仮面ライダーデュークMAGI 黄金の果実争奪戦 作:カズミン
大事なので2度言いました。
活動報告の方に登場させることが確定した他作品CPとライダーを載せておきました。
要望があれば増やす予定です。
ただ、クウガとW系ライダーだけは絶対出しませんのでご了承ください。
~麻帆良学園女子中等部・2-A教室前~
~SIDEリョーマ~
学園長室を出た後、何事もなく3-A教室にたどり着いた。
ネギの指導教員の源先生は一度学園長室に戻り、神楽坂君と木乃香は担任代行をしている園田先生と先に教室に入ったから今は兄と二人きりだ。
「ねぇ、リョーマ。」
わぉ!珍しいな。
村にいたころからほとんどは話しかけてくることもなかった兄が話しかけてくるんなんてね。
明日はヘルヘイムで大雨でも降るんじゃないかな。
な~んてね。
「なんでリョーマは魔法学校に進学しなかったの?」
「そんなこと決まっているだろう?魔法に興味が無いからさ。」
「じゃあ、
ん?
なんで兄はそんなこと知ってるんだい?
大方、ネカネ姉さんか火の玉少女が話したのかな。
まぁ、隠す必要もないか。
「そんなくだらないものに興味はない。」
「なっ!くだらないってどういう―――」
兄は僕に掴みかかろうとしてきたが、逆に横に移動して足を引っかけて転ばせてやった。
「スプリングフィールド先生方、入ってきてください。」
すると園田先生から入室するよう声がかかったので僕は教室の扉を開けた。
黒板消しトラップが仕掛けられている扉を、ね。
~SIDEOUT~
リョーマは落ちてきた黒板消しをキャッチすると、足元に仕掛けられたロープを踏まないように通ると教壇に立った。
「こんにちは、皆さん。何人かはあったことがあると思うけど、僕はリョーマ。
リョーマ・スプリングフィールドです。今日から君たちの副担任になりました。
ちなみに担当強化は理科です。よろしく。(・∀・)ニパッ」
「なっ!リョーマじゃないか。」
「・・・・。」
「ム。リョーマ博士ネ。」
「まさか、プロフェッサーリョーマが......。」
自分たちよりも年下の少年が教師、しかも自分たちの副担任になることを知って、2-Aの生徒たちは驚き、教室は静まり返っていた。
中でも、リョーマと交流のあるエヴァやザジ・レイニーデイ、超鈴音と葉加瀬聡美はリョーマの登場に絶句していた。
「ネギ先生も入って下さい。」
園田先生の呼びかけでネギも入ってきた。
~SIDEリョーマ~
うわぁ、中学2年生の、しかも女の子が考える罠じゃないな~アレ。
僕の視線の先には僕が排除した黒板消しトラップ以外の全トラップに引っかかったネギがいた。
水バケツにおもちゃの矢って、・・・ホント中学生の女の子が考えるようなものじゃないでしょ。