女王蟻と放出系と女王蜂   作:ちゅーに菌

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どうもちゅーに菌or病魔です。少しモーくんはメイドを増やしに行きます。

ちなみにモーくんはゴンの次ぐらいに優しくて、幻影旅団と同じぐらいクソ外道です。その両面を両立してやがるのがモーくんです。レクター博士仕込みのサイコパスだったりします。ちなみに1993年からキルアくんは2年掛けて200階まで天空闘技場を登ったそうですね。



そうだメイドをふやそう その1

 

 

 

 

 

「メイドを増やしたい」

 

カエデとにゅうと婚約者になってから3ヶ月程経ち、カエデの妊娠期間で言えば5ヶ月経った頃。俺はリビングでふとそんな呟きをした。

 

「それだけ聞くとアホみたいだな。要は念能力者と戦いたいということだろう?」

 

その場に居合わせたカエデは呆れた様子を見せている。ソファーに座っており、お腹を撫でている最中でもあった。ちなみににゅうはカエデの中でお昼寝中だ。

 

カエデのお腹に目を向けると、かなり食べ過ぎたお腹程度に見える大きさであるが、確りと胎児が成長しているということはよく分かる。元気な子を願うばかりだ。

 

本題に戻ると、あなたのお手伝いさん(オーダーメイド)をもっと沢山増やしたいのである。現在、お手伝いさんの台帳(ルームメイド)の100体の枠は数体しか埋まっていないからな。というか当たり前だが、くじら島に居ても全く増えねぇ。

 

「念能力ならハクアさんがいっぱい持ってるじゃないか」

「違うんだよなぁ…そうじゃないんだよ……」

 

確かにハクアならば俺のお手伝いさんの台帳(ルームメイド)を簡単に満杯に出来てしまうだろう。

 

それにこの前、念能力を幾つ持っているのかと聞いたところ、"んー、三千億……いや四千億個? そのぐらいかしらぁ? 正確な数は覚えてないけど昔は1日ひとつは必ず念能力作ってたしねぇ"とか言っていたので兎に角、沢山あるのだろう。

 

まあ、この星を数億年統べていた等と言っていたので筋は通るのだがな。例えばご存じの通り1億年は約365億2500万日であり、計算的には妥当な数字と言えよう。しかし、まあ、いつものハクアのことだ。話し半分に聞くのがいいだろう。

 

「だったら貸してもらえばいいんじゃないのか?」

「違うんだよ……」

 

例えばハクアから念能力を50個見せて貰ってメイドを作るとしよう。するとお手伝いさんの台帳(ルームメイド)の絵面が同じ顔のメイドで埋め尽くされるのである。

 

折角メイドにして外見を無駄に凝った念能力にしたのにそれやっちまったら何の意味もなくなっちまうじゃないか!

 

「そうか、無駄だという自覚があっただけ私は嬉しいぞ」

 

なんかカエデさん最近俺に慣れてきたのか返す言葉が微妙に辛辣じゃないですかね……。

 

「ふふっ、お前の妻だからな」

 

カエデはそう言いながら、まだ少し表情の硬い笑顔で微笑む。

 

聖母…というわけでは全然無く、それどころかぎこちない笑顔であるが、それでも俺にとってはどんな美女や絵画の微笑みよりも最高の笑顔に思えた。これが惚れた弱味という奴か。

 

「それに念能力を開発した後までハクアに頼るのはなんだかダメな気がする」

「いや、それこそ今さらなんじゃ……」

 

止めてカエデ! そんなこと一番俺がわかってるの! でも男の子にはプライドとか譲れないものがあるのです!

 

あ、なら女の子になればいいじゃん。あの後、ハクアからあのクッキーは何かに使えそうなので300枚ぐらい貰っておいたし。これは早くもカタリナちゃんの復活ですねぇ…。

 

 

 

「なら"天空闘技場"に行けばいいんじゃないの?」

 

 

 

そんな下らないことを考えてニヤニヤしていると、声を掛けられたため、俺とカエデはそちらに顔を向けた。

 

見れば何故行かないのかとでも言いたげな様子できょとんとしているマコがいた。マコは普段、念能力についての会話にはあまり入ってこないのでなんだか新鮮だな。

 

しかし、天空とはあれか? HP吸収の太陽と敵守備半減の月光を順に発動させる奥義のことであろうか?

