女王蟻と放出系と女王蜂   作:ちゅーに菌

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蟻と蟻

 

 

 

俺は流星街の朝日を眺め、生き残れた事を密かに涙していた。何か大切そうでそんなに大切でもないモノを失ったが、これぐらいで済んだのは寧ろ幸運だろう。もし仮にミトさんが着いてきていたらミ/ /トさんになっていたことは想像に難しくない。生きるってこういうことなのか……。

 

どうやら俺はカエデが待ち合わせの時間を過ぎ、激しい雨が降ろうとも傘も指さずに何時間でも待っているタイプだということを失念していたらしい。いや、それは覚えていたが、カエデの愛の矛先が俺に向いていた事を当時の俺は気が付かなかったという事だろう。

 

「んんっ……」

 

俺が座っているベッドで艶やかな声が上がり、俺の肩が大きく跳ねる。現実逃避して何も考えていなかった事が災いし、頭が真っ白になる。

 

「にゅう……」

 

カエデは待ってくれるハズもなく身体を起こすと、欠伸をひとつ落としてから伸びをするとそのまま俺の方に顔を向けた。

 

「あ、おはようございます。モーガスさん」

「お、おう…」

「よく眠れました?」

「まあ……そこそこ」

「そうですか、うふふ」

 

何故か別人のように弾んだ声と柔らかな口調で挨拶をしてきたカエデ。ちなみに俺は一睡もしていない。あの状態で眠る事など出来るわけがない。出来たのならソイツは人間ではない。

 

「朝ごはんを用意しますね。ちょっと待っていてください」

 

カエデはそう言ってベッドから起き上がり、シャツとパンツを履くと、キッチンに移動し、冷蔵庫を開けて指をくわえながら吟味している様子である。

 

「なあ、カエデ…」

「…んー………」

 

流石に昨日の今日でその反応は可笑し過ぎると疑問に考えた俺は、藪をつつく思いでカエデに問い掛けた。だが、カエデは冷蔵庫の食材を眺めたままである。

 

「カエデ…?」

「洋風がいいよねぇ…」

「おーい、カエデ…?」

「でも和風もいいかも…」

「カエデさーん…?」

「え…? あ、はい! 私の事ですか!」

 

何度か問い掛けると漸くカエデは俺の事に気付いたらしい。カエデは俺の方に身体を向けるとにこやかな笑顔を浮かべた。

 

「ああ、そうでした。モーガスさんは知らないんでしたね」

「何が?」

「私は"にゅう"と申します。カエデちゃんはまだ眠っていますよ。あの娘お寝坊さんだから私より後に起きるんです」

「へ…?」

「えーと、そのですね。私はカエデちゃんが念能力で作ったもうひとつの人格なんです」

「はい…?」

「つまりですね…」

 

ハテナの海に沈みかけた俺をカエデ……にゅうはそっと拾い上げ、説明を始めた。

 

 

現実の私理想の私(イデアル)

常時発動型念能力。自身にもうひとつの人格を造り出す。その新しい人格は本来の人格と全てを共有可能で、本来の人格も新しい人格と全てを共有可能。

 

朝飯を作る片手間にしてくれたにゅうの話を纏めるとこうだ。

 

カエデはこういう念能力を作り、にゅうという人格を造り出したらしい。どれほど話し相手が居なかったらこんな悲しい念能力に記憶を割かなければならないのだ…。

 

「えへへ、確かにそれには私も全面的に同意します。でもカエデちゃんは人付き合いも友達作りも下手ですから私が居ないと何にも出来なくて…」

「ありがとう」

「にゅ!? あ、はい……」

 

俺はにゅうの手を握り、有らん限りの感謝を込めてそう言った。多分、にゅうが居なければ昨日の事態は血生臭い惨状になっていたに違いない。モーガスはモ/ /ーガスになっていた事だろう。

 

「あ、あの……そろそろ手を…」

 

何故か手を持っただけでゆでダコのように真っ赤になっている。にゅうは上目遣いで俺を見上げながら言葉を紡いだ。

 

「あ、あのですね……私はカエデちゃんと全てを共有しているんです…だからその…」

「ああ、昨日の事も全部身体に記憶していると…」

 

つまりアレか、俺は一粒で二度美味しい目に会ったわけか……君が昨日表に出てくれれば…。

 

「ごめんなさい……流石にあんな様子のカエデちゃんを止める勇気は無いです」

「ですよね…」

 

それにしても昨日のカエデの目とは明らかに違い、にゅうはゴンのように澄んだ瞳をしているなぁ。カエデは俺が知っている当時ですら目がやさぐれていたし。

 

そんなことを呟いた瞬間、にゅうがうつむいた事で、振り降りた前髪が両目を覆い隠くす。そして、片方は前髪に隠れ、もう片方の目で俺を睨むのは13歳がしてはいけない眼力を持つカエデだった。

