ガールズ&パンツァー ある家にお兄ちゃんが増えた 作:クレイジー松本キヨシ
ミカとイチャイチャしたい人生だった……。
「アキの家でお泊まり会をする?」
「そうだよー!」
プラウダ高校から戦車を
継続高校の教室でアキがアルトにそう言ってきた。
ちなみにアルト、ミカ、アキ、ミッコは同じクラスである。
窓際の1番後ろの席にアルト。
その前の席がミカ。
アルトの隣はアキ。
ミカの隣はミッコ。
とチームで揃っている。
「大会前の親睦会だとさ」
ミッコが補足してそう言った。
アルトは呆れた表情をしてアキに言った。
「却下」
「えぇ〜?」
「女子しかいない部屋に男1人で居られる訳ないだろ?」
「それは今更じゃないか?」
苦笑しながらミッコがそう指摘した。
「あれはキャンプだろ?キャンプは良いけど、女子の家に泊まるのは嫌だ」
「むぅ〜。どうしても?」
「どうしても」
アキが可愛らしく首を傾げながら言うも、アルトはキッパリと断った。
その時、名案を思いついたのか、口元をニヤリとさせるミカをミッコは見逃さなかった。
○○○
あの後学校も終わり、部活が無いためアルトはそのまま帰宅。
1人で住むには少々大きい1LDKのマンション。
勿論、FXなどで稼いだお金でアルトが自分で購入した。
バックを地面に投げ、自分はソファーに座る。
「大会前の親睦会でお泊まり会ねぇ……」
アルトは壁に掛けられているカレンダーを見てそう呟いた。
次の日曜日である2日後には戦車道全国高校生大会と赤ペンで書かれていた。
「……俺は大会には出れないからどうぞご勝手にって感じだけどさ」
どこか自虐を込めた言い方であった。
確かに戦車道は女性のスポーツというのが世間一般である。
その為、大会などの公式戦では男性の出場は禁止されている。
アルトは一応、マネージャーとして部活に入っているが、公式戦などでは観客席や審判席にいる。
だからだろうか、試合に出れない自分はその場にいない方が良い。そう考えてしまったのだ。
「ま、女子の部屋に泊まるなんて無理って話は本当だけどさ」
それに男性であるアルトにとっては、女子の部屋に泊まるという行為は色々と毒すぎるのだ。
アルトが夕食を作ろうかと思い立ち上がった瞬間。
不意にインターホンが鳴った。
誰だ?と思いつつドアまで向かい、ドアアイで外を見る。
するとそこには私服姿のミカ達がいた。
「……何してるの?」
ドアを少し開け、そう訊いた。
「1人だけ仲間はずれにするのは可哀想だと思ってね」
ミカは微笑みながらそう答えた。
「いやいや、俺言ったよね?女子の部屋に泊まるのは嫌だって」
「女子の部屋には……だろ?」
ミカにそう言われ、アルトはハッとなる。
そしてミカが次に言う言葉も簡単に理解できた。
「お泊まり会はアルトの家でやるよ」
アルト
中学の頃の影響か、ネガティブ思考になる時がある。
一人暮らしである為、家事は一通りできる。
ミカ
最近、作者の中で言葉では言い表せない存在に昇華した
アキ
可愛い
ミッコ
カッコいい