 

「うん、それはよくわかんないけど絶対違う」

「じゃあ天空闘技場って?」

「天空闘技場……何だそれは?」

「アンタらには必要のないモノだってことはよくわかってるわよ……」

 

何故か呆れられた。解せぬ。

 

「いい? 天空闘技場っていうのは__」

 

場所はパドキア共和国と同じ大陸の東にあり、地上251階、高さ991m、世界第4位の高さを誇るタワー状の建物である。

 

その実態は1日平均4000人の腕自慢が世界中から集まる格闘技場で、通称"野蛮人の聖地"。観客動員数は年間10億を超える施設とのこと。

 

「ほーん、じゃあ念能力者も集まるってことか」

「そう、寧ろ天空闘技場のメインは念能力者同士の闘いよ! なんたって―――」

 

その後、天空闘技場についてのあれこれをマコから語られた。最初は天空闘技場の施設としての概要だったのだが、徐々に話が脱線して行き、選手に対しての話題になり、最後には天空闘技場に対しての愚痴になり始めた。これはあれだ、酒場で酔った客の話を聞き続けるのとそう変わらんな。

 

時計を見ると40分程経過しているのでそろそろ話を切り上げたいと思い始めたところである。

 

「しかし、マコはよく知ってるなぁ……まるで働いてたみたいだ」

「あー、言ってなかったけ? アタシ天空闘技場で働いてたのよ」

「ん……?」

 

反応するとは思っていなかった合いの手のような呟きに帰って来た言葉で俺は困惑する。働いてた? ついこの前まで部屋の懸垂器具にぶら下がっていたコウモリがか? あ、懸垂器具には今もぶら下がってるな。

 

「いや、そっちのアタシじゃなくて人間だった方の生前のアタシよ」

「人間だった方……?」

「生前……?」

 

カエデと顔を見合わせる。そして、真っ先に頭に浮かんできたのはいつものシロアリの女王様である。頭の中でまでニコニコ笑っているのが実にハクアらしい。

 

「今はそんなことはどうでもいいのよ!」

「あ、はい」

 

まあ、マコが気にしていないなら別に俺としてはいいし、掘り返すつもりもないが、非常に複雑な気分である。

 

「なんならアタシが案内してあげっ…! ああ……今ゲームで忙しいんだったわ……」

 

ものすごく残念そうに落胆した様子を見せるマコ。耳が倒れていてとても可愛らしい。

 

「あらあらぁ」

 

すると何処からともなくハクアが現れた。いつも通りの抑揚と雰囲気で言葉を続ける。

 

「いいんじゃないかしらぁ?」

「いいの!?」

「やってるのはゲームなんですもの当たり前よぉ。それに彼が増えたからポケットには困ってないしねぇ」

「ああ、ジョネスの奴ね」

 

俺には二人の話している内容はわからないが、何やら話が付いたらしい。

 

と、言うわけで。

 

 

「今すぐ! 天空闘技場に! 行きましょう!」

 

 

「お、おう……」

 

何故かこうなったようだ。

 

マコの熱意と剣幕に押されつつ辺りを見回すと、何故かイソイソとスーツケースに服やら歯磨きセットやらサボテンのお友達やらを次々と詰めているカエデの姿が目に入った。

 

「なにしてんのカエデ?」

「旅の支度だが?」

「いや、お腹の子もいるし、別に着いて来なくても_」

「気遣いは結構だが、私はモーガス・ラウランの妻だ。もう、お前から離れないぞ」

 

カエデは俺の言葉を遮りそう言い切った。そこまで言われてしまえば俺としては何も言えることはない。というか、心の隅にカエデが着いて来てくれることを喜ぶ俺がいるので仕方ないだろう。

 

「うふふ、イイわねぇ、若いって」

 

そんなことを言いながら微笑ましいモノを見る目で笑っているハクアに、ヘルベルのヌマちゃんの世話を頼みつつ俺も旅支度を始めることにした。

 

「早く行こう! 行くわよ! 飼い主!」

 

マコは鼻息を荒げながら俺の手を引いて来る。

 

お前そんなキャラだったっけ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1993年3月28日

天空闘技場への移動1日目。マコが場所もその周辺のローカルな路線等も覚えているとのことなので移動は丸投げした。といってもとりあえずそちらの大陸へ向かわないことには始まらないので2~3日は飛行船移動だがな。

マコは既に目を輝かせて非常に楽しそうな様子であった。眼帯で俺から目は見えないけどな。なんかこうキラキラしたものが見えるような気がするのである。かわいい。

 

余談だが、飛行船の食堂で夕飯を頂いている時にウェイターが乗客に怒鳴り散らされていた。何かと思って見ると怒鳴っているのは身なりの裕福そうな夫婦の奥さんの方であった。どうやらアレルギーのモノが入っていたとかなんとかだそうな。ふと、メニュー表を見るとメニュー表の右端の方に"アレルギーをお持ちの場合は予めスタッフにお申し付けください"と書いてある。ジャポンとか含む大国じゃアレルギー表示は義務化されているが、他はそうでもないんだがな。まあ、そういう人達もいるんだなと思ったので日記に記しておこう。

 

 

