ガールズ&パンツァー ある家にお兄ちゃんが増えた   作:クレイジー松本キヨシ

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ども。
ガルパンはまだ至らない部分があると思うので指摘などあったら教えてください!

それとミカががが……笑

それと、こちらの作品は1話1話が短くなると思います。


ぷろろーぐ?

ある家の長男として俺は産まれた。

 

他の家庭に比べれば裕福な家庭で何不自由なく暮らした。

それに両親は必要以上に愛を注いでくれる。

 

それが嬉しくて、両親の期待に応えるべくして頑張っていた。

 

 

暫くして、妹が産まれた。

 

妹が産まれてから、俺はこの家のあることを知った。

 

戦車道の名家のようなのだ。

 

男が戦車道をやれないという訳ではないのだが、基本的に女子のスポーツ?となっている。

 

なので、そういう戦車道の"〜流"を受け継ぐのは女子なのだ。

 

そこでまず俺は色々と考えてしまった。

マイナス方向に。

 

俺は必要にされてないのやら、両親の愛情は偽りだったのではないかと……。

 

そんなものを家族の前で見せるはずもなく、俺は普通に生活を送った。

……若干人間不信になりつつも。

 

 

中学2年生になった頃。

 

俺に許嫁が出来るという話が持ち上がった。

 

俺の待ったを聞かず、その話はトントン拍子で進み、すぐに許嫁相手に会うことになった。

 

……しかし、その時の俺は死んだ目をして、適当な返事ばかりしていたと思うから、許嫁相手には呆れられたと思っている。

 

結局、その許嫁とやらは決定したようだ。

俺は詳しくは知らない。(現実(全力)逃避)

 

 

そして、高校受験の日。

俺は決心した。

 

俺はこの色々なしがらみから逃れて自由に生きる、と。

 

そうと決まれば即実行。

 

許嫁と一緒に通う予定だった高校を蹴り、離れた土地の高校を受験。これを見事受かる。

 

その際、家からも必然的に離れるので、黙って家から出た。略して家出というやつである。

 

書き残しは一応置いておいた。

 

1番の心残りは妹である。

 

お兄ちゃんと呼んでくれる妹が俺が家出したことを知り、心を痛めることに俺は心を痛めてしまう。

 

嗚呼妹よ、会いたい……。

 

○○○

 

そんなことを考えながら、その長男である青年は夜空を見上げていた。

 

山の中だからか、星々がよく見える。

 

「今日は何が見えるんだい?」

 

隣に座っている少女がフィンランドの民族楽器、カンテレで綺麗な音色を奏でながら青年に訊いた。

 

「何が見えると思う?」

 

青年は少女にそう訊き返す。

 

「そうだね……。オリオン座は見えるかい?」

「見えるよ。でもそろそろ見納めだ」

「仕方ない。時間は過ぎていくからね」

 

少女はカンテレを弾きつつ、そう言った。

 

「……今日は寒いな」

「春と言っても、まだ始まったばかりだからね」

「寒くないのか?」

「君が隣にいるから寒くないよ」

「だから今日は必要以上に身を寄せていたのか」

「……そうだよ」

 

少女は珍しく苦笑した。

 

「嫌かい?」

「嫌じゃない。この距離感は好きだ」

「そうか、なら良かった」

 

2人は一緒に小さく笑う。

 

心なしか、カンテレの音色が高かった。

 

「このまま寝ちゃうかい?――アルト」

「それも良いかも。ならそこのブランケットを取って、――ミカ」

 

 

 

 




裏設定集
・アルト
ある家の長男として産まれる。
名前の由来はアーサー王。
フィンランド語でアーサーをアルト(間違ってるかも)と呼ぶことから命名。
イタリア語などもアルトゥールだかアルトゥーロ。
高校に入ってからは放浪癖がついた。

上手くやれるかな……?
寝るって言っても隠語じゃねーから!
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