リムルサイド
無事に八試合が終わり、明日の決勝を残すのみとなり子供達と楽しくお喋りしながら夕食を楽しんでいると子供達の声が聞こえたのか、隣のテーブルでカリオンがニヤついているのが目に入った。ついでにアクノロギアと不機嫌そうなミリムも
「情けないのだ、元魔王としての誇りを忘れたのではないか?」
「ハッハッハ、そんな事はねーって。戦ってみたかった相手とは一戦やれたし、優勝には興味なかったしな」
「それは羨ましいですな」
「まったくなのだ。ワタシも正体を隠して参加すれば良かった」
「俺も姿を変えて参加すれば良かったな」
この声は、カリオン、ミッドレイ、ミリム、アクノロギアだな。あの二人が参加するとか言い出したら、皆にお願いしてでも全力で止めてたよ。
「待て待て、それは無茶だろミリム」
「そうですぞ、ミリム様。気品溢れるミリム様が、正体を隠しおおせるとも思えませんでしたし」
「それにお二方が参加されたら闘技場が壊れてしまうかもしれません」
カリオンとミッドレイにマルド・ギールも同意らしく、二人を宥めてくれていた。あの二人が戦ったら本当に闘技場が破壊される恐れがあるからな。
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アクノロギアサイド
開国祭、三日目
今、マサユキとゴブタの決勝戦が行われている。
ゴブタは新たに得た究極の力をとか言い
「う、うわぁー!!かっこいい。何だあれ、恰好良いのだ!!」
隣でミリムが大はしゃぎしている。今度ガエイと誰かが出来ないか試してみよう。
「へへ、次は自分の番っすよ!」
そういうとゴブタは一般の人には見えないような速さでマサユキに向かって走り出し止まる気配もなくマサユキの側面を走り抜け壁に突っ込んでいった。
「あ、アイツ・・・ワタシを舐めてるのか?せっかく恰好良かったのに、あの様は何なのだ?」
隣でミリムが怒りに震えゴブタを見ている。この後の展開も予想できるし俺は地下迷宮の確認にでも行ってみるか
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ミリムがゴブタとランガを引きずりラミリスから〝復活の腕輪〟を二つ貰い九十六階層から九十九階層までのドラゴン部屋に行ってから少しすると今度はリムルが来た
「アクノロギア、見ないと思ったらここに居たのか」
「ああ、一応俺も迷宮作りには関わってるからな」
まあ関わってると言っても主にモンスターを数種類捕獲して地下迷宮に放したりしただけだったけど。
「この後直ぐに迷宮を解放するから、お前達も貴賓室に来るか?」
「俺は行くけど二人は?」
「うん!アタシは行くよ」
「我は遠慮しておこう。ここで挑戦者を待つのも、迷宮の王の役目ゆえに!」
一日でこんな所まで来られる者はいないと思けど、本人が張り切ってるし言うのは止めておこう
「そうか、わかった。それじゃあ、頑張ってネ!」
リムルはそう言うと俺とラミリスを連れて貴賓室へ『転移』した。
活動報告で質問などに答える場所は
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いる
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いらない