世界の半分以上は魔物に襲われたりそうでなかったり…
人々は困り果てた
誰か世界を救う勇者はいないのか
誰もがそう言った…はず
しかし一向に勇者は現れず
世界は絶望、諦めモードに突入しかけた
その時、一つの光が差し込んだ…
と言うような、少しかっこいい前書き
???『もうこれしか選択肢がないんだ…』
???『おいっ!待てよ!』
???『……みんな本当に今まで
ありがとう
~プロローグ~
とんぺい
『うわあああ!!』ガバッ
とんぺい
『…はあ、またあの夢か。なんなんだ一体?…まあいいか。しかし今日はなにするかな~…とりあえず散歩いこ』
名前…とんぺい
職業…ニート
趣味…散歩
特技…勢い任せ
一応、物語の主人公的な立場的なそのなにか。
~はじまりの街~
がやがや…
がやがや…
とんぺい
『…平和だねぇ まあ周辺に魔物がいない数少ない街だしな。』
武器屋のおっさん
『おう!とんぺいじゃねぇか!なにやってんだ?職でも探し始めたか?』
名前…武器屋のおっさん
性格…てやんでい
座右の銘…早起きは三文の徳
ここ、はじまりの街の武器屋を営む。
とんぺいとはそれなりの付き合い。
とんぺい
『違ぇよ。散歩だよ ヒマなんでね』
武器屋のおっさん
『ヒマなら職に就けってんだ!まあ、でも…街の外に出るなら武器が必要だぞ!この[鉄の剣]買っていくか!?』
とんぺい
『いらねぇよ この辺で魔物なんか出ないからね。見た事もないし。…そもそも金がないし』
武器屋のおっさん
『この街だっていつ魔物に襲われるかわかんねぇだろ!まあ、金がねぇんじゃ用ねぇけどな!』
とんぺい
『はいはい。金なし用なしの俺はのんきに散歩の続きでもして…
きゃあああああ!
武器屋のおっさん
『な、なんだ!?』
とんぺい
『あっちからだ!行くぞ!』
………………………………
………………………………
武器屋のおっさん
『な、なんだあの生き物は!女が襲われそうだ!ど、どーしよう』ソワソワ
とんぺい
『…おっちゃん!この剣借りてくぞ』
武器屋のおっさん
『あ!ま、待て!危ねぇぞ!』
ニュライムが現れた!
とんぺい
『な、なんだ?この青いぷよぷよした奴は?これが魔物か?』
ニュライムの攻撃。べち!
とんぺい
『ぐわっ 痛い…くそっ!反撃だ!くらえ!』
とんぺいの攻撃。シュッ!
ニュライムはひらりとかわした。
とんぺい
『くそっ!避けられた』
ニュライムの攻撃。
痛恨の一撃。
べちべち!!
とんぺい
『ぐわっ!くそ!このままじゃやられちまう!』
武器屋のおっさん
『剣の使い方がなっちゃいねぇ!相手をよく見ろ!そして構え方だ!左手は添えるだけ!そして敵の急所に狙いを定めて置いてくるように…斬りかかるんだ!』
とんぺい
『!?…敵をよく見る。左手は添えるだけ。急所に置いてくるように…斬るっ!』
とんぺいの攻撃。ズババッ!!
会心の一撃。
ニュライムを倒した。
タラタタッタタッター♪
とんぺいのLVが2になった。
とんぺい
『よしっ!倒したぞ!』
(それになんか強くなった気がするな)
女
『あの、危ないところを助けていただきありがとうごさいます!…あれ?もしかして…とんぺい君!?』
とんぺい
『ん…あっ!エ、エリー!?』
エリー
『うん!そおだよっ 覚えててくれたんだ !嬉しいっ♪すごい久しぶりだねっ』
とんぺい
『いやーほんとに久しぶりだな!』
(忘れる訳ねぇだろ!俺の初恋の相手を!)
名前…エリー
顔…かわいい
スリーサイズ…秘密
趣味…裁縫
とんぺいの初恋相手…らしい。
エリー
『でも、全然見ない間にすごいたくましくなったね♪』なでなで
とんぺい
『!?』
(お、俺の頭をなでなで…だと!?…やばい。はぁはぁ…気持ちいい。理性が…はぁ…飛びそうだ)
武器屋のおっさん
『お取り込み中悪いんだが、ちょっといいかい?』
とんぺい
『はぁはぁ…あっ?なんだよ!?』
(このくそジジィ…邪魔しやがって!イキそうだったのに…)
武器屋のおっさん
『単刀直入に言わせてもらうけどよ…とんぺい。おめぇはもしかして勇者…じゃねぇか?』
とんぺい
『はぁ!?勇者っ!?』
武器屋のおっさん
『そう!勇者!あの戦いのセンス!そしてなによりその希望に満ち溢れた眼差し!昔、俺の爺さんに聞かされた話にピッタリなんだ!』
街の人々
『え?勇者様だって?』
『あの伝説のか?』
ざわざわ…
とんぺい
『い、いやいや、ちょっとまてよ。』
(勘弁してよ~。センスだ?青い奴とどっこいだっただろうが!勇者とか言ったら、旅に出てすげー強いバケモンと戦うんだろ?…無理無理。違うってハッキリ言っとこ。)
とんぺい
『いやーあのね、俺はそんなんじゃ…
エリー
『え…?勇者…様?』ポッ
とんぺい
『んんっ!?』
(なになに!?なんで頬を赤らめてんの!?気になっちゃうじゃんか!)
エリー
『とんぺい君、勇者様なの?…かっこいい』ポッ
とんぺい
(…はい、決定。勇者やりまーす。魔物とかどーでもいい。愛の力には逆らえません。これで勇者を名乗り、エリーと念願の…ふふふ)
武器屋のおっさん
『どうなんだ?おめぇは何者なんだ?』
とんぺい
『ゴホンっ えー、隠すつもりはありませんでした。』
ざわざわ…
とんぺい
『今まで魔物に見つからぬよう息を潜めておりました。が、しかし!この街にも魔物が来た以上、事態は一刻を争うようです!僕は戦います!僕は…勇者だっ!!』
ざわざわざわざわ…
武器屋のおっさん
『やっぱりおめぇは…いや、勇者とんぺい!この世界を救ってくれ!』
街の人々
『わぁぁぁ!勇者様!勇者様!勇者様!勇者様…』
とんぺい
『神に…世界の人々に誓おう!この世界は僕が守るっ!』
とんぺいは剣を空高く掲げた
そして伝説が始まった。
~プロローグ完~