勇者とんぺいの冒険   作:にらりめっこ

12 / 19
前回のあらすじ


やっと冒険っぽくなってきたとんぺい一行。しかし情報収集すらまともに出来ないクズの集まり感が半端なく漂ってしまっている…

やる気出して!


第十章 「情報収集」

 

 

 

~城下町~

 

 

 

………………………………

 

………………………………。

 

 

看板

【美味しい海鮮取り揃えております!この先、曲がってすぐ!お待ちしております! スタッフ一同】

 

 

スーザン

『海鮮料理…確かそこには…とんぺいさんが…行ってみますか。』

 

 

………………………………

 

………………………………。

 

 

 

 

~海鮮料理屋 前~

 

 

 

ざわざわ…

 

 

 

スーザン

『ん?なんだか騒がしいですね。』

 

 

 

兵士

『こら!大人しくついて来い!!』

 

 

とんぺい

『っざけんな!!離せっ!!』

 

 

スーザン

『えぇ!?なんで捕まってるんですか!?』

 

 

 

兵士

『オラっお前らもだっ!!』

 

 

ぴーやん

『ちょ、ちょっと待て!話をきいてくれ!』

 

キャス

『うわ~ん!なんでこうなるのよ~』

 

 

 

スーザン

『…しかも皆さんお揃いで…。』

 

 

 

とんぺい

『離せって!わかんねぇやろう達だな!!……………あっ!!スーザン!』

 

 

 

スーザン

『…はぁ。一体なにをやっているんですか?』

 

 

とんぺい

『理由はあとで話す!…とりあえず5800ゴールドくれ!』

 

 

スーザン

『…理由は全て察しました。』

 

 

 

……………………………………

 

……………………………………

 

……………………………………。

 

 

 

とんぺい

『いやー!あぶねえあぶねえ!どうなるかと思ったぜ!』

 

スーザン

『…はぁ。ちゃんと予算を考えて下さい。』

 

ぴーやん

『ほんとだ!この大馬鹿野郎!』

 

キャス

『はぁ。ほんっと呆れるわ~』

 

 

スーザン

『…いやいや、皆さんにも言ってるんです。…まあ、それはさておき、ここのお城に入るのに勇者の証が必要なんです。』

 

 

とんぺい

『はぁ?城に入るだけで証が必要なのか?変なとこだなぁ』

 

 

スーザン

『まあ、それだけ厳重ということでしょう。中を自由に出入り出来るのは城の者だけらしいですからね。』

 

 

とんぺい

『ふーん。まあ行ってみるか』

 

 

 

 

~オオサカ城 城門~

 

 

 

とんぺい

『ほれ。』ちらっ

 

とんぺいは勇者の証を見せびらかした。

 

 

兵士

『おお、これは勇者様!どうぞお通り下さい。』

 

 

スーザン

『便利なもんですね。』

 

 

とんぺい

『じゃ、行ってみるか!』テクテク…

 

ぴーやん

『ご苦労さん!』テクテク…

 

キャス

『毎度毎度、門番は大変だね~頑張ってね~♪』テクテク…

 

 

スーザン

『…門番の方、ちょっとお聞きしたい事が』

 

 

兵士

『はい?どうされました?』

 

 

スーザン

『先ほどここに、赤い髪の旅人さんが訪ねて来ませんでした?』

 

 

兵士

『ああ、来ましたよ。しかし城内には、城の者か証を持った勇者様しか入れないとお伝えしました』

 

 

スーザン

『その方は何をしにここへ…?』

 

 

兵士

『うーん。私もよく分からないのですが…この城の姫に会いたいとの事でした』

 

スーザン

『…姫様に?』

 

 

兵士

『ええ。ですがこの城に姫はおりません。それを伝えたらすぐ帰ってしまわれました。…その旅の方とお知り合いですか?』

 

 

スーザン

『あ、いえ!なんとなく気になってしまったもので……ありがとうございました』テクテク…

 

 

兵士

『…変わった人だなぁ』

 

 

 

 

 

~オオサカ城 城内~

 

 

 

とんぺい

『おい、スーザン!遅ぇよ!なにやってたんだ!?』

 

スーザン

『ごめんなさい。兵士さんとちょっと世間話を』

 

ぴーやん

『このタイミングで兵士と世間話って…変わった奴だな。』

 

 

キャス

『ああ…みんな気にしないで。たまーに、私でも理解に苦しむ時あるから。』

 

 

とんぺい

『ったく。早く行くぞ!とりあえず王様かなんかに会うんだろ?』

 

 

スーザン

『その通りです。とんぺいさんにしては冴えてますね。』

 

 

とんぺい

『なめんなっ!クソがっ!』

 

 

 

 

……………………………

 

……………………………

 

 

 

 

~オオサカ城 3F~

 

 

 

王様

『おお!勇者達よ!よくぞ参った!』キラッキラッ

 

 

とんぺい

『…でぶ。ひげ。金ぴかアクセサリー。…いかにも王様って感じだな』

 

 

スーザン

『とんぺいさん!失礼ですよ!』

 

 

王様

『はっはっは!気にするな!それより今日はどういった用件だ?』

 

 

スーザン

『王様、単刀直入に言わせて頂きます。……今日は魔王の事について聞きに参りました。』

 

 

王様

『!?……もうそなた達の耳にも入っておったか…さすが勇者一行だな。』

 

 

スーザン

『…はい。』

 

 

王様

『しかし…実際のところ魔王の事についてはわしもわからんのじゃ…』

 

 

ぴーやん

『うーん、大国の王でも知らんとは…先が思いやられるな。』

 

 

王様

『力になれず申し訳ない…。』

 

 

スーザン

『いえ、王様。気になさらず。』

 

 

 

王様

『………おっ、そうじゃ!魔物に詳しいじいさんの事なら知っておるぞ!そのじいさんなら何か魔王の情報を知っておるかもしれん!』

 

 

スーザン

『本当ですか!?』

 

 

王様

『ああ、この城より南に行ったところにある、ワカヤマ村という小さな村じゃ。』

 

 

ぴーやん

『ワカヤマ村…?』

 

とんぺい

『まあ、行ってみるしかねぇだろ』

 

スーザン

『そうですね。なにか手がかりが掴めればいいんですが…』

 

 

キャス

『また歩くのかぁ~…やだなぁ…』

 

 

スーザン

『王様ありがとうございました。そのワカヤマ村へ行ってみます。』

 

 

王様

『うむ!気を付けて行って参れ!この世界を頼んだぞ。勇者達よ!』

 

 

スーザン

『はい!行って来ます!』

 

 

 

 

 

とんぺい一行は、いざ【ワカヤマ村】へ…

 

 

 

 

 

~第十章 完~

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。