1993年3月29日

天空闘技場への移動2日目。事件発生である。乗っている飛行船の便で一組の裕福そうな乗客の財布や鞄から現金だけが忽然と姿を消していたらしい。大胆不敵な奴もいたものである。

だいぶ重くなった俺の財布を幻影旅団No.4であるカエデは何とも言えない絶妙な表情で眺めていた。大丈夫、大丈夫。俺の経験上この世界の小金持ちにろくな奴はいないからな。後、隠で隠しときゃバレない。

 

 

1993年3月30日

飛行船移動第1部完。そして、飛行船移動第2部の1日目開始である。もっと早い乗り物がこの世にあればいいんだけどな。ハクアぐらいの速度で空を飛べる乗り物とか。いや、それは盛り過ぎたか、ハクアは飛ぶと1秒経たずに音速の壁越えるしな。

 

それよりも今日あったことで少し腹が立ったことがあったので記すが、あなたのお手伝いさん(オーダーメイド)で出歩いていたにゅうがナンパされていた。にゅうは優しいから相手を傷付けないようにやんわりと断りたかったようだが、向こうはそれを脈アリと思ったようでぐいぐい迫っていたらしい。偶々俺が通り掛かったので婚約者だと言ってその場を収めたが、相手の態度と去り際の舌打ちにより、その場で頭を吹っ飛ばしてやろうかと思ったことを日記に記しておく。

 

 

1993年3月31日

飛行船移動第2部2日目。再び事件発生である。まるで名探偵になったかのような事件遭遇率だな。どうやら昨日のナンパ男が飛行船から忽然と姿を消したらしい。その男は個室をとっており、内鍵が閉まった状態で部屋の窓が全開だったことと使用済みの灰皿と煙草があったことから誤って転落した事故と見られている。

まあ、多分まだ生きていると思うぞ。俺で作ったあなたのお手伝いさん(オーダーメイド)が、ナンパ男を移動弾で海の上にあった小さな岩礁に飛ばしただけだからな。まだ、死んじゃいないさ。

まあ、絶望的だとは思うが仕方なかろう。にゅうがカエデに戻ってナンパの話の記憶をカエデと共有したら、カエデが今にも細切れにせんとばかりに怒気を放っていたからな。ありゃ殺すのも時間の問題だった。カエデは自分自身よりも大切な人が傷つけられることに対してキレるからなあ。殺るならもっとスマートに済ませなきゃいけないってことをカエデに教えておかなくてはならないかもしれない。

しかし、良い誤算だったな。後で現場をチラッと見たが、どうやらあなたのお手伝いさん(オーダーメイド)に付けた残ったオーラは全て俺に還るという能力は、本来残る筈の僅かなオーラの痕跡すら俺に還るようだ。かなり便利である。

 

 

1993年4月1日

飛行船移動第2部3日目。暇だしエイプリルフールなのでカエデに嘘を吐くことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

背骨を折られかけた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わー、おっきいですねー」

 

下から見上げると首が痛くなりそうな程の巨大な塔が建っていた。上の方は雲に隠れており、建造物の途方もない高さがよく分かる。

 

ここが数日かけてやって来た天空闘技場とのことである。 成る程いい得て妙だな。

 

「ふふふ、そうでしょう。そうでしょう?」

 

何故かマコがとても誇らしそうだ。全く無い胸を張っておりとても可愛らしい。

 

それにしてもこの塔を見れば見るほどある衝動が渦巻いてくるな。

 

「どうしたの?」

「いやぁ……これさ」

 

こう、1階から全力で念弾を放って最上階までぶち抜いて倒壊させたらスゲー気持ちいいだろうなーって思っただけである。

 

「止めてよ!?」

「思っただけ! 思っただけだから!」

「アンタが言うと洒落にならないんだよこのバ飼い主ィ!」

 

硬で覆った脚による素晴らしいサマーソルトキックで頬を蹴り上げられた。

 

痛い! この暴力系ヒロイン!

 

「あそこに並べば受付出来るんだな」

「わー、マコちゃんが言ってた通り、凄い人の列だね」

 

ああん、待って置いてかないでよー!

 

俺は慌ててカエデに着いて行った。

 

「登録用紙は持ってきたわよ」

 

と、言うわけで並んだのだが、長時間暇である。なのでマコが持って来た登録用紙の記入は先に出来るので記入することにした。参加条件は特に無いらしいので流星街出身者にも優しい。

 

 

名前:

 

 

ふむ、まず名前か。

 

 

名前:カタリナ・ラウラン

 

 

よし。

 

「よしじゃないだろこの馬鹿亭主」

「カエデさん痛いです止めてくださいほんの冗談じゃないですかやだー」

 

このまま流されれば天空闘技場ではずっとカタリナちゃんで居ようかと思っていたが、それを察したカエデに止められたので仕方なく本名を書いた。

 

