仮面ライダーデュークMAGI 黄金の果実争奪戦 作:カズミン
2003年2月上旬
リョーマ・スプリングフィールドが女子中等部2-Aの副担任に任命されてから2か月近くの時が流れていた。
クリスマスからの空白の2ヶ月間についてはいつかは語られるだろう。
麻帆良学園女子中等部校舎内の廊下を歩いているリョーマは学園長を目指していた。
「やれやれ、┐(´д`)┌............なんで女子中等部校舎の中に学園長室があるんだ?」
「そう思わないですか?.........園田先生。」
そう言って振り向いたリョーマの視線の先には笑みを浮かべた園田紗理奈がいた。
「良く分かりましたね。」
「まぁ。大方、護衛でしょう。理事長か速水校長にでも頼まれましたか?」
「ええ、そうです。龍馬君に何かあれば、プロジェクトに支障も出ますから。
でも本当はみんな心配してるんですよ。それに私はあなたの案内役ですから。」
「そうゆうことですか。では行きましょうか。」
リョーマと園田は二人で学園長室に向かい歩いて行った。
学園長室前にたどり着いたリョーマと園田の二人は学園長室に入ろうとノブを握ろうとしたが
「――――なんておかしいじゃないですか!?
しかもうちのクラスの担任ってどういうことなんですか!!???」
年若い・・・・おそらく少女と思われる女性の怒鳴り声が聞こえてきた。
「「・・・」」
二人は顔を見合わせると首を傾げた。
「と、とりあえず入りましょうか、龍、リョーマ君。」
「ヤレヤレ┐(´д`)┌。メンドくさいなまったく。」
ガチャッ
「失礼するよ。」
「失礼します。」
二人はドアを開けるとそこにはぬら○ひょんと眼鏡をかけた金髪の女性、リョーマの双子の兄のネギ、ツインテールにジャージ姿のオレンジ髪の少女とロングヘア―で学生服姿の黒髪の少女がいた。
「む。園田先生に、リョーマくんか。リョーマくん、ひさしぶりじゃな。」
リョーマと園田が入ってきたことに気付いたぬ○りひょん―――近衛近衛門学園長はリョーマに声をかけた。
「どーも。まったく、なぜ僕真で教師をやらなきゃならないんです?」
「木乃香、明日菜ちゃんや、紹介しよう。
彼は今日から2-Aの副担任になるリョーマ・スプリングフィールド君じゃ。」
「リョーマ!?」
ネギは行方知らずになっていた双子の弟が現れたことに驚いていた。
「?学園長、そいつも教育実習生になんじゃないんですか?」
ツインテールの少女――神楽坂明日菜は学園長の説明に疑問を投げかけた。
「いやいや、彼はマサチューセッツ工科大学を卒業しておってな。
麻帆良大学で教壇に立つことももあって、特例措置として教員免許を持っておるんじゃよ。」
「それとネギ君、こちらは高畑君が出張でいないときに2-A担任代行をしてもらっている国語を教えている園田紗理奈先生じゃ。」
「どうも。」
「木乃香と明日菜ちゃんは知っておるじゃろ。」
「はい。」
「・・・。」
「あれ?リョーマ君?リョーマ君やないか!?」
今まで黙っていた黒髪の少女――近衛門の孫娘である近衛木乃香が突然大声を上げた。
「ん?」
木乃香に気付いたリョーマは目と鼻の先ほどの距離まで近づくと満面の笑みを向かべた。
「やぁ!木乃香じゃないか!!久しぶりだね。」
「あぁ。」
「む?木乃香や、リョーマ君の事を知っとるのかね?」
「そうやぁ。小学6年生の時の夏休みに里帰りしたやろ?そん時に会ったんよ。」
「なるほどのぉ。その話はまた今度にするとして。」
学園長は金髪メガネの女性――ネギの指導教員の源しずなに目を向けた。
「とりあえず、園田くん、しずなくん。ネギ君とリョーマ君を教室に案内してくれるかね。」
「分かりました。」
「はい、分かりましたわ。」
「木乃香と明日菜ちゃんもそろそろ行くといい。」
「わかったえ~。」
「はい。」
リョーマ達は学園長室を出て2-A教室に向かっていった。