ONEPIECEの世界で大切なものを   作:与麻奴良 カクヤ

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かなり速い速度で拳が飛んでくる。が、それを難なくかわす。すると今度はいくつもの拳が同時に飛んでくる様に見えた。様に見えたと言うのも実際には二つの拳が交互に出ているだけだがいくつもの拳を同時に飛んでくる様に見させる為には人の目ではとても追えない程のスピードが必要である。アスはこのスピードの秘密を知っている。『ギア2』血液の流れを上げてドーピング効果を得るが命を削る行為つまり

 

ヤバい本気だ。なんでルフィは私なんかに本気出しているの。おかげでエイちゃんの目を借りなきゃいけないし体力が無駄だよ。

 

ルフィの攻撃をひたすら避けていると不意に攻撃が止んだ。やっとやめてくれたのかな?あれ?なんか周りが薄暗くなったような…

 

上を見ると巨大な拳が迫って来ていた。

 

ちょ、ちょっと今度は『ギア3』とかバカなの?あ、ルフィはバカだったっけ。はぁ、もういいやこれじゃあらちが明かないから仕方ないね。元はと言えばルフィが私の事を思い出してくれないのが悪いんだから。

 

エイちゃんの力を借りて真正面からぶつける。なんとか押し返してルフィの後ろに回り込んでルフィの頭を「いい加減にしなさい」と殴る。武装色の覇気付きで痛いと思うけど力は私のままだから大ダメージにはならず、ポカといい音をならす。

「え!?」

「私よルフィ。覚えていない?」

「ん~~あ、もしかしてアスか?」

やっと思い出してくれたルフィ。私はほっとしながらも自分の事を忘れていた事に怒る。

「人の話をよく聞いて行動しなさい。ルフィのせいで余計な時間をとってしまったわ。」

「わりぃ」

 

二人で再開を喜んでいると水を差す者がいる。革命軍幹部エンポリオ・イワンコフだ。

「麦わらボーイその人は誰かしら?くまを蹴り飛ばす所かなりの実力者のようだけど?」

「あぁオレの姉ちゃんだ」

「アスよ、ルフィとエースの義姉をしているわ。インペルダウンではルフィがお世話になったそうね。マゼランの毒とか。革命軍幹部エンポリオ・イワンコフ。一応、礼を言っておくわ、ありがとう。」

「いいえ、礼には及ばないわ。ヴァターシは麦わらボーイを助ける義理がある。それはそうと貴女なぜヴァターシがマゼランの毒から麦わらボーイを救う手助けをしたと分かったのかしら?」

 

しまったぁ、なんでマゼランの毒なんて言っちゃたんだろう私のばか。ここはイワンコフが納得する答えを冷静でかつ素早く考えないとダメだ。聞き間違いだと言うとその場は逃れられるかもしれないけど納得されないから却下。

うーん、ルフィにとってインペルダウンで脅威になったのはマゼランの毒ぐらいだから(私は能力で毒を中和出来るから全然脅威じゃないけど)。

 

私はインペルダウンにはマゼランっていうドクドクの実の能力者がいるって事を知っていて多分毒にやられてホルホルの実を持ったイワンコフが助けてくれた的な事を言ってその場を逃れた。

 

さぁルフィとも合流できたことだしエースを助けるぞ。

 

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