インフィニット・ストラトス~The Lost Rabbit~   作:ヌオー来訪者

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 これでセシリア編は終了。あぁ、次は鈴音編だ……


13 自分、不器用ですから

 翌日。整備がようやっと終わったアリーナにてセシリアが神妙な顔つきでスターライトMk-Ⅲのスコープを覗き、その向こうで雪片弐型を携えて迫る一夏の脚を狙いをつけてから、正確に撃ち抜いた。

 

「そこですわ!」

 

「うあっ!?」

 

 一夏は片足を撃ち抜かれる。無論、シールドバリアーと堅牢な装甲で守られている為血を見る事は無いのだが衝撃だけはどうしても殺せずバランスを崩し、一瞬ふらついた所で、今度は腕部、次は胸部の直撃を狙い、撃つ。セシリアの狙いは非情かつ正確だった。

 その上一夏の動きに前の戦闘のようなキレは無かった。

 

 一夏はPIC制御が利かなくなった白式が地上に墜落し、それを付近で黒鉄を纏っていた状態で観戦していた玲次は声を掛けた。

 

「おーい、動きが散漫になってたよー」

 

「んな事言ったって、シールドエネルギー残量と間合いを常に気を配りながら、状況に合せて零落白夜をon、off切り替えつつ、戦えってお前じゃないんだからそんな事易々と出来る訳が無いだろ……」

 

 起き上がりつつ一夏はボヤいた。

 一夏に課せられた課題は、先ほど一夏が言った言葉の通りだった。だが一夏はそれを捌き切れていなかった。現状、単一仕様能力が一夏の脚を引っ張っている。

 シールドエネルギー残量が無くなることは敗北を意味している。……一方白式の最大の武器である零落白夜は発動しているだけで自分のシールドエネルギーをゴリゴリ削って行くという、要するに自分で自分を追いつめているという訳だ。

 

 だからシールドエネルギー残量が一夏としてはとても気になって仕方が無い。気を配ろうにも気を配り過ぎて、操縦や状況把握が散漫になり、結果セシリアに一方的にやられてしまった。

 

「甘いですわ。IS操縦には相応の情報量を戦闘中に捌きつつ、次の行動のイメージをしなければいけません。必要な情報が一つ増え、引き換えに武器が一つしかない現状情報量はわたくしたちとは大差ありませんわ」

 

 セシリアの指摘は尤もなのだが、納得はしてもいざ行動を起こせとなると話は変わってくる。姉のように上手くは行かない事に軽く苛立ちを覚えては居るものの肝心のシールドエネルギー残量が10%を切ってしまっており戦闘続行が困難な状態だった。

 白式の燃費の悪さもあるだろうが、セシリアの射撃を避けられなかった自分自身の力不足も原因にある。

 

「そう簡単に上手く行くわけじゃないか……悪い、ちょっとエネルギーが無いからピット行って来る」

 

 努めて平静な表情を保ちつつトボトボとピットへと一夏は向かう。その背中はどこかどんよりとしているような気がしなくも無かった。

 まぁ一朝一夕で出来るようになられたらセシリアも千冬も要らなくなる訳でもう少し時間は掛るであろうことは明白だった。

 

「……どうだった?」

 

 一夏を見送りつつ玲次はセシリアに声を掛けた。セシリアは顎に手を当てて少し考え込んでから言葉を返した。

 

「累計起動時間が24時間程度なのにここまで動かしてこられたのは評価するべき所、ですわね。白式の単一仕様能力の力も有りますがこれを振るうにはそれ相応の技術を持たなければなりません」

 

「こんな事言うとアレかもしれないけど流石あの鬼教官の弟……得物のぶん回し方はブランクはあれど相当だ。反射神経も悪くないときた」

 

 玲次としては小細工抜きで自身の腕で正面突破してくる一夏はやり辛い相手だった。しかもこちらの癖を本能的に理解されているフシがあるのでやり辛い。一夏は理屈で戦うタイプじゃないので相性が悪い。

 

「……貴方程狡賢くは無いようですけれど」

 

