初投稿なのでおかしなところ分かりづらいところがあったら遠慮せず伝えてください。
どれだけ続くかは分かりませんが今後よろしくお願いします。
第1話
俺はただ立っている。
別に絶望して命を諦めたからじゃない。
俺はただ立っている。
‘‘鳴かぬなら殺してしまえほととぎす”
誰もが一度は聞いたことがあろう一節が響き、近づいてくる。
死は目の前に迫っている。
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「起立、礼」
号令が終わると同時に、俺はそそくさと教室を出る。
別に今日これといった用事があるわけではない。ただこの場から早く立ち去りたいだけだ。
自転車置き場にたどり着き、自転車のカゴにカバンを突っ込み校門を出て、いつもの交差点を渡ろうとしたところで自分とは異なる制服を着た2人の男女が歩いているのが見えた。
俺はこの2人を知っている。
長身のセミロングのイケメンは斉藤 司、もう一人のアイドル顔負けの美少女は中西 涼子、2人ともここしばらくは顔を合わせていないが俺の幼馴染だ。
と言っても俺が避けているだけなのだが。
俺たち3人は幼稚園から中学校まで同じで、府内でもトップクラスの進学校を目指していた。
しかし、俺だけが落ちてしまった。
その時俺以上に気を落としていた2人に‘‘学校が違うだけで俺たちの友情は壊れないだろ”なんて言ったが、やはり劣等感を感じずにはいられない。
2人や俺の2人の両親も変わらない関係でいる。
下手に劣等感を感じたり、優越感に浸っているわけでもない。
つまり、俺だけが今だにひきづり続けている。
それは今も例外ではない。
遠回りして帰るか
俺はいつもまっすぐ行くはずの交差点を右に曲がった。
‘‘はぁ”
ため息が自然と溢れてしまう。
俺だって分かってる。こんなことになんの意味もないって。
あの2人は俺をバカにしないし、昔と同じようにしてくれるって分かってる。
でも、、、、。
‘‘なんだあれ”
古びたマンションの一室に黒い球体?が運び込まれている。
‘‘まぁ俺には関係ないか”
そんなことを思いながら再び自転車を走らせようとしたその時、俺は意識をうしなった。
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「この子供どうします、柳さん」
「こいつも‘‘ガンツ”に参加させればいいだろう」
部下の問いにそう答える。
「でもいいんですか?‘‘ガンツ”を運び込んでいるところを見られたんですよ?」
「構わん。見られようが見られまいが、ゲームに参加すれば同じことだ」
「分かりました。それじゃこの少年の転送を始めます」
「あぁ」
正直この少年が‘‘カタストロフィー”まで生き残れるとは思わないがな。
まぁせいぜい足掻いてくれたまへ、始まりの住人として。