見上げてごらん、夜空の星を meet この大空に、翼をひろげて feat X 作:la55
このプロジェクト・スターダスト、意外なことが起こった。なんと、恵風学園、そしてむつらぼしの会が活動しているほしのなか市にある大型ショッピング施設ハーバータウン、それに加えて風ヶ浦市とほしのなか市がとても乗り気であったことである。プロジェクト・スターライトを大成功に導いたむつらぼしの会、モーニンググローリーを飛んだ恵風学園ソアリング部、その2つが一緒になって行うプロジェクト、そんなもの面白くないはずがない。絶対大成功する。そして、プロジェクト・スターライトとモーニンググローリーを超えるお祭りになる、市が活性化し、よいPRにもなる。ということで2つの市からも公認を受けた。
プロジェクト・スターダストはむつらぼしの会、恵風学園ソアリング部、ソアリングクラブ、そして2つの市の共同プロジェクトして発足した。そして、目標はグライダーが飛べるのが早朝以降、ということで、早朝でも観測できる7月のみずがめ座δ(デルタ)流星群に決定した。
7月に向けて会合を重ねるひかりたちと小鳥たち。途中、4月で花見を、5月にみずがめ座n流星群の観測会を一緒に行うなど仲を深めていった。
一方、そのころ、ころなたちむつらぼしの会ガジェット作成班と恵風学園天文部ガジェット作成班は一緒にあるものを開発しようとしていた。
そして、時は流れて7月-。
「そーれ」パシャン「きもちいいーーー!!」
「私も、そーれ」パシャン「たのしいーーー!!」
ひかり、沙夜、ころな、そして、今回もなぜかついてきた織姫は風ヶ浦のある場所で海水浴、いや、湖水浴を楽しんでいた。実は小鳥、風戸姉妹、天音、そして、これまで合流できなかった(なぜ?)あげはと一緒に風ヶ浦の秘密の湖水浴場でいっしょに遊ぼうと誘われていたのである。そして、沙夜以外はここの名物、獅子ヶ崎の崖(仮)からの飛び込みを楽しんでいた。
一方、沙夜はこわいため、近くの砂場で砂遊びに興じていた。
「あーあ、なんか楽しそう」
(でも、飛び込むのこわいし、いやだよー)
やりたい気持ちと怖い気持ち、相反する考えに揺れ動く沙夜。
そんなとき・・・
カキッ
「何か掘り当てたのかな?」
スコップに何かあたり、掘り起こそうとする沙夜。すると、何か白い楕円形の物体がでてきた。不思議がる沙夜。振っても、叩いても何も起きない。スイッチもない。
「何かな?この物体、なんかこわいよー。捨てたいよー」
あまりにも不気味でこわくなった。ということで、遠くに投げ捨てることに。
「そーれ」
投げようとした瞬間、沙夜の頭の中に一つの声が聞こえるとともに赤く光った。
「捨てないで・・・、流星を・・・、見せて・・・」
突然の声でパニックを起こす沙夜。あたりを見回しても人っこ一人もいない。
どうしていいかわからなくなる沙夜。その物体を見ると「PITA」と書かれていた。
「PITAP〇?ICカードかな?」
沙夜よ、それは関西を中心に普及しているICカード。PIT〇PAではなく「PITA」
である。
「なんだろう?」
少しずつ落ち着きを取り戻し、不思議がる沙夜。
しかし、その時・・・。
「沙夜ちゃん、一緒に遊ぼうよ」
小鳥の甘いお誘いがきた。堪えるのか沙夜、負けるのか沙夜。
「うん、行く」
沙夜は甘いお誘いを受けた。沙夜、大ダメージを食らう、わけがなく、小鳥たちのところに移動した。「PITA」と書かれた物体をバックの中にすぐにしまって-