今回はこの作品に目を通していただきありがとうございます。
設定は徐々に公開していきますので皆さま暖かく見守ってください。
文才はないので読みにくかったり誤字がありましたらご指摘の方よろしくお願いいたします。
古代ヨーロッパのような街並み
そこで爆発音が立て続けになり響く
「…もしかして助けがきたのか?」
目の腐った少年は呟く
そして少年の呟きは夢から現実のものとなる
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「お兄ちゃん、そろそろ起きないと学校遅刻しちゃうよ?」
「小町…昨日の夜は防衛任務だったし今日の夜も防衛任務だからもう少し寝かせてくれ…」
朝から妹に起こされてるが俺は布団から出たくないし、むしろ1限は数学だから行きたくないまである。
「これだからごみぃちゃんは…
迅さん来てるよ?」
「え、迅さんが!?」
第一次近界民侵攻
その時俺はネイバーに連れ去られた。
そしてたまたまボーダーが遠征してきた時に俺は迅さんに助けて貰った。
他にも風間隊や太刀川隊も居たが見つけてくれたのは迅さんだった。
まさか連れ去られた先で戦士として鍛えられたあげく黒トリガー持ちになってると知ったときのみんなの反応は今でも忘れられない
そして俺は無事に迅さん達と共に三門市に戻ってきてそのままボーダーに入隊した…というより入隊させられた。
ブラックトリガーを差し出して保護を求めたが太刀川さんには戦えって言われたりするし目が腐っているからネイバーと勘違いされるわで散々な目にあった。
そして極めつけは迅さんが無駄な抵抗になると言ってきた。
この時は迅さんのサイドエフェクトなんか知らなかったから俺はいまいち意味がわからなかった。
八幡頑張る!と心に決めていた。
しかし現実は非情で俺は嫌々入隊することになった。
それはなぜかというと誰もこの黒トリガーを起動できないのだ。
起動できるのは俺だけ。
元々ブラックトリガーを起動できるのは限られた相性の人間だけだ。
そして俺が連れ去られた国「ドロウ」でも起動できる人間は居なかった。
このような事情で俺は城戸さんに睨まれて入隊する運びとなった…
そして迅さんが朝から俺の家に来るってことは明らかにヤバイやつなんだよなぁ…
俺はとりあえず支度して玄関を開けるとそこにはぼんち揚を食べているサングラスの男が立っていた。
「おはよー八幡。とりあえずぼんち揚食うか?」
「…おはよーございます。スンマセン、なにかありましたか?」
「いや、ちょっと未来が見えてさ~八幡の力が必要なんだよ。」
この人は未来を見るサイドエフェクトを持っている。
この力で俺を見つけてくれたと言っても過言ではない。
だからひっかかる
「俺の力が必要って近界民が攻めてくるとかですか?」
俺は一番に思いついた質問をぶつけてみた。
「いや、そーじゃないさ。今日恐らく基地の近くにトリオン兵が出てくる。それを倒してほしい。」
ん?ますますわからんぞ??
「その程度に俺の力が必要なんですか?確かに俺は今日防衛任務だからトリオン兵は倒しますけど…」
「俺のサイドエフェクトが君と未来の仲間が会うと言っているんだ。頼んだぞ八幡!」
「はぁ…なんかよくわかんないですけどとりあえず頑張ってみます。」
そう言うと迅さんは手を振って去っていった。俺は学校へと向かおうとするが
「完璧に遅刻コースだな…ゆっくりいくか。」
俺は愛飲するMAXコーヒーを飲んでから学校へと向かった。
ご指摘ありましたら遠慮無くお願いいたします。
ちなみに「ドロウ」という国名はWORLDを逆から読んでそれっぽく取ってつけた名前なので特に意味はないです。