二話連続投稿です。まだの方は第36話からどうぞ!!
「お帰りなさいませ、アクノロギア様」
「ただいま」
ベルディアを送って帰ってくるとマルド・ギールにそう返事をして、アクノロギアはそのまま自室に入る、それを見届けた後、マルド・ギールは自分の主の為に何か問題が起こっていないか島を見て回る
「もう一回だ!」
「ん?」
声のした方を見ると最近仲間になったガエイが修行中に見つけ連れてきた守護狼のガーハ呪狼のガーゴスと共に何かをしていた
「何をしている?」
「マルド・ギール様!今この者達と最近覚えた技の練習をしておりました」
三匹の周りには前にギアルが作り暴走したため仕舞い込んでいたゴーレム達が噛まれた跡や切り裂かれたような跡を残し100体以上積まれていた
「そうか、それは構わないがこれは後で片付けておけ」
マルド・ギールはそう言うとその場を後にする・・・前に自分に襲い掛かってきたゴーレムを荊で拘束する
「あー、すいません」
「やはりお前か、ギアル」
ギアルは荊で動けないゴーレムに近づくとゴーレムの背中を触るとゴーレムが動かなくなる
「点検をしていたらうっかり起動スイッチを押してしまって、これは後で直しておきます。こっちまで運んでくれませんか?私一人じゃ重くて」
マルド・ギールがゴーレムを担ぎギアルに人気の少ない所まで案内されるとそこには沢山の武器が置かれていた、その中には今の帝国に渡ればヴェルドラとの戦いで秘密兵器として使われかねない程の威力を持った物もある
「これ全部点検をしたのか?」
「いえ、これの半分ほどですここに出ている以外にもありますし」
ギアルはそう言いながらマルド・ギールが運んだゴーレムの整備を始める
「もうすぐ戦いが始まるのでしょう?ならば速めに点検を終わらせないといけませんからね」
アクノロギアは近いうちに戦いが起こるなどとはギアルに言っていない、これは長年アクノロギアに仕えてきたギアルの勘、しかし島にほとんどの者はギアルと同じように近いうちに戦いが起こると感じとり行動している
「分かるのか?」
「いくら私でも長年ここに居るんですからその位分かりますよ」
「今回の戦いは今までとは比較にならない規模になるでしょう、あなたの武器が役に立つはずです、頼みましたよ」
「任せて下さい、戦いまでに万全に戦えるようにしておきます」
~~~~
「まだ痛む、我が半身め」
一匹のドラゴンが住処としていた洞窟の中でドラゴンを倒し、【滅竜之王】は無くなった左腕とアクノロギアから奪った左腕を見て覚悟を決める
「フン!・・・・!!」
【滅竜之王】はアクノロギアの左腕を無くなった左腕の付け根に押し付けた
「ガアアアアアアアアア!!」
腕を噛み千切られた時も叫ばなかった【滅竜之王】は初めて大声で叫んだ
「・・・・ハハ、ハハハハハ!!」
数時間後、叫び続けていた【滅竜之王】は起き上がると左腕を動かして調子を確かめる
「あの時ほどでは無いが、腕を取られた時より力が増したのを感じる。これならばさらに竜を滅することが出来る」
その後、【滅竜之王】によって多数のドラゴンが倒された。しかし、今までとは違い牙や爪だけでなく魔法によって倒されたと思われる痕跡があった。
活動報告で質問などに答える場所は
-
いる
-
いらない