インフィニット・ストラトス 悪魔に惚れられて……   作:博葉

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1話を投稿したのがもう2ヶ月前。
このとおりの亀更新ですが、よければお付き合い下さい。
では、だいぶお待たせした第2話をどうぞ。


悪魔(♀)、襲来。

俺がこの世界に転生してから、五年ほど経った頃のある日。

たまたま知り合った篠ノ之 束ってお姉さんが、何やら嬉しそうにしていた。

 

「どうしたの?」と聞いてみると、遂にねんがんのアイスソードをてにいれたぞ……じゃない、ISとやらが完成したとのこと。

 

今度は「ISってなぁに?」と聞いてみた。

何でも、宇宙空間での活動を想定して開発した、マルチフォームスーツ、いわばパワードスーツである、とのこと。

 

「なるほど、つまりはアイ○ンマンかー。」

 

「違うからね!?」

 

「え?どう違うの?」

 

「ISは宇宙活動用!アイ○ンマンは戦闘用でしょ!」

 

「アイ○ンマンって戦闘用なの?」

 

「ぐぬぬ……」

 

「まあそんなことはどうでもいいんだ。

それより、さっきから変な声が聞こえてくるんだけど……」

 

「へ?」

 

「なんかすごく騒いでるけど、他に誰かいるの?」

 

「いや、誰もいない筈……いや、もしかしたらISのコアが!?」

 

「ISのコア?それがどうしたの?」

 

「実はね、ISを作っている時に、コアに名状しがたい人格のようなものがあるってことがわかったのさ。」

 

「……つまり、そのコアの声が聞こえているんじゃないか、ってこと?」

 

「そうそう。察しが良くて助かるよ。ところで、どの子が喋っているのかはわかるかい?」

 

束さんがその素敵な谷間から10個ほど、光る水晶玉みたいなのを取り出した。

 

どうやらナンバリングされてるみたいだけど、番号を付箋に書いて貼り付けただけって……

 

「細けえこたぁ気にすんな!さあ、どの子が喋ってるのか教えてくれたまえよ!」

 

「なんです?そのノリは……ええと、喋ってるのは……これだね。No.8。ん?ナンバーエイト。8番。は…ち?」

 

「ちょっと!?いきなり青ざめてどうしたの!?」

 

慌てた束さんがコアを落とした。

No.8が転がって、動けない僕の足に──

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気がつくと、そこは束さんの研究所だった。

いやずっと束さんの研究所にいたじゃん。

ただ、何かがいつもと違うような……

 

「あれ?束さんは?」

 

「ここだよ、ここ、こ↑こ↓!」

 

僕の後ろにいた。あれ?僕振り向いてないけどなんで見えるの?てゆか、体が少し重い気がする…

 

「ふっふっふ…何故だかは私が教えてあげよう!何故体が変なのか?それは、今君が、ISを動かしているからさ!」

 

「ほえー。コアに触れば動かせるんだ。」

 

「いや、そうじゃないんだ。本当はコアを取り付ける外装を作らなきゃいけないんだけど、君がコアに触れた瞬間、その外装がどこからともなく出てきてね、腰が抜けたよ。」

 

「まさかそんな不思議現象、起こるわけ…」いや普通に起きてたからね!?』あったのか。」

 

しかし、一体どうしてこんな不思議現象が…と考えようとしたその時、

 

《お久しぶりです!夢が1つ叶ったバルバトス、只今参上ですよー!》

 

〔お前の仕業かよ!〕

 

《いやー、やっと顕現できました。五年も焦らしプレイなんて、奈種さんもなかなかの猛者ですね!》

 

〔いやお前何言ってんの!?〕

 

「急に黙り込んでどうしたの?具合でも悪いの?」

 

「ううん、大丈夫、ただちょっと驚いちゃって…」

 

「うーん…まあ仕方ないね。とりあえず、解除できるかな?」

 

「どうやって解除するのー?」

 

「うーん……『外れろっ!』って念じればいいんじゃないかな?」

 

「そんなのでいいの!?作ったの束さんだよね!?」

 

「いや、私が作ったのはコアだけだし?」

 

「コアって中心部でしょ!?一番大事な部分じゃん!」

 

「ほ、ほら先に解除して!調べるから!」

 

「話を逸らすな!」

 

とはいえ、奴(バルバトス)が創造したらしい機体だから、何があるかわかったもんじゃない、と思いつつ、解除を試してみた。

 

〔ええい、離れろ!〕

 

《そんな!せっかく1つになれたのに!》

 

〔いいから離れろ!あと卑猥な言い方をするな!〕

 

《……仕方がないですね、ちゃんとまた起動して下さいね!》

 

〔ああ、もちろんだ。〕

 

とはいえ、まだ僕の物になった訳じゃないんだよな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうやらISは解除されたらしく、感覚がいつも通りに戻った……ってなんだこの指輪。

 

《決まってるじゃないですか、私とあなたの結婚指輪、もとい私の待機形態ですよ!》

 

〔勝手に結婚したことにするな!〕

 

「無事に解除できたみたいだね。ん?その指輪…もしかして…?」

 

「待機形態、だって。このISが教えてくれた。」

 

「待機形態?ってことは…最適化(フィッティング)も第一形態移行(ファースト・シフト)も終わったっていうの!?」

 

「それが終わるとどうなるの?」

 

「そのISがその人専用のISになるんだよ!つまり、そのISは、もう君専用のISなのさ!」

 

嘘…だろ…?

 




主人公がバルバトスと会話するときは『「」』ではなく『〔〕』を使うことにしました。もし擬人化することになったら(今のところその予定はありませんが)、人型の時は『「」』、そうでない時は『〔〕』を使うことにします。
しかし、やってしまった感がすごいです。
悪魔だからって何してもいいわけではないんですけどね……
実は、束にガンダム・バルバトス(ネタバレ)を作らせるという流れに持っていくのは文章構成力5の私にはできなかったんです。なのでこんな有り得ない形での機体入手となりますが、多目に見て下さい何でもしますんから
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