リムルサイド
俺とヒナタ達の頭上では今、ルミナスとヴェルドラの戦いが行われている。聖騎士団の面々はルイにルミナスが魔王であると口外するなとくぎを刺されている。ヒナタがそれを望んでいるからという理由みたいだが、ヒナタは思った以上に慕われているみたいだ。
俺から見たら無愛想で言葉足らず、誤解されそうな性格という印象が
「君、何か失礼な事を考えてなかった?」
「い、いいえ何も」
こいつ、エスパーかよ
「お前、エスパーかよ」
そうそう・・・って
突然聞こえた声の方向を見ると
「アクノロギア!?」
「アクノロギアだと!?」
「あの黒竜ですか!?」
俺の言葉に警戒していた聖騎士団が驚く
「ん?何だ?」
「いや、何だ?じゃなくて何でここに居るの?」
「なに、少し面白そうだったからな」
そう言いながらアクノロギアは頭上の戦いを面白そうに見ている。
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アクノロギアサイド
俺がリムル達と戦いを見ていたらヴェルドラが上空から落ちてきて激突するが直ぐに立ち上がり俺とリムルの後ろに回り込むと、俺達を盾にして上空を睨む。
「り、リムルに兄上、あの頑固者を説得してくれ!我が寛大にも謝ってやったというのに、ヤツは聞く耳を持たぬのだ!」
はあ、何でこいつは昔から上から目線なのか。何でルミナスが剣を収めようとした時にあんな事を言うのか。俺とリムルは目を合わせ頷いた後
「「はい」」
二人でヴェルドラの首を掴みルミナスに差し出した。
「げえぇ!?裏切ったな、リムル!!」
「いや、裏切るも何も、間違いなくお前が悪いよね?」
「兄上・・・」
ヴェルドラが此方に助けを求めてくる
「しょうがねーなー」
「兄上。吾輩を助けて」
「そんなに嫌ならルミナスの代わりに俺が」
「いえ大丈夫です!!ルミナスが良いです!」
どうやら俺よりルミナスの方が良いらしい、何故あんなに嫌がるのだろう?
≪・・・賢明な判断だな≫
ん?何か言ったか?
≪いや、何も≫
何か言われた気がしたんだが、まあいいか。
「リムル、そろそろ帰らないか?」
「そうだな。ヒナタ達も取り敢えず場所を移そうか。色々と誤解もあったようだけど、先ずは落ち着いてから、ゆっくりと今後の事について話し合おうじゃないか」
そして俺達は聖騎士達と町まで帰った。
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町の入口では俺が来た時と同じようにリグルドが出迎えてくれた。
リムル達は詳しい話は明日にして今日は宴をするらしい。
「おお、宴か!それは良い案だな。当然、酒は出るのであろうな?」
ヴェルドラは宴と聞いて嬉しそうにしている、酔って何かしないか心配だ、まあ何かしたら俺が力ずくで止めるけど。
「ヴェルドラ、どうした?体が震えてるぞ」
「リムルか、いや、何故か寒気が」
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リグルドから食事の準備が整うまでもう暫くかかると言われたので先に風呂に入ることになった。
俺がマルド・ギール達を迎えに行ってリムル達に合流するとリムルとヒナタは何か話していた。何か話していたが俺達には関係ないので騎士団と一緒に先に風呂に入らせてもらった。
活動報告で質問などに答える場所は
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