 冗談交じりの一言に玲次は苦笑する。セシリアに冗談を言われる事になるとは一週間程前までは想像もしていなかった。

 話してみれば割と話し易いものだ。第一印象が最悪過ぎた事と代表候補生という雲の上の存在だったのが良くなかったのだろう。

 一方一夏の方には厳しめの指摘をかましているが、別にギスギスしている様子は無い。

 

 セシリア自身頼られるのが好きな性分なのかもしれない、と玲次は分析する。

 

「あいつは正直なのさね。おれみたいに捻くれちゃいない」

 

 玲次は軽く肩を竦める。

 そこが一夏の美徳ではある。良くも悪くも。分かりやすいので真面目にセシリアの説明を真面目に聞いている……のだがセシリアの説明はどうも細やか過ぎてあまり理解出来ている様子では無いが、理解しようと必死で居る事はセシリアでも分かった。

 玲次はセシリアに向き直る。

 

「さてと、ちょっと良い?」

 

「勿論。お相手しますわ」

 

 こうして一夏の特訓に立ち会って来た理由は単に一夏だけの為じゃない。

 頼み込んで優先順位は落ちるが序での如く。模擬戦に付き合って貰う事になった。セシリア自身も玲次に負けたのが癪だったのかすんなりと了承した。

 

 セシリアはスターライトMk-Ⅲを構える。ターゲットを淡々と撃墜したり、VRで一定の動きしか出来ない仮想敵とやり合うより、直接、リアルタイムで判断し、行動して手を打って来る代表候補生とやりあった方が参考にもなるというもの。

 

 これから嫌でも他の代表候補生をはじめとした格上と戦わざるを得ないであろうことは想像に難しくは無い。だからこそ技術や戦術は少しでも盗まなければこの先やっていけない事はもう分かっている。

 今後自律兵器とやり合っている最中に件の所属不明機(アンノウン)と遭遇する可能性も無くは無い。

 

 今度はあの所属不明機に好きにはさせない。次あらば逆襲してくれる。

 玲次はおもむろに迅雷を一本引き抜き、空いた手で時雨を持ち、セシリアと対峙するのだった。

 

 

◆◆◆

 

「改めて、織斑君、クラス代表決定おめでとう!」

 

 パンッ、と爆ぜるクラッカーの音。

 夕食後の自由時間、寮の食堂へと清香に呼び出された一夏の頭にクラッカーで放たれた色とりどりの紙テープが乗り、その重量以上に一夏の心に重くのしかかった。

 そこには1組のメンバーが殆ど揃っており、玲次やセシリアの姿もあった。

 

 壁には『織斑一夏 クラス代表就任パーティ』と書かれた大きな紙がセロテープで貼られている。

 

「いやぁ、これでクラス対抗戦も盛り上がるよねぇ。玲次君も悪くないけれどこう、織斑君の方が熱血ッ! って感じはあるし」

「ほんとほんと」

「ラッキーだよねぇ……男の子2人とも同じクラスになれて」

 

 口々に一夏や玲次の容認派たちが思い思いに口にしている。まぁここに居るのは殆どその派閥らしいが。セシリアが野郎二人を認めた事でセシリアに同調していた一部が容認派に流れ込み、割合としては無関心派を容認派に含むと8:2の割合で、容認派+αの方が半数以上となっている。

 

 女子同士の派閥争い自体IS学園に限らず、中学時代にも似たものがあったのだが、それとは違う点は自分が当時者であるか否か。それだけだ。一夏自身は中学時代のはほぼ蚊帳の外だったし興味も無かった。

 

「人気者だな、一夏」

 

「本当にそう思うか?」

 

 何故か不機嫌な箒。

 どうもセシリアが操縦を教えてくれるという事になったあたりからどうも機嫌が悪いように思えてならない。一体どうして不機嫌なのか。ふんっ、とそっぽまで向かれてしまい、一夏は反応に困った。

 女心は複雑怪奇だ。

 

 

