感想返さずに申し訳ないです
嬉しくてなんか変なこと返しそうなので自重します。
「ほわぁ…」
「さすがあきえもん、俺たちには出来ないことを平然とやってのける」
「そこに痺れる憧れるぅ!」
上から順に蘭子、俺、ちゃんみおである。
橘だと思った人残念だったな、トリックだよ。
「ふふふ、私も自分の才能が恐ろしいよ…。これからは奇跡のマッドサイエンティストと呼んでくれ!」
マッドな自覚あるんですね、昌葉ちゃん。
なんで彼女がこんなにもテンション高いのか不思議でしょうがないと思うが、なんせ作った物が物だ。
「さぁ、闇のゲームの始まりだ!」
そこはかとなく不安であるが、彼女ゲーム作っちゃいました。
「何、ヘッドギアを頭に付けるだけだ。それで仮想空間へと意識を飛ばせる」
「もう昌葉ちゃんがアイドルの枠に留まることを知らない」
「大丈夫だ、志希も似た感じだから!」
346プロまじぱない
アイドルじゃなくても名を馳せる人たちいすぎ。
「して、舞台の準備は出来ておるのか?(どんなゲームなんですか?)」
「何、よくあるファンタジーゲームと同じさ。科学なんてものは一切無し。魔法で敵を倒し、剣で薙ぎ払いレベルを上げる。それだけさ」
流石に独自のストーリーを展開させるには時間が足りなかったとの事。十分すげぇよあきえもん。
「んで、直ぐにでも始められんの?ちょっとオラワクワクしてんだけど!」
大人気ない?褒め言葉さ!男はいつでも子供なんだよ!
「さっきも言ったがヘッドギアを付けるだけだ。生憎とみんなの分の体型などを既に登録してしまったので、カスタマイズは髪型や髪色のみとなっている」
「無限の彼方にさぁ行こう!(お先に失礼します!)」
熊本弁じゃなくて宇宙飛行士の言葉が聞こえた。蘭子ちゃん行動早いっすね!
「さすが蘭子だ。ためらいもなく付けるとは。」
「じゃあ俺も暇だし、参加したい感じなんだけど。俺のデータも入ってんの?」
「ちひろさんがくれたぞ?」
なんであいつ俺のスリーサイズ知ってんだよ…。
問い質すのは後にして、ヘッドギアを付ける。
「科学の申し子よ、精神世界には如何様に向かうのだ?(昌葉ちゃん、ゲームの中にどうやって行くの?)」
「あぁ、すまんな。まだ起動していなかったか。どれ……、いいぞ」
昌葉ちゃんがレバーを倒すと同時に、意識が途切れた。
「何で起動方法がちょっとアナログだったんだよ…」
レバー倒す所とか見たくなかったわ。
さて、くるりと辺りを見回してみると素晴らしくゲームだ。ドラク○とかそんな世界に近い。心めっちゃ踊ります!
今いるのは俗に言う始まりの街なのだろうか。CPUらしき人達がそれぞれ動き回っている。
あれかな、衛兵に声をかけると。
『ようこそ旅の人。ここは○○村だ』
とかテンプレを言ってくれたりするのだろうか。
ループしたらどうしよう。とか考えながら話しかけてみる
「こんにちは、ここはなんと言う村ですか?」
「ここは346村です!情報料として100G頂きます!」
あきえもん、千川のAIは使ったらダメだって。
「情報料として100G頂きます!」
あ、これ払わないとあかんパターンだわ。
まぁ100Gなら良いだろうと、腰に巻いてある袋からお金を取り出し渡す。そして唖然とする
「全財産100Gかい!!」
子供のお小遣いだってここ迄少なかねぇよ!
ホクホク顏で見送る千川(AI)に見送られ、少し散策を開始する。
武器屋に道具屋、鍛冶屋に…おぉギルドまでちゃんとある。
始まりの村なので、それほど広くなかったため数分で見回り終えてしまった。
近くにあったベンチに腰掛け今度はアイテムやステータスの確認をしていく。
「えーと、どうやるんだ…?昌葉ちゃんにちゃんと聞いてから始めるんだった」
『呼んだか?』
「あひんっ」
ビックリして変な声出た!
昌葉ちゃん直接脳内に音声届けて来るなんて凄すぎ!
『ステータスの確認、アイテムの確認は念じるだけで可能だ。すまなかったな、私としたことが興奮してて伝え忘れてたよ』
あっはっはと笑い声を上げて無い胸を張っている姿が幻視できた。
どれどれ、ステータス…
「おぉ、出てき……嘘、私のステータス平均的……。」
体力以外全部10で統一をされてるんですけど…
『ステータスの数値は現実のステータスと似た感じにしておいた。異議は認めない』
ふぁっきん。確かに俺は平凡な人間だがせめてこんな時くらいは俺TUEEEをしてみたかった。
まぁ、ゲームだし。レベル上がればいつかはできるだろう。そう自身に言い聞かせ早速モンスターと戦いに村を出る。
『やみにのまれよ!!』
遠くから爆音とよく聞く声が聞こえた。
そちらを見てみると空に浮かぶ蘭子ちゃん。そして地面には巨大なクレーターが出来上がっていた。
「なぁにあれぇ…」
やみのまって挨拶じゃないのか…。現実の蘭子ちゃんの頭の中でいつもあんな事されてたのか…。
『なお、一部のキャラは独自の技能を持っている。
蘭子であればブリュンヒルデ第二形態。友姫であれば金属バットによるほうむらんなどだな』
ユッキに至ってはファンタジーも欠片もないな。
俺にもそんな技能は無いかとステータスを確認して見たが何もなかった。個性が無いのは島村さんだけでいいだろ!
軽く涙を流しながら歩き続けていたら木陰からスライムが飛びたしてきた!
「でた!定番のスライム!めっちゃプルプルしてる!」
スライム可愛いなぁ…。持ち帰ってペットにしたいレベルで可愛い。なんてことを考えながら剣を抜き取る外道。それが俺です。
「さぁスライムよ、俺の経験値となれ!」
そんな感じに調子に乗ってたらスライムに丸呑みされました。あれぇ……?