ISー無限の軌跡ー(スランプ中につき更新速度低下中) 作:ハマトラ
Twitterでのガンプラ活動がかなり本格化して消化すべき積みもあり気付けば大晦日・・・・・・来年こそは更新する時間と余力を残したいです
とりあえず外伝でもいいから更新せねばと・・・・・・・
ってわけで時間戻して鈴が中国に帰る前の大晦日になります
時間を戻して中学最後の大晦日の夜、一夏はマドカを連れて何時もの神社に来ていた。
神社に到着すると鳥居の前にはすでに弾、数馬、蘭、鈴が集まっていた。
弾「お、一夏~マドカ~こっちこっち~」
一夏「悪い、待たせたな」
一夏がマドカと共にいつもの面子に加わった次の瞬間ーーーーーー
一夏「そぉいっ!!!!」
弾「ガビバラッ!!!!」
弾に不意打ちのラリアットをキメると完全に不意を突かれていたため首にクリティカルヒットした。さらにーーーーーー
鈴「イヤーッ!」
弾「アバーッ!」
ラリアットで体勢の崩れた弾の背後に回り込んだ鈴音のジャーマンスープレックスが炸裂した。
鈴「ナイスラリアット!」
一夏「ナイスジャーマン!」
まるで打ち合わせしていたかの様に連携技をキメた二人は何時もの調子でハイタッチする
弾「殺す気か!!!!」
数馬「あ、生きてた」
コンクリートに脳天直撃したにも関わらず弾は頭をおさえながらも平気そうにしていた。ちなみに初めてくらった中学の始めの頃はその日の記憶が飛んだりしていたらしい
蘭「兄は頑丈さ"だけ"は化け物だからね~」
マドカ「この前五反田のおじさんにアギト式ライダーキックされてもほぼ無傷だったんだよね?」
弾「俺・・・・・・・泣いていい?」
誰にも同情されず弾は一人男泣きするが誰も気に止めることはなく神社に入って行った。
神社には露店が並んでおり、様々な人で賑わっていた。片隅の小さいステージではお笑い芸人らしい青年が持ち芸を披露していたり、見覚えのある男性が『自分こそ神だぁ!!』と狂った様に笑っていて医師らしき青年に鎮静剤を打たれて連行されたり、何故か麻婆豆腐の出店があり店の前が死屍累々となっていたりしていた。
一夏「毎年ながら凄い人だな」
数馬「そういや千冬さんは?」
マドカ「姉さんは学園の方の忘年会で結構無茶振りされてるって」
一夏「なんかやたらカラオケでLISAの曲歌わされてるみたい」
鈴「千冬さん・・・・」
ちなみにその頃当の本人は酒の勢いでノリノリになっていたが"何故か"そのことを話そうとする者はいなかったがそれは別の話
数馬「お、あれはHGペーネロペー!?どこも売り切れて諦めてたんだ、ちょっと買ってくる!」
弾「RGνガンダムもあるじゃねぇか!俺も買ってくる!」
一夏「あ、おーい除夜の鐘には間に合わせろよ~」
その時ふと携帯を見ると、着信が来ていた。
一夏「・・・・・悪い、ちょっと電話来たから行ってくる」
鈴「・・・・・いいよ、早めにね」
一夏は境内の裏手で通話にする
『・・・・・久しぶり、一夏』
一夏「久しぶり、シャル、元気そうでよかった」
去年フランスで出会い、遠距離恋愛を続けている恋人シャルロット・デュノア、事情が事情だけに中々連絡を取れていなかった為、久しぶりに声が聞けて一夏も内心嬉しかった。
一夏「そっち騒がしいけどお祭り?」
シャル『うん、デュノア社での忘年会兼新年会、母さんがお酒で何時も以上にテンション上げちゃって・・・・・・』
一夏「あはは・・・・・アリアさんも変わらずみたいだな」
何気ない会話や近況報告で二人は盛り上がっていた。そんな一夏を遠目からこっそり鈴音が覗いていた。
想いを寄せる彼が普段しない様な表情に鈴音は隠れながら胸の痛みを堪えていた。
シャル『それじゃ、母さんそろそろ止めに行くから』
一夏「あぁ、日本に来たらまた会おう」
シャル『うん、絶対会いに行くよ』
一夏は携帯を切って、露店の喧騒の中に戻ろうとしたとき、境内の角から鈴音が顔を出した。
鈴音「一夏おっそーい!電話にどんだけかかってんのよ!」
一夏「ぅお!鈴びっくりさせるな・・・・・・何かあった?」
鈴「・・・・・・別に、それより弾と数馬がどっちがガンプラ早く作れるか勝負とか言い始めたから止めるの手伝ってよ!」
鈴音に強引に手を引っ張られて行く、一瞬表情に陰りを見せた気がしたが触れて欲しくないのだろうと察してそれ以上聞かなかった。
その時、神社の方から鐘の音が鳴り響いた。年が明けて、新しい一年が始まり露店にいる皆も手を止めて馴染みある鐘の音を聞いていた。
そして弾達と合流した一夏と鈴音は、皆と毎年の始めの挨拶を交わした。
「明けましておめでとう!」
今年は全く更新出来ず申し訳ないです・・・・・・・
来年こそは更新速度早めたいですね
Vtuberの.LIVEのアイドル部の配信にもはまりました、今年は楽しみが色々増えて楽しい一年でした
それでは皆さん良いお年を!