「はいはーい、新聞部でーす! 話題の新入生、織斑一夏君と篠ノ之玲次君に特別インタビューをしにきましたー!」

 

 一夏が困惑しつつ開いている席についた所、眼鏡を掛けた女子生徒がボイスレコーダーを片手に挨拶しながらこの食堂に言葉の通りやってきた。首にはカメラを提げており、いかにもな装備をしている。

 

「あ、私は2年の(まゆずみ)薫子(かおるこ)。よろしくね。新聞部部長やってまーす! はいこれ、名刺どうぞ」

 

 有無も言わせぬマシンガントークに一夏は返す言葉を失いなされるがままに名刺を受け取る。少し離れた所に居た玲次はクラスメートに押されて薫子のもとへと連れて来られて、そんな玲次にも名刺を渡した。

 

「ではでは、まずはずばり代表になった織斑君! 代表になった感想をどうぞ!」

 

 ずい、とボイスレコーダーを一夏の顔の近くに向ける。ボイスレコーダーには録音中のランプが点灯しており、迂闊な返答が出来ないと思い立ち、その結果何故か息まで止めてしまい、息苦しくなった。

 

「何と言うか……が、頑張ります」

 

 10秒ほどの沈黙の後やっと出た言葉がそれだった。我ながら無味乾燥な感想だったがこちとら玲次ほど口先は巧くは無い。

 で、案の定薫子は不満気な顔になった。

 

「えーもっといいコメントちょうだいよー。俺に触るとヤケドするぜ? とか!」

 

「えぇ……」

 

 えらく前時代的と言うか古いネタだし、そんな事言ったら普通にドン引きされるじゃないか。一夏は薫子の無茶振りにどう返したものかと考えた。

 話のネタがそこまで豊富じゃない人間に何か面白い話をしてくれとか言う振りはあまりにも無邪気な残酷さがある。

 

「自分、不器用ですから」

 

 で、結果匙を投げた。

 投げやり気味に出た返しがそれで――

 

「うわ! 前時代的! まぁ脚色、ねつ造しとくからいいとして」

 

 理不尽だ。あまりにもその反応は理不尽だ。前時代的な振りをしといてそれは酷くないか。

 

――と言うかねつ造っていいのかそれ!?

 

 一夏の表情が一気に引き攣る。

 嗚呼、こうして織斑一夏と言う人物が歪んで世に広まるのか。

 

「さて、次は篠ノ之君だね。代表決定戦で熱戦の末に負けてしまったけれど、今後について一言!」

 

 矛先を玲次へと変え、一夏は複雑な心境を抱きつつもホッと胸を撫で下ろす。一方の玲次はあまり緊張している様子は無かった。

 

「いやほんと悔しいです。じゃ、駄目ですか」

 

「駄目」

 

「さいですか……」

 

 薫子の容赦ない真顔での返しにしょぼくれて暫く黙り込んだ玲次だが、何か覚悟したのかカッと目を見開き、両手をわななかせ、口を開いた。

 

「おぉのれぇ! 織斑一夏めぇ、覚えてろォ! 次があったらァ、メッタメタのギッタンギッタンにしぃてやるずぇ!!」

 

 某アニメの次回予告を彷彿とさせる裏声と独特の発音とやたらと大袈裟な身振り手振りのコメント。そして明らかに悪役なコメントに薫子は口をぽかんと開けて唖然とし、コメントを聴いていた周囲は噴き出した。

 

「で……いかがでしょうか」

 

「えっ……えぇ取り敢えず次は勝つぞってことでいいかしらね」

 

「はい」

 

 玲次なりの仕返しなのか、それとも単なるおふざけなのか。

 どっちにしろ自分から道化を演じる辺り篠ノ之玲次という男は本当に変な奴だと一夏は思った。……束程では無いが。

 

「お、オルコットさん貴女もコメント頂戴」

 

 まるで逃げ場所を探すかのようにセシリアに話を振る。

 

「わたくしですか? えー、このクラス代表決定戦にて幾つか反省点が見つかり――」

 

