「いよいよか」
「そうですね」
冥界島で一つのモニターを見るアクノロギアとギアル。モニターには帝国軍がジュラの大森林へ向けて移動しているのが見えた
「とうとう帝国が動き出した」
「魔王リムルはどうやって勝利するのでしょうね」
「・・・おい、おかしくないか?」
「え?おかしい事言いました?」
「その言い方だと帝国側は確実に負けるって聞こえるぞ」
「負けるでしょ、逆に勝てると思いますか?」
「無理無理、帝国の力すべてを使っても厳しいんじゃないか?」
全てと言うのは勿論ヴェルグリンドも入れた全てである
「リムルの所には〝原初〟が四人いてしかも進化までしてるんだ、あの位の戦力じゃあ勝てないよ」
「ですよね~。一応応援とか送ります?」
「必要ないだろ、それに俺の勢力が帝国の邪魔をしたらルール違反だ、ヴェルグリンドに嫌われたくない」
「相変わらずですねえ」
スナック菓子の袋を開けながらアクノロギアに渡す
そのまましばらく菓子を食べながら見てそろそろ飽きてきたなと言うときにアクノロギアが急に立ち上がり冥界島に居る幹部を全員召集した
「急にどうしました?」
「・・・皆が集まったら話す」
アクノロギアがそう言いモニターを消すと一分も経たずに幹部全員が集まった、アクノロギアの雰囲気に重大な事なのだろうと皆が静かにアクノロギアが喋るのを待つ
「今、帝国が戦争をしているのは知っているな?お前達にはヴェルドラ達の援護に向かって貰いたい」
「一つ聞いてもよろしいでしょうか」
「何だ、フランマルス」
「それは私の様な戦闘分野ではない者もでしょうか」
「そうだ、お前達、そしてオルと憲兵団以外はリムルの元に向かえ」
アクノロギアと付き合いが長い幹部達は違和感を覚えたが憲兵団達は残るのだし主の命令なので行動を開始した。
「ギアル、頼みがある」
「・・・聞きたくないんですけど、どうせ嫌な事なんでしょう?」
「そう言うなって。俺が頼みたいのは・・・」
ホラ、嫌な役目だ。ギアルはそう呟きながらも準備を始める
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帝国の上空、そこに一隻の飛空艇が飛んでおり、その船には船を動かすための最小限の人数しか乗っておらず甲板にはこの国の元帥、ヴェルグリンドが近づいてくる者を睨みつける
「来たわね『滅竜之王』」
それは自分の兄から生まれた意思を持つと言う変わったスキル、詳しくは知らないが兄が深い悲しみを負った時に生まれ竜を憎み名前の通りすべての竜を殺すと言う意思を持った究極能力
「私を殺しに来たのね、でもやられるわけには行かない!」
愛する者のため絶対に負けてはいけない戦いが始まろうとした瞬間
「大丈夫だ、お前に手は出させん」
アクノロギアが滅竜之王の背後に転移して自分と滅竜之王を結界に閉じ込め時を止めた
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