さて、次はと。

 

 

生年月日:

 

 

まあ、ここは普通に。

 

 

生年月日:11月6日

 

 

「…………ねぇカエデちゃん?」

「なんだ?」

「カエデちゃんの記憶にモーくんの誕生日無いんだけどどういう――」

「少し黙ろうか」

 

何やら切ない会話が聞こえた気がしたが、聞こえないフリをした。聞こえないったら聞こえない。

 

はい、次。

 

 

闘技場経験の有無:

 

 

ないな。

 

「うーん……」

「どうしたマコ?」

「前世で天空闘技場の司会とかエレベーターガールとかやってたって書いた方がいいと思う?」

「流されるか、面倒なことになるだけだから止めとけ」

 

なんだマコも参加する気なのか。いや、別に止めはしないが、魔獣も参加できるのか天空闘技場は?

 

「ネタ的に美味しくて賭けになるなら何だって参加出来るわよ」

 

さいですか、次だな。

 

 

格闘技経験:

 

 

格闘技ならジンから死ぬほど仕込まれたな。未だにブリオンさん相手にやっているから現役ということでいいか。正確には何年ぐらいだったかな……? 覚えて無いからぼかしておけばいいか。

 

 

格闘技経験:10年以上

 

 

ほい、次の項目は……と。

 

 

格闘スキル:

 

 

格闘スキルか……。うーん、俺の一番の戦闘技能は念弾と、レクターさんから仕込まれた暗殺技能や人を殺すための最も効率的な方法とかなんだけどな。というか格闘スキルという定義はどこからどこまでだ? 剣術とか、武術の流派とかそういうのも含むのだろうか?

 

うーん……まあ、適当でいいか。

 

 

格闘スキル:剣術

 

 

本当は抜刀術が主体だがな、それを書いてやる程手の内を見せるわけにはいかない。ちなみに剣術はレクターさんと、ハクアから習った。何でも出来るレクターさんは兎も角、ハクアが剣を嗜んでいることに驚いたが、話を聞くと"うーん? 感覚よ感覚。なんか相手の動きを見てたら自然に覚えるじゃなぁい?"とか言っていた。多分、戦闘中に相手の武術を相手以上に極めるとかし出す手合いなんだろう。仏陀顔負けである。

 

「この先は自由記入欄か」

 

別に書かなくてもいい項目であるが、まだかなり暇なので書ける奴と書いても問題ない奴は書くことにしようか。どれどれ。

 

 

職業:

 

 

ふむ、職業と来たか。

 

 

職業:漁師

 

 

よし。

 

「ひょっとして熱帯魚の密漁のことか…?」

「うん」

「ペンを貸せ」

「ちょ……」

 

 

職業:自営業

 

 

「コレでいいだろ」

「あふん」

 

カエデに書き替えられてしまった。まあ、いいか。さて次は――。

 

 

家族構成:

 

 

ん?

 

「カエデこれはおかしいぞ」

「どこがおかしいんだ? 別に普通に見えるが」

「家族構成の記入欄に配偶者を1人しか書くスペースが無いじゃないか」

「まあ、普通は本妻を書くんじゃないのか? どれ私が書いてやろう」

 

カエデが俺からペンと用紙を奪い取り、名前を記入しようとしたところカエデの手が他の手により止められた。

 

「いやいやー、私が書いておくよカエデちゃん」

 

それはあなたのお手伝いさん(オーダーメイド)で表に出ているにゅうであった。

 

「ははは、何の冗談だ? 手を放せ書きにくいじゃないか」

「あはは、ペンと用紙を私に渡していいんだよカエデちゃん。こういう書類仕事とかいつもいつも私に押し付けてたよね? だからいつもみたいに任せていいんだよ?」

 

ゴゴゴゴゴ……と効果音が付きそうなオーラを漂わせ、互いに張り付けたような笑顔を崩さないカエデとにゅう。互いの背中に竜と虎のイメージが見えるのは気のせいだろうか。ちなみに虎の方は猫科動物っぽいのでにゅうである。

 

ここはあのクッキーを食べて、"止めて! 超絶美少女カタリナちゃんのために争わないで!"と言って割って入りたい衝動にちょっとだけ駆られたが、今そんなことしたらあの温厚なにゅうにまで攻撃されそうなので流石に止めた。ただ、この時間が過ぎ去るのを待つばかりである。

 

 

 

最終的に子供のキャットファイトみたいな喧嘩になったので止めた。登録用紙はその過程で破れたのでもう一枚書くハメになったが、非常に面白い暇潰しになったので良しとする。

 

 

 

 

 




ああ、ゲゲゲの鬼太郎(6期)を原作で5~6年ぶりにTS小説を書いたのでよかったらお読みください。ちなみに主人公は羽衣狐です。

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