マクロスV〜ヴォイジャー〜   作:羽院愚頑田無零

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マキナさんが……

ロイドお前だけは!許さん!(建前
ロイドいい趣味してんじゃねえかいいぞぉもっとやれ(本音
縛られてる美雲さんもイイ!
という話は置いておいて今回は、いえ今回もグダグダでございます(笑
それではどうぞ



歓迎~contract~

時は過ぎ

ハヤテ・インメルマン候補生とミラージュ・ファリーナ・ジーナス少尉による決闘という形の最終試験が行われていた。

「見に行かなくていいのか。みんな第一艦橋で奴の試験を観覧しているが…」

「ああ…」

デュランダルのボディに手で触れながら目をつむり感触を確かめるツバサに後ろからメッサーが声をかける。

「君の姉も見ているようだが?」

「ああ、ああ見えて姉さんは世話好きなんだ……それに試験の結果は見えている。過程がどうだろうと奴は合格だ」

「何?俺は奴が落ちる方に掛けたと思ったが?確かにハヤテ・インメルマン候補生が先日風に乗ったというのは驚異的だ。だがΔ小隊として戦場飛ぶミラージュ少尉が落とされるとは思えん」

「確かに基本に忠実で戦場の場数を踏んでいるのも承知だ。普通の戦場ならまずエースパイロット級ほどの相手でなければ落とされないだろう。相手も基本に忠実だからな。間違いは2つある。まず一つだがあの女は甘い。ここぞという時に油断する。ましてや少し見た程度だがハヤテ・インメルマン候補生の性格的に負けず嫌い、いや諦めが悪いという感じか?仕留めたと思い油断したところを手痛いしっぺ返しのごとく攻め崩されるだろうな。二つ目は真っ直ぐと言っていいほど基本に忠実過ぎる。そして奴がパイロットとしての基本を知らない天性の本能のまま操縦しているということ。まあ普通ならその程度落とせなければ困る。だが奴は別格だ。飛ぶということを本能的に理解している。セオリー通りじゃない飛び方をすればマニュアル通りに対応するあの女はまずそこを突かれ落とされる」

それが理由だとツバサは述べる。メッサーも基本に忠実すぎるという点については一理あると同意する。

「ミラージュ・ファリーナ・ジーナス少尉を評価していた割にはパイロットスーツを着て出るつもりか?」

「性格に難があるとはいえハヤテ・インメルマン候補生の潜在的な力は俺も少しは評価している。だがミラージュ少尉に決闘で勝って付け上がられても困る」

「なるほどな……だがVF-1に最新鋭機で襲いかかるのはどうかと思うがな」

「何、戦場では機体の性能が低い高いなどで死なれては困るからな。Δ小隊に入る以上初陣で墜されるなど論外だ。それに戦闘を…ただ戦うだけじゃなく守りながら戦うという高度な技術を身につけてもらわなければならん」

「違いない…」

目線をモニターに向ける。墜落しそうなハヤテのバルキリーが突然姿勢を立て直した。そして微かに聞こえるフレイア・ヴィオンの歌声にツバサは反応した。

「そうか…なるほど歌か……ほう。あの動き……アレは海猫の……面白い」

「隊長がスカウトしただけの最低限の技術はあるようだ」

2人はモニターの前に立ちVF-1ハヤテ機がバトロイドに変形しミラージュの機体にペイント弾を命中させたことに感心する。

「そろそろか……」

「ああ……」

目線は動かさず声をかけるだけでメッサーを見送った。ツバサはもう見るものもないとその場を去る。

 

結果としては試験は合格。その後メッサーの駆るVF-31の猛攻を受けペイント弾塗れとなったハヤテのVF-1が帰還した。反発し合うもののハヤテ・インメルマンとミラージュ・ファリーナ・ジーナスとの友情も芽生えたようだ。

 

 

 

 

 

 

『ワルキューレの新星!フレイア・ヴィオンっ!そして閃光のごとく現れた新たな歌姫エクレール・ベルリオーズっ!この二人のデビューライブが明日行われる惑星ランドールでのワクチンライブへと決定!』

男子寮でもある裸喰娘娘にケイオスラグナ支部の面々が集まりパーティを開いていた。

 

