仮面ライダーデュークMAGI 黄金の果実争奪戦 作:カズミン
短いものをいくつかに分けて投稿します。
やあ。
僕の名前はリョーマ・スプリングフィールド。
実験時や戦闘時なんかは年齢詐称薬を使って大人の姿をしているんだけど、実年齢は数えで10歳の子供なんだ。
同僚からは「人類救済のための最後の希望」なんて言われてるんだよ、これでもね。
所謂、「身体は子供、頭脳は大人」ってところかな。
まあ、それは置いといて。
とりあえず、今日はドラゴンフルーツロックシードの性能テストを行った後の僕のとある一日を紹介しよう。
AM05:30
自宅
Pi!Pi!Pi!Pi!Pi!Pi!Pi!Pi!
「んみゅ?」
目覚ましアラームで眠っていた僕は目を覚ます。
Pi!Pi!Pi!Pi!Pi!Pi!Pi!P
僕はとりあえず、目覚まし時計を止めると、ベットを整えた後、寝室から出て洗面所へと向かう。
「フン、フン~(^^♪」
顔を洗い、髪形を整えた後は歯を磨く。ちなみに歯磨き粉はレモン味さ。
AM06:50
自宅を出て近くの喫茶店へと向かう。
ちなみに自宅は麻帆良学園の理事長が僕名義で用意してくれたものだ。
僕名義といってもドクター真木が勤めている大企業の会長さんと園咲氏がコネを利用して用意した戸籍の麻帆良大学の学生で香川研究室の戦極龍馬18歳としてのだけどね。
プッ!プーーー!
僕が歩道を歩いていると後方からクラクションが鳴り、振り向いてみると赤いオープンカーが走行しており、僕の横まで来ると停車した。
運転席にはサングラスをかけた男性が座っていた。
「やぁ、戦極くん!」
男性はサングラスを外すと爽やかな笑顔で挨拶してきた。
「おはようございます。校長先生。」
僕はこの男性を知っている。
麻帆良学園にある天ノ川男子高等学校の校長を務めている人で、この学園の理事長の教え子だったらしい。
「おはよう。戦極くん。」
「なにか、ご用ですか?」
「朝食を食べにいつものところに行くんだろう。」
「ええ。」
「私もあそこに行こうと思っていたからね、乗せてあげようと思って声をかけたんだ。」
「では、お言葉に甘えさせてもらいます。」
僕は校長の車に乗り込むと出発する。
「研究の方は如何だい。」
「それなりに、ってところですかね。」
僕と校長は車内で暇つぶしの会話を楽しんでいた。
「香川教授達のおかげで研究は捗っているんだろう。」
「ええ。後10年は掛かると思った研究がかなりのペースで進んでます。時空間転移システムの完成も神崎君のおかげで来年の4月には完成する予定です。」
「そうか。よかったね。」
「ええ。」
校長は僕の研究・・・・・・ヘルヘイムの森の事を知っている。園咲氏の友人だった理事長経由で僕と知り合い何かと手助けをしてくれている人だ。
「そういえば、お兄さんが来年2月の上旬に赴任してくるらしいね。」
「ネギですか。そういえばそうですね。」
「気にならないのかい。」
「ええ。」
正直言ってあまり関わり合いになりたくない。
お祖父ちゃんから月に一度送られてくる手紙を見る限り、メルディアナの禁書棚に侵入を繰り返していたらしい。
お祖父ちゃんもネギをあまり構ってやれていないことに負い目を感じて見ないふりをしていたみたいだし。
はっきり言って、あいつに関わると面倒ごとに巻き込まれるのは目に見えているからね。絶対魔法バレするにきまってる。
「僕の兄は置いといて、校長のお兄さんの方は如何なんです。」
校長には双子の兄がいる。
幼いころに両親が離婚して苗字は母方の方に変わったらしいが。
「兄さんかい。実は恋人の小夜子さんと結婚してね。」
「おめでとうございます。」
「ありがとう。私の事ではないが本当にうれしく思うよ。」
そんな話をしていると、目的地が見えてきた。
喫茶店の看板には店名が書かれている。
その名は
『カフェ・マル・ダムール』
当分は本作の執筆をメインにしていく予定です。