ゼロのマダラ   作:ポン2

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おはようございます。行間を修正しました。そして現在パズドラをやってるのですがイシス狙いでレアガチャやるか次のゴッドフェスまで待つか悩みちゅうです。まぁそんなことはいいのですが第二章一本目です。


第二章 病弱なカトレア編
第9話


トリステイン魔法学院

 

 

 

 

今朝からルイズの部屋ではドタバタとうるさい音が響いていた。

 

 

「寝坊したーーーーーー!!」

 

 

かなりでかい声とともにルイズがドタバタと荷物をまとめる。その間マダラさんは壁によりかかり、腕を組んで目をとじてじっとしている。そしてしばらくするとルイズの部屋の外から誰かが近づいてくるのがわかった。

 

 

バタン!!

 

 

「ちょっと!!遅いわよちびルイズ。」

 

 

ルイズの部屋に入ってきたのはルイズの長姉で、ラ・ヴァリエール公爵家の長女のエレオノール・アルベルティーヌ・ル・ブラン・ド・ラ・ブロワ・ド・ラ・ヴァリエールである。彼女は王都トリスタニアの王立魔法研究所の研究員として土魔法の研究に努めていて、ルイズとその使い魔の起こした件で魔法学院まで迎えにきたのである。

 

 

「エ・・・・エレオノール姉さま。」

 

 

ルイズはエレオノールの姿を見て急いで荷物を持つ。

 

 

「準備できたか・・・さっさと行くぞ」

 

 

マダラさんはルイズより先に部屋を出ようとする。それを見たエレオノールは

 

 

「ちょっとお待ちなさい!」

 

 

部屋を出ていこうとするマダラさんを自分の隣で呼び止める。エレオノールは目だけマダラさんの方に向けて

 

 

「あなた・・・ルイズの荷物を持ちなさい。使い魔ごときの分際で頭が高いわよ!」

 

 

少し大きめの声でマダラさんに言う。それを見ていたルイズは内心かなり焦っていた。それもそうだろう。フーケとの戦闘でマダラさんの力の一旦を知ったルイズはエレオノールに何かしないか心配なのである。

 

 

「頭が高いだと?」

 

 

マダラさんは顔をエレオノールの方に向ける。エレオノールもマダラさんの顔を見る。するとエレオノールは驚愕した顔になる。何故ならその視線の先には紫色の波紋がある目が見えたからだ。マダラさんは脅すために輪廻眼を使っている。

 

 

「使い魔ということになってはいるが、実力が俺よりも下の小娘どもに下げる頭などない。」

 

 

マダラさんはそう言い部屋から出て馬車が止まっている外へ向かったのだった。エレオノールはその際動くこともしゃべることもできなかった。エレオノールはその時初めて本当の恐怖を味わったのだ。だが

 

 

「ったく、ムッカツクー!!ちびルイズ、あんたの使い魔なんだったらちゃんとしつけなさい!」

 

 

エレオノールは屈強なメンタルで耐えて、使い魔に飲み込まれているルイズを叱る。

 

 

「で・・・でも・・・」

 

 

ルイズは弱気になる。そんな姿を見たエレオノールはルイズのほっぺたをたたく。

 

 

「ルイズ!ラ・ヴァリエール家の人間、メイジ、貴族が使い魔に後れをとってどうするの!?魔法が使えなくてもたとえそれで他から言われようともルイズは努力で乗り越えてきた。そして使い魔を召喚できた。なのにルイズは使い魔が怖いという理由だけでそこで止まろうとしている。ラ・ヴァリエールの人間ならそれぐらい乗り越えて見せなさい!」

 

 

エレオノールのその言葉によりルイズの心が揺らぐ。

 

 

「・・・エレオノールお姉さま」

 

 

ルイズがエレオノールを見るとエレオノールがルイズの両ホホをつまんでひっぱる。

 

 

「いだだだだだだだ!!エ・・・エレ・・・オ・ノ・・ル・お姉・・・様・いだい!!」

 

 

ルイズは抵抗するわけもなく引っ張られ続ける。

 

 

「ちびルイズがしっかりしてればよかったのよ!ほら、シャキッとしなさい。行くわよ!」

 

 

「はい!」

 

 

そうしてエレオノールはルイズから手を放して近くのメイド、シエスタに声をかけてルイズの荷物をもっていくことにした。その際学院長からシエスタをルイズの専属メイドにしていいということでシエスタも同伴することになった。シエスタはマダラさんとあまり話さないが尊敬していて、いつか話せればなーと機会を伺っていたのでよろこんでついて行くことにしたのである。

 

 

一方先に馬車のあるところまでついたマダラさんは幻灯身の術を使いアジトにマチルダを呼んだ。オリジナルのゼツはずっとアジトにいるので生身である。そして3人だけの会合が行われた。

 

 

「今回はあまり時間がないから手短にすます。まずマチルダ、現状報告だ」

 

 

マダラさんはルイズ達がくるまでにすまそうと考えていてとりあえずマチルダにふる。

 

 

「今のところ牢屋の中だけどまだ何にもないねぇ。ほんとに来るのかい?」

 

 

マチルダは不安になり、マダラさんに確認する。

 

 

「そうか。レコンキスタは戦力になる貴族を集めている。必ずおまえを誘うだろう。だから待機だ。次にゼツはどうだ?」

 

 

今度はゼツにふる。ゼツは六道仙人を探しているのでその報告をする。

 

 

「ミツカラナイヨ」

 

 

「多分こっち側にはいないよ。いるとすればエルフの場所」

 

 

黒ゼツと白ゼツはマダラさんに報告した。

 

 

「エルフか・・・そっちはまだいい!こちらに専念し、こちらが安定次第捜索範囲をそちらに広げる。」

 

 

「ワカッタ」

 

 

どうやら六道仙人は見つからないようである。マダラさんはこの会談で一番いいたかったことを言う。

 

 

「俺はこれからラ・ヴァリエールの屋敷に行く。そこにいるカトレア・イヴェット・ラ・ボーム・ル・ブラン・ド・ラ・フォンティーヌを暁に勧誘する。」

 

 

その言葉を聞いてゼツとマチルダは驚く。

 

 

「あのこを勧誘するの?かなり体が弱ってると思うけど」

 

 

ゼツは病弱なカトレアを入れることに疑問を抱いていた。

 

 

「大丈夫なのかい!?」

 

 

マチルダも心配するがマダラさんは相変わらずの余裕の態度をとっている。

 

 

「問題ない。ゼツは今回一切かかわるな!いいな?」

 

 

マダラさんはゼツがまた独断で動くことに一番不満をいだいていた。

 

 

「ワカッタ」

 

 

「わかったよ」

 

 

ゼツはこれ以上やるとマダラさんのお怒りをくらってしまいそうなので一切かかわらないようにした。観察はするが

 

 

「これで終わりだ。解散!」

 

 

こうしてルイズが来るまでのあいだに会合を終わらせたのである。そしてルイズ、エレオノール、シエスタが来て、エレオノールとルイズは前の馬車へ、マダラさんとシエスタは後ろの馬車に乗り、学園を出発するのであった。その馬車の中ではマダラさんはシエスタから質問攻めにあっており、適当に返事をしていただけなので何も起こりませんでした。ルイズはどうしても後ろの、マダラさんの乗る馬車が気になるのか、時折後ろを見るのであった。そして数時間して馬車はラ・ヴァリエール家についたのだった。

 

 

 

 

 

今回はここまでです。大学が始まるので更新スピードがかなり落ちます。一日一話はできる限り更新しようと思います。ではまた次回は10話で会いましょう。

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