「あ〜、え〜「フレフレ、レルレル、バサバサ、ハヤハヤ4人のデビューをお祝いして!かんぱーい!」

『ようこそケイオスラグナ支部へ!』

艦長の言葉を遮り強引な乾杯の音頭をとりパーティはスタートする。

「それでは!今日の主役たちから一言!」

「ふ、フレイア・ヴィオン命懸けで頑張ります」

「私も私に出来ることを精一杯やるつもりなのでよろしく」

ワルキューレメンバー2人のコメントはすぐに出てきた。

すると視線はツバサとハヤテへと向かう

「……なんだ。俺もか……デュランダルを使わせてもらう以上徹底的にやらせてもらう…以上だ」

整備班の人間からは「おおっ!」という声が上がる。

そして視線はハヤテへと向かう

「な、なんだよ?」

「全く。わかってねぇなぁ〜期待のルーキーは〜そこはビシぃっと言って決めるのが仕事だろ?」

チャックがハヤテの首に手をかける。片手には空のグラスがありそれなりに飲んでいることが見て取れた。

メッサーもこのパーティーには参加しているようでメッサーを探すがメッサーは女性と話をしていたため遠慮しておいた。

ツバサは裸喰娘娘の店内を見渡す。そこでは誰しもが笑っていた。酒を片手に仲間と語らう姿それは正しく平和だ。それがツバサの率直感想だった。

 

酒を飲まずとも周りの空気に酔ってしまったツバサはエクレールに夜風に当たってくると告げ外に出る。元々ツバサはパーティのような催し物は苦手であるため場の空気を壊さず抜ける良い理由ができたと裸喰娘娘を出たのだった。

 

 

水を購入し裸喰娘娘から少し離れたラグナの海が綺麗で景色のいい崖に腰を下ろす。

「透き通った青……宇宙の色」

暗い夜明かりも少ないラグナの海は月明かりに照らされ綺麗な色をしていた。

世界線を移動してからツバサはコックピット越しからではなく直に触れて外の世界を見た。その影響は大きい。元いた世界線に戻ることがS.E.Sの現在の第一目標だ。だが、その目標を達成するにはヴァールシンドロームは邪魔になる可能性が高い事はツバサにもわかった。元いた世界線ではヴァールシンドロームの発症は確認さていなかった。ヴァールに関しての情報も少ない。もし未知の病原菌などが関与しているのならば持ち帰ってしまう可能性もある。

先日、ピカードとの通信での定期報告をしたが向こうは向こうで手が一杯いっぱいのようだった。

なんでもヴォイジャーをテロックノールに変わるS.E.Sの拠点となる新たなステーションとしワクチンライブまでにはクォーターEを完全にラグナに駐留させる予定で今後は空母アイテール、ワルキューレの護衛艦としてレンタルされる事となる。ピカードの話によればピカードを含むクルーは半分ほどこちらに来ることになっているらしい。つまりマクロスヴォイジャーの護衛艦兼武装がこちら側に来てしまいヴォイジャーが手薄になってしまうということで統合軍とマクロスヴェンジェンスの襲撃により新たな戦力として前々から計画されていた戦艦の建造を急ピッチで進めているらしく、ヴァール、時空転移、あの鉱石の研究が全くと言っていいほど進んでいないそうだ。とは言ってもケイオスへの協力の報酬の一部としてヴァールシンドロームについてのデータはケイオスが提供するとの事なので一からという訳ではないらしいが、研究も今のところ合同でやるようだ。これもジェインウェイ司令の手腕というものか……