 セシリアは初戦敗退だったが、堂々とコメントをしている。流石代表候補生、多少のインタビューで動じない。人前に出る事に慣れているのだろう。

 

「はい有難う。取り敢えず3人並んで。写真撮るから」

 

 ようやくキリの良い所が見つかって薫子はインタビューを切り上げた。 一ヵ所に専用機持ち3名が集められる。真ん中に一夏が立ち、右側に玲次が、左側にセシリアが立った。

 

「それじゃぁ撮るよ。もうちょっと寄って寄って~。35×51÷24は~?」

 

「え!?」

 

 1足す1じゃないのか。一夏は困惑した。……もしかしたら1足す1を態と複雑化させただけなのかもしれない。

 

「2?」

 

 恐る恐る一夏は答えてみたが隣にいた玲次は「多分それはない」と小声で返した。

 で、気になる答えは……

 

「ぶっぶー。74.375でしたー」

 

――暗算で出来る訳が無いだろ!?

 

 一夏の叫びは外には出ず心の底でのたうち回るだけだった。それを他所にパシャリと音を立ててカメラのシャッターが切られる。

 

――ってヲイ

 

 気付いたら専用機持ちじゃない生徒たちまで一緒に写りに入っていた。どうしていつの間に。

 それで良いのかそれで。しかもさり気なく箒まで一緒だ。そう言うのは苦手そうだなと思っていた自分の思い違いなのか。

 

「あのー……明らかに専用機持ち以外の面子が混ざりまくってるんですけど」

 

「まぁ良いよ。別に。一応真ん中に写ってれば分かるでしょ。じゃ、私はこれで。機会があったらまた」

 

 写真を撮った後薫子はそそくさと退散していった。新聞部って言うのだからきっと新聞でも作るつもりなのだろう。写された時の自分の顔とか気になって妙に釈然としない気持ちになりつつも薫子の後ろ姿を一夏は見送った。

 それからと言うもの、織斑一夏クラス代表就任パーティーはぐだぐだと長引き、気付けば22時を過ぎ、疲れた身体を引き摺りながら玲次と一夏は部屋へと帰還した。

 

 

◆◆◆

 

「疲れた……女子ってのはなんでこうもパワフルなんだろうな……」

 

 部屋に戻るなり一夏は力なくベッドにぶっ倒れた。倒れると緊張の糸が切れたのか疲労がどっと押し寄せ起き上がる気にもなれなかった。

 

「そら逆に男子校にカワイイ女の子が来たらチヤホヤしたくなるでしょ? そういうもんよ」

 

 一方で玲次は勉強机に座り、ノートパソコンを起動させパスワードを打ち込んでいた。やはり押し寄せて来た女子が違うから大して疲れてないのか。そりゃ一夏は勝った方でかつパーティの主役なのだからさもありなんなのだが。

 

「え? そう言う物なのか……?」

 

 不可解そうに一夏は問うと玲次は大きく、とてもわざとらしく溜息を吐いた。

 

「あーあ。道理でねぇ」

 

「え? なんだよ」

 

「いや、もういいよ。時間に任せる」

 

「ちょっと待て、意味ありげな事言って話切り上げるのやめろ。気になるだろ」

 

 意味ありげな事を言われて気にならない訳が無いので一夏は食い下がる。玲次は構わず心の底で箒の前途多難さに心の底で合掌した。

 

 

 

 

 起動したノートパソコンを玲次は慣れた手つきで操作していく。画面には報告書の文面が表示されており、片隅に(ハンドガン)、そして近接型ブレードの設計図らしき画像が貼り付けられていた。前者は《時雨改》、そして後者は《雷斬》と名前が付けられていた。




 次回『鈴音、襲来』

 ここからおまけ。興味が無い方は飛ばしても問題はありません。

篠ノ之(しののの) 玲次(れいじ)
 主人公その1。IS学園1年1組15歳。所有ISは黒鉄。
 箒とは双子の弟。篠ノ之家では末っ子にあたる。箒に外見は似ては居るのだが性格は束に影響でもされたのか真逆で冗談を好む。
 戦闘中でも余程の事が無い限り冷静に戦況を把握しその場に応じた判断が出来る。状況を利用してセシリアの不意を突いた。