 

「悪かったな……目が死んでいて、独りで悲しい念能力に記憶を割いて」

「そこまでは言っていません。ごめんなさいどうか殺さないでくださいカエデさん」

 

どうやら最悪のタイミングでカエデさんが覚醒したらしい。俺はカエデから手を離して膝から崩れ落ち、ジャポンの伝統芸能技の土下座の姿勢を取ったが、鬼ですら裸足で逃げ出すようなカエデの視線が俺を貫き、全身から冷や汗が流れる。

 

誰か助けてくれ……俺には家族が…一匹のコウモリとシロかったアリが居るんだ…。

 

 

 

「おなかすいたー、朝ごはんまだー?………ってふたりとも何してるの?」

 

 

 

この時のシズクさんは天使に見えたと後の俺は語る。

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

「姉さんよかったね。好きな人と寝れたんだ」

「うるさい…」

 

相変わらずの無表情で朝食を取るシズクと、諦め半分照れ半分と言った様子でシズクの話に付き合いながら朝食を食べているカエデ。ちなみにシズクはベッドの広範囲の乱れ具合から昨日の事情を推測したとの事である。

 

それよりも食事中もカエデが未だに睨んできて生きている心地がしない。刺すようにオーラも放っている。これが俺の最後の晩餐ならぬ朝食になるのかもしれない。nice boat.

 

「ダメだよ。姉さんは昨日の負い目を感じて、そっちから話を振ってくれるのをずっと待ってるんだから何か言ってあげないと」

「……ッ!?」

 

シズクの言葉により、カエデが鳩が豆鉄砲食らったような様子になり、カアッと効果音が付きそうな程に真っ赤に染まる。

 

嘘だろあのにらみつけるは照れ隠しだったの…?

 

目線を反らしてカエデはぽつりと呟く。

 

「悪かったな…」

 

それだけ言うと完全に目を背けてしまった。

 

「姉さんかわいいー」

「うるさい……」

 

茶化されるのに耐え切れなくなったカエデは食器を下げてから部屋から出ていった。それを見送ってふとシズクの方を見ると、何故か俺の隣に移動しており、その場で呟いた。

 

「兄さん」

「はい……?」

 

兄さん…?

 

「姉さんの結婚相手なら私の兄さんでしょ?」

「昨日の今日で結婚とかはそういうのは考えてな…」

「仮にしないで他の人としたら姉さん壊れちゃうだろうし、ヤり捨てとなると昨日話してたジンって人以下になるんじゃないかな?」

「 」

どうやら俺の人生の終着点はカエデに惚れられ、ジンと出会った時点で決まっていたらしい。

 

シズクは間違いなく真っ当に生きていれば将来大物になると俺は悟った。

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

ある晴れた日、とある種の女王がいた。

 

彼女の目的はただのひとつ。自身の種族の光りにして、世界の頂に立てる希望を持った"王"を産むことである。王を産むためには栄養の高く彼女の"気に入る餌"が必要不可欠。それを探す旅は既にかなりの時間が経過していた。

 

だからなのか、それは必然だったのか彼女は出会ってしまう。

 

「あらぁ? この辺りに会話できそうな高等生物がいるなんて珍しいわねぇ」

 

ソレに声を掛けられた瞬間、全身がそれを認識する事を拒絶した。

 

ソレを視界に捉えた事で、自身が女王として存在する事を後悔した。

 

ソレに知られたという事実を自害する事で無かった事にしたいとすら考えた。

 

「ふーん、お仲間ねぇ…同じ蟻で、同じ"女王"」

『あ……ああ…………』

 

彼女の遺伝子の奥底の何かがソレを思い出し、震え、恐れ、懺悔し、ここに己が存在する事が堪らなく不快に感じる。己がソレを差し置いて女王であることを心の底から恥じた。

 

「私は"ターム族の女王"。アナタは女王(わたし)の前でいったい何者なのかしらぁ? 是非知りたいわぁ…」

 

彼女が王を産めない事よりも遥かなる絶望がそこにあった。

 

彼女はターム族などというモノは知らない。彼女はその女王がどんな立場にいるのかも知らない。だが、それでも彼女の本能が、遺伝子に刻まれた何かがタームの女王との奇遇を恐れ、恥じ、敬い、そして歓喜していたのだ。

 

『キメラアントでございます…』

「へぇ…」

 

キメラアントの女王はタームの女王に頭を下げ、地に這いつくばらん限りに平伏する。そこには絶対的な主従、あるいは格差というものが見て取れた。

 

その行動に気を良くしたのかタームの女王は、キメラアントの女王の頭をひと撫ですると笑みを強める。

 