そんな事を考えていると心地よい風が吹きツバサの髪をなびかせる。

「髪…少し伸びたか」

襟足を触りながら夜空を見上げる。

すると、透き通った歌声が聞こえてくる。

「っ⁈この感じっ!」

ツバサはまたアル・シャハルで感じた歌が自分の中に入ってくる。誰かに覗かれているような感覚に襲われる。ツバサは跳ね起き辺りを見回す。

そして歌声の方へ駆ける。

「誰だ!」

ツバサは反射的に銃を歌い手に向けていた。だが、咄嗟に目をそらす。

「貴方は……そう、貴方が…だけどね。それはこちらのセリフ……」

「服ぐらい着ろ」

少し長めのジャケット彼女の方を見ずにを投げ渡す。

「あら、気遣いは出来るのね。もういいわ」

ツバサが視線を戻すとそこにはバスローブを巻き上からツバサのジャケットを羽織った美雲・ギンヌメールがいた。

「美雲・ギンヌメール……今の歌はお前か」

ツバサはキッと睨み美雲を警戒する

「先ずその銃を収めてはくれないかしら?これでも丸腰なの」

美雲は手を広げツバサに服すらまともに着ていないとアピールする

「みればわかる」

ツバサは銃をホルスターに戻すがまだ警戒を解く様子は見せない。

「アル・シャハルの時俺の中に入ったのはお前か?」

「中に?そう。貴方の……逆に聞くわ貴方があの風を起こしたの?」

「質問しているのはこっちだ……答えろ。美雲・ギンヌメール…」

「美雲でいいのよ。エクレールはもう呼んでくれていわよ?それに答える必要があるかしら?」

「何……」

美雲の言葉に一瞬ツバサは疑問を浮かべるがすぐにそれを振り払う。

「答えてもらおう。任務に支障が出る」

「そう、そう言われれば仕方ないわ………だって貴方は特別なのだから」

「なっ⁈」

美雲は一瞬でツバサの間合いに入り頬に手を添える。その事に一瞬驚くもすぐにいつもの表情へと戻る。

「……」

背後の壁に押し倒される。

「何故俺が特別だと?」

「それは貴方が風を知る心だから……」

「俺が風を知る心?なんの事を言っている?」

ツバサの能力を美雲は感じとっているのか?それとも別の事を指すのか?歌手、アーティストとしての独特の比喩表現なのか、ただその場の出鱈目を言っているのかツバサにはわからなかった。

ただ明らかなのは「風を知る心」というフレーズはツバサは聞いた事もなかったということだ。

「貴方は私の歌を誰よりも多くの人へ送り届けられる。その力を貴方は持ってるとアル・シャハルで歌って感じた。だから知りたかったの。貴方という存在を……それじゃあダメかしら?」

「…………」

ツバサは美雲の言葉をただ黙って聞いていた。

「私ね。記憶がないの……3年前以前のね」

「何故、会ってすぐの俺にそんことを?」

「そうね。座りましょうか」

美雲に促され崖に二人は座る。

「単純に興味を持ったから……初めてだもの。私の歌がもっと遠くに響くなんて……それはあなたのお姉さんも同じ。でもツバサ、貴方の方がもっと強い。だからかしら。それに貴方には私の専属として飛んでもらおうかと思った…Δ小隊ではなく貴方に命を預けるのだからそれぐらい知っておいてもらってもいいんじゃないかしら…」

「悪いが俺にはお前を含めたワルキューレを守るという任務がある」

「それはいい訳ね。でも今はいいわ。ワルキューレを守るその任務に変更はない。そうね。初めは個人としての契約からにしましょ。貴方は私のパイロット…ワルキューレだけじゃなく私個人のボディーガードとして活動してもらうってのはどうかしら?貴方は戦闘、私は歌のプロ。それなら構わないでしょ?」

腕を組みツバサは少し考える。

「…………いいだろう。だがこれは俺としてではなく美雲・ギンヌメール貴様がS.E.Sへ個人としてではくケイオスからのオプションオーダーと受け取る」

「そこはお好きに。あとこれからは美雲と呼びなさい。ツバサ」

「勘違いするな。俺はまだお前を信用したわけじゃない。ギンヌメール」

ツバサはそれだけ言い放ち立ち上がる

「今はそれでいいわ。じゃあワクチンライブよろしく頼むわ」

「いいだろうクライアントの要望にはできる限り答えようギンヌメール」

それだけ言うと手をヒラヒラと振り美雲は去っていった。

 

 

 

「『まだお前を信用したわけじゃない』ね……まあ、フルネーム呼びではなくなっただけでも収穫かしら?……」

 

 

 

こうしてツバサは美雲の専属として飛ぶことなる。

そしてまた月夜に美しい歌声が響き渡るのだった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




というわけで多少強引な策として美雲さんとツバサをエンカウント!そして文がグダグダまあそれはわかりきってるので……
作者「ええいっ!ツバサめ許さん!美雲さんのボディを拝むなど!」
ツバサ「作者…お前を殺す」
作者「えっ?あっ…ちょ……」
というわけでシェリルとアルトのやり取りを思い浮かべながら書いてました。
自分で書いてても思うんですが美雲さんが美雲さんしてないんですが……
ああ、それね。あとで……美雲さんになればいいな。
ちょくちょくガンダムネタを入れるのはネタが……んな事は置いておいて
あとは新造戦艦の話っすね。最終回次第ではコイツが切り札に……
感想ありがとうございます。モチベーションが上がります。
ではまた!
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