次の日 イナビカリ修練場
円堂 「ハァハァハァ(何が絶対に不可能だ、そんなことあるもんか!”マジン・ザ・ハンド”絶対に完成させてやる)」
円堂は修練場で新しい必殺技の特訓をしていた。
全員 「合宿?」
響木 「ああ、学校に泊まって皆でメシでも作ってな」
円堂 「・・え?」
夏未 「許可は私がとっておきました」
円堂 「待ってください監督。世宇子との試合は明後日なんですよ?それまでに”マジン・ザ・ハンド”を完成させないと・・」
響木 「できるのか?」
円堂 「えっ?」
響木 「今の練習で必殺技を完成させることが」
円堂 「そ、それはやってみないと・・」
響木 「無理だ!!」
円堂 「無理!!?」
響木 「”マジン・ザ・ハンド”は大介さんが血の滲むような努力で作り上げた幻の必殺技。闇雲に練習して完成するほど甘い技ではない」
円堂 「っ!」
響木 「それに、今のお前は必殺技のことで頭が凝り固まっている。そんな状態で完成させることは不可能だ」
円堂 「・・・」
鬼道 「・・確かに、一度”マジン・ザ・ハンド”のことを忘れてみることもいいかもしれないな」
円堂 「え」
一之瀬 「俺も賛成だな。アメリカでも言うしさ『ゴキブリを捕る時以外は急ぐな』って」
秋 「ゴキブリ?それって『ノミを捕る時以外は急ぐな』じゃなかった?」
一之瀬 「え?・・そ、そうとも言うよね」
夏未 「それじゃ、合宿ということで決まりね」
響木 「皆用意をして五時に集合だ」
半田 「そういえば監督、昨日の彼はどうしたんですか?」
響木 「彼には合宿のことは話してある。その時に自己紹介するそうだ」
鬼道 「・・・あいつか」
壁山 「結局あの後、すぐ帰っちゃいましたよね」
午後五時 雷門中
円堂 「ハア~・・合宿か。監督も何考えてんだか・・」
秋 「ちょっと皆止めなさいってば!!」
円堂 「ん?」
そこでは、一年生組(音無・栗松・壁山・少林寺)が枕投げをして遊んでいた。
半田 「宍戸、お前枕なんて持ってきたのか?」
宍戸 「俺、これが無いと寝られないんです。ほら触ってみてくださいよ。最近流行りの低反発枕」
半田 「低反発?・・お?なんかイイ感じじゃん」
雷門中イレブンは体育館の中でそれぞれ普通にくつろいでいた。
円堂 「お前ら・・・何しに来たんだ・・・」
響木 「全員集合!!」
響木 「今日からこの雷門中サッカー部に入部の神田だ」
レイ 「二年の神田レイです。」
円堂 「俺は円堂守、このチームのキャプテンだ。よろしくな」
レイ 「こちらこそよろしく」
一之瀬 「すいません、遅刻しました!!」
レイ 「・・・えっ!?」
一之瀬 「・・・あっ」
レイ 「・・・・・一哉?」
一之瀬 「やっぱりレイだ!!久しぶり!!」
レイ 「うん久しぶり・・でも何で日本に?」
一之瀬 「ちょっと色々あってね・・」
秋 「そんな・・・本当にレイ君?」
レイ 「うん、やっと気づいてくれたね」
土門 「マジかよ・・・」
円堂 「なあ、一体どういうことなんだ?」
一之瀬 「レイは俺達三人がアメリカで過ごしていた時の友達さ」
土門 「すごくサッカーがうまいんだぜ、な?」
秋 「うん、一之瀬君と土門君の二人を相手にしても勝てちゃうんだもの」
円堂 「すっげえ!!お前、本当に入部してくれるのか?」
レイ 「もちろんだよ。あと僕のことはレイって呼んでね」
鬼道 「ポジションは?」
レイ 「基本はMFだけどGK以外ならどこでもOKだよ」
変な終わり方になっちゃったかも(・_・;)
次回もよろしくお願いします