「いいでしょう。アナタに免じて私は女王(アナタ)が存在することを認めましょう」

『そ、それは…!?』

「あらぁ? 何かご不満?」

『滅相もございません…』

 

一瞬、顔を上げたキメラアントの女王は再び顔を伏せる。だが、その身体の細かな震えは恐怖から来るものではなく、歓喜から来たものだと表していた。何故かは彼女自身もわかってはいない。だが、目の前の女王に認められた事が、自身が種の女王としてこの上無い幸福に思えたのだろう。

 

「でも何か迷惑料ぐらいは徴収したいわねぇ」

『わ、私に可能なら事ならば…』

「んー、アナタキメラアントなのよねぇ。なーんかそれしては妙に大きいけど」

 

タームの女王の言葉にキメラアントの女王は頷く。するとタームの女王は面白い玩具を見付けた子供のように口の端を歪める。

 

「今、即興でアナタの摂食交配で作れるのはどの程度の階級までかしらぁ?」

『戦闘兵……いえ餌さえあれば兵隊長までなら…』

「ふーん、殊勝ねぇアナタ。気に入ったわぁ。ならこの場で餌を用意するから兵隊長を作りなさいなぁ」

『は、はい』

「後、きっとアナタのならそこそこ強いでしょうし、巣を作ってからでいいから"王直属護衛軍"が1体欲しいわぁ。両方とも出来るだけ可愛い女の子がいいわねぇ。きっと彼も喜びますものぉ」

『そ、それは……』

 

直属護衛軍は文字通り王直下の階級であり、極めて高い戦闘力を持つ反面、替えが効かない存在だ。無論、他者にやれるようなモノではない。

 

「あらぁ? アナタ何か誤解しているわねぇ……」

次の瞬間、まるで極寒の海に放り込まれたような肌を刺す悪寒が全身を通り抜け、それが終わるとマグマに投げ入れられたように全身が燃え盛るような感覚に襲われる。勿論、現実にそんなことは起こってなどはいない。

 

だが、眉を寄せて視線の温度が急激に下がったタームの女王を見るに、彼女から発生しているのは想像に難しくないだろう。

 

「寄越せと言っていることがわからない程に下劣か貴様?」

 

目の前にいる真性の女王にして、生まれながらの暴君は当たり前のようにそう宣言する。

 

タームの女王は自分の思い通りにならない事などこの世界の何処にも存在しないと本気で考えている権化なのだ。故に大概の事には寛容だが、 最近出来た極一部の例外を除き、自身の頼み事を他者が聞かない事などは有り得ない。始めからキメラアントの女王に拒否権などは無かったのだ。

 

『お、仰せの通りに……』

「うふふ……そう、それでいいのよぉ。楽しみにしているわねぇ」

 

全身を恐怖で震わせたキメラアントの女王を見て気分を戻したタームの女王は威圧するのを止め、朗らかな笑みを作った。

 

「では私はアナタその真摯な奉公にひとつ報いるとするわぁ。"私からはアナタの産んだ王に一切の危害を加えない"。これでどうかしらぁ?」

『そ、それは本当ですか!?』

「勿論、私自分の作った決まり事は絶対に破らないわぁ」

 

キメラアントの女王は顔を上げ、感涙にも等しい感覚を覚える。

 

この数分にも満たない時間で、目の前の女王はキメラアントの女王にとっての最大の危険となった、ならば産まれた王にとっての最大の障害はこの女王となることだろう。自身の子はきっと世界の王に成れる。だが、真に世界の王足り得るにはこのタームの女王の打倒は必死。

 

ならば母がせめてしてやれることは少しでもこの絶望的な存在を遠ざけ、王により強くなる時間を与える事だけだ。

 

「じゃあ、アナタにぴったりな餌を用意するわねぇ。"三顧の礼(ブラックワーク)"」

 

キメラアントの女王には見ることは叶わないが、タームの女王の片手にオーラで出来た用紙とペンが出現し、用紙に記入を始めた。

 

「"巨大湖メビウス"、"女性"、"人間"」

 

タームの女王は3つの単語を言葉に出しながら用紙に記入し終えると、片手でペンをへし折った。すると残った用紙が消え失せ、代わりにどこかの遊戯施設のユニフォームを纏っている女性が、タームの女王に首根っこを掴まれる形でそこにいた。ユニフォームのタグには天空闘技場と銘が入れてある。

 

「え…?」

「はーい、こんにちわ」

「こ、こんにちわ…」

 

一応は人間のような姿をしているタームの女王ににこやかに挨拶をされ、強制的に転移させられた女性は返事をする。

 

タームの女王は女性に対してまるで、近くの小物を取って来させるなどの簡単な仕事を頼むような口調で次の命令を下した。

 

「じゃあ、悪いんだけど"死んで貰える"かしらぁ?」

「は?……ぐぇ!?…」

 