 言動から軟派という扱いを受けがちだが後味が悪いからという理由で他者を助けたりと熱い部分もある。
 苦手なものはお化け屋敷とかホラー関連。好物は麺類。
 姉の束にはやや複雑な感情を抱いているが箒と比べると好意的。

 名前に関しては遠まわしではあるがとあるゲームの箒の元ネタと思しきキャラクターから一部借りている。

◆◆◆

 機体
黒鉄(クロガネ)
 規格は第3世代型と推測される篠ノ之玲次専用IS。メインカラーは黒に紫色のラインなどが入っている。コアナンバーは468。
 窮地に立たされた玲次の元に自律稼働状態で現れ彼の命を救い、半強制的に玲次に取り付いた。製造出来ない筈の新規コアなど不明な点が多く謎の多い機体。そして妙に容量が少なく武装も少ない。
 待機状態は腕時計であり、入手時玲次は時計でロボット呼び出すロボットアニメを連想したとかしなかったとか。
 現在IS学園に併設された研究所預かり。出現以降自律稼働した形跡はない。

 機動力は高く非常に身軽で、シールドエネルギー総量は平均的。
 特筆すべきはコアが特殊な電磁波を発生させる事に長けた性質をしており、その電磁波を利用して敵機の性能を低下させたり、自身の姿を消す電磁迷彩の発動(ハイパーセンサーは反応しない)が可能な点である。
 デメリットは実質戦闘一回だけと使用回数が少ない。使用後、充電が必要であり、その充電は約30分を要する。

 本機の弱点は決定性に欠けてしまう点であり、対IS戦闘ではグレネードの命中率が低い為どうしても高周波ナイフに依存せざるを得ない事になっている。
 但し、四肢の装甲に仕込まれたブレードや、両腕に装備されたアンカーなど、内部兵装はそれなりにある為、乗り手の立ち回り次第、と言う事だろう。


 武装
:緊急展開近接ブレード(通称仕込み刃)
 手の甲、肘、膝、爪先に装備されている全装備をロストした場合に重宝するブレード。だが緊急用と言うだけあって切れ味は後述の高周波ナイフ《迅雷》に劣る。
 跳び蹴りの体勢で爪先の刃を叩き込むブレードキックを放っていたりとロストせずともそれなりに活躍の場は与えられている。

:高周波ナイフ《迅雷》
 両腰部のアーマーにマウントされた近接ナイフ。切れ味は高く専らこれがダメージソースとなる。切れ味は鉄骨を容易に引き裂く程。相応の威力は保障されている。

:ハンドガン《時雨》
 文字通りハンドガン。
 取り回しは利き、射程距離も普通のハンドガンより長いが如何せんISを倒し切るには火力不足故、専ら迅雷との併用で牽制として使われる。

:アンカー
 両腕に搭載された兵装。対象を引っ掛けて無理矢理引き寄せるのが基本的な運用方法だが、単純にこれで鞭のように振り回す事も可能。

:グレネードランチャー《烈火》
 武器の性質上対IS戦には不向きではあるが、特殊電磁波を瞬間的に全て叩き込むにはこれが最も効率が良い。ナイフやアンカーでは時間が掛るし、ハンドガンは言うまでもない。

:対IS特殊電磁波
 武器と言うより特殊能力。敵ISコアにエラーを発生させ一時的に適性レベル低下、ハイパーセンサーが機能低下を起こす。
 だが敵対機に対しての発動にはグレネードを当てるか、ナイフ、アンカー、若しくは自身の身を30秒程当てなければならない。
 なお二者一択として電磁迷彩という自機の身を隠してしまう事も出来る。このステルスシステムはハイパーセンサーでも判別不可能。肉眼でも判別は困難だがこちらは不可能ではない(出来るとも言っていない)。
 発動から30分の間は充電しなければ再び発動可能。
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