?すぐ死んだ方がマシだって思う筈だぜ。だって
亡国機業(ウチ)で絶対怒らせちゃいけない怖~い人達の逆鱗に触れちゃったんだからな・・・・・」
その頃ドイツ国境の上空、そこを亡国機業のチャーター便が飛んでいた。その便には二人の女性、アメリカの双璧と呼ばれたスコール・ミューゼルとオータム・レインが大気が震えるんじゃ無いかという様な凄まじい怒気を剥きだしにしていた。
気まぐれ企画
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