女性はタームの女王に首根っこを掴まれたまま自身の首に自身の両手を掛け、力一杯絞め始めた。

 

「…ぁ……あ"…………あ………ぁ"……」

 

女性の口から声にならない音が漏れ、自身の首を絞めている両手以外は自由なのか首を振り乱しながら足をバタつかせている。

 

だが、それを見ているタームの女王の表情は次第に曇り、遂には飽きれたような表情が浮かんでいた。

 

「遅いわねぇ……相変わらずこの形の生き物って自決も速やかに出来ないのかしらぁ……仕方ないから手伝ってあげるわぁ」

「ぷぎゅるっ!」

 

タームの女王に女性の首が300度程回され、何か固いものがへし曲がるような異音と最期に口から漏れた音が響く。それ以降、女性が動く事は2度と無かった。

 

タームの女王が女性の亡骸をキメラアントの女王の眼前へと放り投げる、キメラアントの女王は恐る恐るその生物に口を付けた。

 

『これは……』

 

一口食べるとキメラアントの女王の様子が豹変する。何せそれは自身が長らく求めていた栄養が高く、好みにあった餌だったからだ。

 

「人間って生き物よぉ。あっちの方向に行けばアナタなら10年……いえ、もう少し早く人間の棲みかに着くと思うわぁ。後、これあげる。"執念深い羅針盤(コンパスストーカー)"」

 

タームの女王が念能力を発動すると、キメラアントの女王の手に簡単なコンパスが出現する。今度のモノはキメラアントの女王にも見て触れるようだ。

 

『これは……?』

「それは持っている者が、欲しいモノの方向に常に向き続ける羅針盤よぉ。本当は忘れ物を探す為だけに作ったんだけど、何故か便利な能力になっちゃったのよねぇ」

 

キメラアントの女王の手の中でコンパスの北を指すハズの針が、とある方向を向いたままピクリとも動かなくなる。これさえあれば迷うことなく人間という餌の棲みかへと辿り着く事が可能だろう。

 

「"三顧の礼(ブラックワーク)"」

 

その言葉をキーとして再び、タームの女王に用紙とペンが現れる。

 

「うーん、彼は放出系だから離れた相手の場所を把握出来るような生き物がベースの方がいいわよねぇ。エコーロケーションとかがいいかしらぁ」

 

暫く特に理由もなく凄まじい速度と技術で手の中で踊るようにペンを回してから、何か思い立ったようでタームの女王は用紙に声に出しながらの記入を始めた。

 

「"くじら島"、"雌"、"コウモリ"」

 

そして、再び片手でペンをへし折ると用紙が消え、用紙を持っていた手にはかなり大きなコウモリが握られていた。

 

よく見ればそのコウモリは足に小さなリボンが結んであり、恐らくはくじら島の誰かの所有物であったと思われるが、タームの女王がそんなことに目を向けるハズもない。

 

「申し訳ないけれど"動かないで"ねぇ」

 

その命令の後、コウモリはピクリとも動く事は無くなる。いや、動けなくなったと言った方が正しい。

 

「それとさっきの餌で兵隊長をよろしくねぇ」

『わ、わかりました』

 

タームの女王はキメラアントの女王がコウモリを食べる様子を見ながら何処か遠くの空を眺めて微笑みを強めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1992年5月23日

 

流星街からくじら島に来ないかとカエデとシズクを誘うと、カエデは即座にどこで拾ったのか冷蔵庫並みに巨大なトランクに荷物を詰めていた。シズクとサボテンも詰めようとしていて慌てて止めた。あーれーとか言ってないでシズクも少しは抵抗しなさい。ちなみにサボテンは長年の友達らしい……ブワッ。

グラーフ・ツェッペリン三世は管理人が居なくなるから流星街のオブジェになるのかと思えば、なんでもカエデが所属している幻影旅団という集団に寄付するのでその拠点になるとの事である。

 

くじら島に帰ったら真っ先にマコの耳をさわさわしよう。今の俺には癒しが必要なのだ。

 






ハクアさんの念能力
三顧の礼(ブラックワーク)
場所、性別、種族の三語の言葉を言い、それに合った条件の生き物を無作為に手元に瞬間移動させ、ひとつだけ命令を無条件で聞かせられる念能力。

執念深い羅針盤(コンパスストーカー)
持っている者が欲しいモノの方向を指し示すコンパスを具現化する。
制約
①示された欲しいモノを手に入れるまでコンパスはその方向以外を差さない。

ハクアさんは人間と比べると水溜まりと海ぐらい記憶領域が多いので狸型ロボットの四次元ポケット並みに大量に意味のわからない使えるような使えないような念能力を保有しています。系統もハチャメチャです。

この小説ではハクアさんのせいでキメラアント編が起こります。やったぜ。



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