GANTZ THE FIRST   作:サリバン

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ガンダム星人
第10話


《ゾクゾク》

 

不意に寒気を感じた。

 

もしかしたら始まるのか?

 

俺は急いでスーツに着替え、銃を手に持つ。

 

「きたか」

 

あれから約4週間ついに始まった

 

徐々に俺の手足から順に消えていく

 

俺は自分を落ち着かせながら転送仕切るのを待つ

 

こうして俺はあの部屋へと転送された

 

 

 

 

 

 

あの日から4週間

ついにまたあの戦いが始まろうとしている

 

「ふぅ」

 

すでに準備を終えた私は心を落ち着かせながら転送されるのを待つ。

 

「来たわね」

 

徐々に自分の体が転送されていく。

 

こうして私はあの部屋へと転送された。

 

 

 

 

 

「やっときたか」

 

ついに2日たち待ちに待った日がやってきた。

 

「やばいやばい、このままだと不審がられる」

 

さっきからにやけ顏が収まらない

 

あの部屋の住人になる条件に自分の正体を明かさないというのがある

 

このままだと絶対バレる

 

なんとかにやけ顏にならないように努めるができなかった。

 

こうして僕はにやけながらあの部屋部屋へと転送された。

 

 

 

 

 

俺が転送された時にはすでに5人の人間がいた。

 

俺はとりあえず、部屋の隅に腰を下ろし西尾が転送されるのを待った。

 

俺がスーツのうえから何も着てないせいか、さっきから視線がすごい。

 

〈ジーーーーーー〉

 

また1人この部屋に転送されてくる。

 

転送されてきたのは西尾だった。

西尾は俺と違いスーツのうえから服を着ていた。

 

「こんばんは、白川くん」

 

西尾はそう言いながら俺のいる部屋の隅に来て腰を下ろす。

 

「これで全部かな?」

 

隣に腰かけた西尾が聞いてくる?

おそらくこの部屋のことを説明するためだろう

 

「まだ分からない。とりあえずあの歌がなるまで待つしかないんじゃないか?」

 

ふと西尾から視線をそらすと、自分たち2人が注目されていることに気づく。

おそらく、こんな状況で落ち着いている俺たちを不審がっているのだろう。

 

すると1人の男がこちらにやってきた

 

「あなたたちはなにか知ってるんですか?

この状況について」

 

聞いてきたのは、メガネをかけた男だった。

メガネのせいかもしれないがどことなく木田に似ている気がする。

 

「ええ知ってますよ」

 

俺がそう答えると

 

「本当ですか‼︎

じゃあ教えてください。ここはなんなんですか?いったい私たちはどうしたんですか」

 

メガネはすごい剣幕でおれに聞いてくる。

 

他の4人も俺がこの部屋について知っているといったせいか

俺を見てくる。

 

「まぁ落ち着いてください。全員が揃ったら説明しますから」

 

他の4人にも聞こえるように大きめの声で答える。

 

「全員ってどういうことですか?まだ誰か来るんですか?」

 

「それは私たちにも分かりません」

 

俺のかわりにメガネの質問に西尾が答える

 

「全員揃ったら、あの黒い球、ガンツから歌が流れます。

とりあえずそれまで待ってください」

 

西尾は少し強めに言うとメガネたちはそれ以上俺たちに関わろうとはしなかった。

 

〈ジーーーーーー〉

 

またしても誰かが転送されてくる。

 

現れたのは俺たちと同じ高校生ぐらいの男だった。

 

俺はその男に強い不信感を抱いた。

 

その男はこんなわけの分からない部屋に転送されてきたというのに、まったく慌てる気配を見せないどころか逆に俺たちを値踏みするようにぐるっと見渡して少しにやけながら俺たちと同じように部屋の隅に座った。

 

「西尾、どう思う?」

 

あまりに怪しかったので西尾に聞いてみると、西尾も同じことを思っていたのか少し真剣に答える

 

「やっぱり白川くんも怪しいと思った?

この部屋に来た時私も白川くんも取り乱さなかったとはいえ、あそこまで冷静にいられなかった。

それに彼、なぜかにやついてるし」

 

西尾は本当にきみ悪そうに答える。

西尾の言う通りあいつは笑いが堪えられないように、にやついていて、まるでこの部屋に来ることを望んでいたかのように見える。

 

「まぁ俺たちに害がないうちは放っておくのが一番じゃないか?」

 

あいつが何者かはこの際おいておくのが一番だろう。

それに戦力になるなら何者でも構わない。

 

「そうね。そうしましょうか」

 

西尾も俺の意見に同意してくれる。

 

 

“まるたけえびすにおしおいけ”

 

ガンツから歌が流れ始める。

あいつ以外は少し慌て始める。

おそらく俺たちの言ったことが本当だったからだろう。

 

“トドメさす”

 

〈ガチャーーーーン〉

 

歌が終わると同時にガンツが開く。

 

そして

 

【あなたたちの命はなくなったドス〜】

【せやからあなたたちの新しい命をどう使おうがアチキの勝手な理屈なわけドス〜】

 

相変わらず変な京都弁が表示される。

 

【あなたたちはこのかたを倒してくださいドス〜】

 

《ガンダム星人》

特徴 強い 大きい ロボット

好きなもの アムロ

嫌いなもの シャー

 

今回の星人はガンダム星人か

 

そういえば確か京都市でガンダムフェスがおこなわれていたな

 

「今回はこのガンダム星人みたいだね」

 

西尾が話しかけてくる。

 

「時間もないしそれそれ始めましょうか」

 

「そうだな」

 

俺たちはこの状況について、これから起こることについて説明を始める。

 

「ガンツに表示されてるようにみなさんは一度死にました」

 

西尾がそう言うとあいつを除く5人が動揺する

 

「でも私たちは生き返りました。

このガンツに表示されているガンダム星人を倒せば私たちは生きて現実の世界に帰れます」

 

生きて帰れると聞いて、5人の動揺が消える。

 

「彼の着ているスーツと同じように、みなさんのスーツも用意されています。

とりあえずそのスーツを着てください」

 

打ち合わせ通り俺はスーツの入ったケースを渡し始める。

 

「転送まで時間がないので、急いで着替えてください」

 

5人は木田たちのように抵抗なくスーツに着替え始める。

ふとあいつの方を見てみるともうすでにスーツを着て、Xガンを持ちこちらを見ている。

 

全員が着替え終わったので説明を続ける。

 

「みなさんも彼と同じようにコントローラーを出してください。

スーツの腕についているはずです」

 

俺はコントローラーを取り出してみせる。

 

「このコントローラーで私たちは透明になることができます」

 

予定通り透明化を開始する

 

「とりあえずみなさんは私たちがガンダム星人を倒すまで透明でいてもらいます」

 

透明化を解いた俺は透明化になる手順を説明する

 

「それとこのコントローラーにはエリアが表示されています。決してこの赤い線からは出ないでください」

 

コントローラーを見せながら説明する

 

「出たらどうなるんですか?」

 

またしてもメガネが質問してくる

 

「死にます」

 

西尾は淡々と答えた。

 

「分かりました」

 

他の4人も何か言いたそうだったが、西尾の雰囲気に圧倒され何も言わなかった

 

〈ジーーーーーー〉

 

俺の転送が始まった

 

「彼のように転送されますが慌てないで透明になってその場にとどまっておいてください」

 

西尾が最後の説明を終える。

 

「それじゃ先に行ってる」

 

「今回も生き残りましょうね」

 

西尾と短いやり取りをして俺は転送された

 

 





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