ヨハンだがこんな状況を覆す   作:刀の道

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お気に入りが300越え。そしてUAの伸びがすごいです。

オートマトンVSタチハロ軍団を考えてます。


人が持つ可能性

 

 

 「貴様たちが、ここの情報を洩らしたのか」

 

 「そんな事はしていない」

 

 「貴様らのせいだ!貴様たちのせいで死んだ」

 

 CBと俺達FFの母艦、共に合流し物資を運んでいるが、カタロンの基地はボロボロだった。

ミハエルが鹵獲したオートマトンも、破壊しようと彼らは詰め寄ってきたが却下した。

オートマトンのプログラム構成、そして内部データを見る事が出来れば、対オートマトンプログラムを組みやすくなるためだ。

 

 

そして、カタロン基地があわただしい中…

 

 「で、どうだ俺が言ったことがわかったか」

 

 「こ、こんなことになるなんて思ってなかったんだ!」

 

 「なら何故、彼らに説明もせずその場から立ち去ろうとした」

 

 「ぼくは、ぼくは戦いから離れたかっただけで」

 

 「なら、逃げて逃げてどこへ行く。君の無自覚な悪意が彼らの命を奪うという結果を生み出した。

 その命の重みから逃避し続けるのか?君が例え一時逃げたとしても、また同じことが起きるだけだ君自身が変わらなければな」

 

 「ぼ、ぼくは……そんなつもりじゃ…」

 

 「そうか、なら教えておこう君の姉が殺された理由をな」

 

 「!!」

 

 「君の姉はCBを追っていた。そして組織に不都合な事まで無邪気に調べていた。結果は君も知っての通りだ。

 真実を追い求める。結構な事だ、だがその行いが招く結果を君の父と姉は全く考えていない。そして過去から全く学んでいない。

 君もそうだ。過去から何も学ばず、対岸の火事と決め込む。いい加減理解しろ、君は好むと好まざるとに関わらず当事者であることをな」

 

 「くぅ…あぁあああ……!!」

 

 「今は好きなだけ泣いて考えろ。自分が今後どうしていけばいいかをな」

 

 

 

 「厳しいな、君は」

 

 「ティエリアか、期待しているからこそ、俺は物事から目を背ける事を許しわしない」

 

 「ヨハン、お前は神になったつもりか」

 

刹那か、まぁそう見えるかもしれないな。

 

 「俺は俺自身の神ではある。だが人は誰しも自分の中に神を持つ」

 

 「俺は知った。神等この世のどこにもいないという事を。それは違うのか」

 

 「刹那、君にも神はいる。君の中の可能性という神が」

 

 「可能性……」

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 「アザディスタンがやはり攻撃を受けていたか、連邦の仕業か」

 

 「わからない、ヨハン…」

 

少しは考えよう刹那…。そんな無垢な目で見られても困る。

 

 「はぁ…十中八九そうだろうな。連邦に加入しなかったアザディスタンは、邪魔だからな彼らから見れば」

 

 「スメラギさんから暗号通信だ。トレミーへの帰還命令だ」

 

 「そうか…ヨハンすまないが」

 

 「あぁ既に物資は届けた。三人もこっちの船に乗っとけ、それと沙慈も連れていく」

 

 

 

カタロン基地の倉庫。そこでシーリンとマリナは話していた。

 

 「都市部の主要施設は、そのほとんどが破壊されていたわ。

 警察も、軍も機能していなかった。それでも、私はあの国に、ラサーに託された国を」

 

 「よく戻って来たわね」

 

 「刹那が強引に、それにヨハンさんが事前に言ってたらしいわ」

 

 「彼らに感謝しなきゃね」

 

 「なによ!私は死んでもよかった。アザディスタンのためなら、私は…」

 

 「失礼、一言伝えにきたぜ兄貴からな」

 

 「「貴方は…」」

 

 「ミハエル・ゾルダーク、ヨハン兄貴の弟だぜ。で、伝言は『今のマリナ姫がアザディスタンで出来る事は何もない

 恐らく死んでも等と言うだろうが、はっきり言おう無意味だと』だってさ」

 

 「お見通しの様ね彼には…」

 

 「んじゃなー、あと姫さん国の運営に失敗した結末を知って今後どうするか考えろだってさ」

 

 「そ、そんな……」

 

 

 

 「フリーダムフレイムが、ここを離れる資材や食料を手配してくれたぜ、それとソレスタルビーイングも防衛で援護してくれるそうだ」

 

 「そうか、助かると彼らに伝えてくれ」

 

 「あと、フリーダムフレイムが捕虜にしたパイロットには口出し無用だそうだ」

 

 「その、パイロットから何か情報を得られれば」

 

 「そいつについては、教えてもらった。どうやらオートマトンの事は知らされていなかったそうだ」

 

 「そうか…だとすると指揮官クラスでないと詳細は知らないのか」

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 「それで沙慈君、君はどうする」

 

 「ぼ、ぼくは死んでしまった彼らの分も、世界を良くする事で償おうと思います。

 まだ、自分に何ができるのか…わからないけど。ボクが今言えるのはこれだけです」

 

良い顔になったな、沙慈クロスロード。

 

 「わかった、なら君にやってもらうのはこれだ」

 

 「これは…」

 

 「そう、対オートマトンプログラム。ウイルスを作ってもらう、そして今のこのフォルムを変えて、社会福祉に適する物にしてみせろ」

 

 「わ、わかりました」

 

 ビアン、今の沙慈君の顔は決意に満ち溢れているな

 

 (平和に溺れていたものが、震えながらも二つの足で立っているな)

 

 

 俺は、CBで行われている作戦会議に参加していなかったが、ミハエルとネーナから口伝で伝えられた。

 

 

 

 刹那を除くクルーに事前に伝えた事がある。

それは 【途中で、所属不明機が刹那と交戦するので手出し無用】という事だ。

無論、疑問があるだろう彼らは理由を聞いてきたので、彼自身の変革。即ちイノベイターになる可能性を持っている事を伝えた。

 

 

 部隊は海上。アロウズとCB・FF交戦が開始される。





純粋種のイノベイター刹那になるのか
何になるのか…。そしてマリナ姫はどんな国主になれるのか
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