明日からまた試験だ~
カズマ達はウィズの店に遊びに来ていた
「ようウィズ、遊びに来たぞ」
「へいらっしゃい!おや、どうした、商売の話か?」
「いや、今日は遊びに来たんだ。」
カズマ達が店に入ると濡れた紙の束を持っているバニルと床に焦げて倒れていたウィズが居た
「何でウィズは焦げてるんだ?」
カズマがバニルに聞くとバニルはため息を付き
「実はこのポンコツ店主がこれを駄目にしてな」
カズマとダクネスにめぐみんはバニルの持っている濡れた紙の束を見る(アクアは商品棚の間をウロウロしている)
「何それ魔道具?」
「ほら、これを見てみろ」
バニルは無事だった紙を広げて見せる
「これにはマークが描かれていてな、これに魔力を流せば一度だけこの紙に書かれている魔法を使う事が出来る」
「何それ凄い!でも、それにはどんな欠点があるんだ?使うのに必要な魔力がとんでもないとか?魔法が発動しない時があるとかか?」
今までの経験から聞くとバニルが
「無いぞ」
「え?」
「この道具に欠点はないぞ。魔力もその魔法を使うのに必要な分しか使わないし魔法もちゃんと発動する」
「へー、この店にもまともな商品が有ったんだな。これどうしたんだ?」
「これはある人物が『作ったは良いが使わないからお前にやるから店の商品にでもしろ』と言われ貰ったものだ、買うか?」
「う~ん、少し高くないか?」
「魔力さえあればどんな魔法でも使えるのだからこれぐらいはする」
「どの位種類が有るんだ?」
「そうだな、小・中・上級魔法は一通り揃っているぞ」
「結構種類が有るんだな。それをくれた人って誰なんだ?」
こんな便利なものを大量にくれるのはどんな人だろうとバニルに聞くと
「魔王だが?」
「・・・は?」
「それを作ったのは魔王アクノロギアだが?」
~~~~~
カズマは棚に飾られたスクロールを見つめ
「あれは魔王が作ったのか」
「ああ、しかもアクノロギアが魔王だったとは」
「という事はウィズ達はアクノロギアの配下だったのですね、違う魔王の配下だと思ってました」
「二人は魔王が数人居るって知ってたのか?」
ダクネスとめぐみんはカズマの質問を聞いて不思議そうに
「知っていたが?」
「こんな事子供でも知ってますよ?」
(知らなかったのは俺とアクアだけかよ)
「確か今魔王は11人でしたよね?」
「それは違うぞ、頭のおかしい紅魔の娘よ」
「?何が違うのですか?確か魔王はギィ・ミリム・ラミリス・ダグリュール・バレンタイン・ディーノ・レオン・クレイマン・カリオン・フレイ、後今聞いたアクノロギアで11人だったと思いますけど」
「私も間違いないと思うが」
「それは前の話だ、今の魔王は9人だ」
バニルの発言にダクネスは驚いたように聞く
「誰かが二人倒したのか?」「え!?」
「いや、今回は「ちょっと待ってくれ!」どうした小僧?」
バニルが何か言おうとしたがそれをカズマが遮る
「さっきから聞いてたら軽く言ってるけど何?魔王ってそんな簡単に減るの?」
「そうだな、魔王が他の魔王の逆鱗に触れて殺されることも有るな」
「まじか」
「それで誰が倒されたのです?」
「まあ待て紅魔の娘よ、今回は少々ややこしくてな、ただ増えた減ったでは無いのだ。まず魔王クレイマンが居なくなり続いて色々ありカリオンとフレイがミリムの配下になった」
「それだと8人にならないか?」
「話を最後まで聞け、後もう一人スライムで新しく魔王になった者が居るのだ」
「スライムだと!!?」
スライムの魔王と聞いて興奮するダクネス
「スライムの魔王だと!バニル!その魔王にはどこに行けば会える!?」
「教える訳が、いや待てよ」
バニルは少し考えニヤリと笑うと
「仕方がない、特別に教えてやろう」
「本当か!」
「ほれ、この地図の印が書いている所が魔王の居る場所だ」
「ありがとう、お前も案外良いやつだな」
この時バニルの笑みを見てカズマ達3人は思った
(((絶対嘘だ)))
活動報告で質問などに答える場所は
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いらない