何と言いますか、書く気力が中々でず。さらに書こうと思った内容を忘れてしまった始末でした。
とりあえず新年、最初の一話始まりま~す。
ヨハン達の本拠、リーブラから戻った一行。
ハルバートン提督と副官等と避難民についての対応を協議。
ザフトがアークエンジェルの降下作戦を見逃すはずがない、という事で現状維持となった。
勿論軍の行動理由としては、避難民護送と位置付けた。
これらの情報は、大西洋連邦からオーブ連合首長国に報告が行く手筈となっている。
だがその情報より早くFFにより、避難民が護送されてくる可能性もあるが……
話し合いが終わり、クルー達が持ち場に付き始めたと同時に。
「総員第一種戦闘配備! 繰り返す、総員第一種戦闘配備! 」
艦内にアラートが鳴り響き、敵の襲来を告げる。
「全館!密集陣形にて迎撃態勢へ」
ハルバートン提督の声と共に、艦隊が集まり始める。
一方アークエンジェルも
「戦闘よー!また戦闘ー!」
小さな幼女が通路を走る。
彼女の手には、二つの折り紙を折って作った花がある。
ヨハンとキラに渡そうと彼らを探していたのだ。
そこへ丁度二人が通る。
「あ!お兄ちゃんたち! 」
「ん?なんだいお嬢ちゃん」
ヨハンがしゃがみ目を合わせる。
横ではキラが焦りの気持ちを持っていたが、それを手で制してまで、彼女の言葉を聞こうとする。
「はい!守ってくれたお礼!」
そう言ってヨハンとキラに直接手渡す。
手渡し終えた彼女は笑顔を浮かべ、「頑張ってね~!!」と元気よく廊下を走り去る。
「あの…ヨハンさん」
「待ってでも受け取った価値あっただろ? 」
そう言ってヨハンは、キラの心臓の上を指で差す。
「ここの中が教えてくれるさ」
そう告げて二人ともMSに向け走り出す。
キラも確かに感じていた。今までの行動が報われたような。
そして不思議と暖かで、若干の重たさを持つ物を。
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アスカローネに乗り込んだ俺に、ムウからの通信が入る。
「奴さんやっぱ来たけどさ、どうするヨハン?」
まず間違いなく俺をフリーにしてはおかないだろう。
かと言ってこの厳しい状況の中は、キラにとっては相当キツイ物がある。
「ムウは雑魚の牽制と、キラの援護を頼む」
告げたと同時にモニターには、キラも映し出される。
「ヨハンさん僕は…」
「キラは母艦の周囲を固めてくれ、恐らくこの戦線は長く持たん。
降下開始の時に雑魚がいると困るしな。敵主力MSは任せろ」
「了解しました! 」
通信が切れた後、ELS経由で本拠からの通信を受ける。
〔ヨハン、こちらは主力MSの修理が終わったぞ。予定通りでいいんだな? 〕
予定とは、勿論地上に降りてから展開を開始する事。
無論丸見えの状態では、作戦を開始したりはしない。
予定では、砂漠に降下した後。降下ポイント直下にタチハロで空洞を作成。
そこに母艦をテレポートさせる。
「あぁ、問題ないアークエンジェルに待機させてあるタチハロにも
既にこの事は伝えてある。来れる段階になったら直に頼む」
〔了解した。武運を」
「アスカローネ、出撃どうぞ!」
「アスカローネ ヨハン・ゾルダーク出る! 」
俺が出た後に、ムウ・キラの順番で出撃していく。
既に敵もMSをかなりの数、発進させたようだ。
「見つけたぞ! サーカス野郎!! 」
デュエル、イザーク・ジュールか!
どうやらこの前の事が相当印象的だったらしい。
「ふ…。一人だけではな! 」
ビームサーベルをこちらも取り出し、光の十字が描かれる。
そこにバスターからの砲撃とブリッツが来るが、予想通りだな。
「おいおい、俺はまだしもブリッツの攻撃まで?! 」
「やはりダメでしたか…」
「気配を感じるからな、まだ俺を抑えるには足りないな! 」
バズーカ等を所持し、こちらに近づくジンを排除しながら相手をする。
その時何か悪意の様な物が、こちらに向けられているのに気が付く。
「チッ! ラウ・ル・クルーゼか!! 」
頭上から突撃機銃を撃ちながら、迫ってくる。
それを回避し、シグーへ逆に接近しブリッツ等の方向へ蹴り飛ばす。
「ぐぅ…やはりフェイズシフト装甲は余り使えないようだな! 」
当たりだ。この後を考えればフェイズシフトは多用できない。
「当たりだが、俺を落とすにはまだ足りないな! 」
「このぉ! 」
「いけませんイザーク! 」
イザークは不用意に俺に突っ込んできた。
今まともに動けるのはバスターだけ。
「当たらなければ、どうと言う事はないな! 」
後転し足から生やしたビームサーベルで、デュエルの攻撃を抑え。
右腕のシールドで、デュエルの腕を切り飛ばす。
「ぐわぁあああ!! 」
「イザーク!! 」
「本当に何者だよ、こいつ! 」
イザークを守るように3機が密集する。
その時アークエンジェルから通信が。
「ヨハン戻って、降下シークエンスに入るわ」
「了解した。聞こえたなキラ、ムウ」
味方機へと通信を開き確認する。
「はい、周囲は大丈夫です! 」
「了~解だ! 」
しかしアスランは……。
まさか?!
母艦の方向から、光が発生し懸念が当たった事を告げる。
「やはりか、急ぐか」
月軌道防衛艦隊がやられていく中、それらを無視してアークエンジェルへと急ぐ。
クロスアンジュ久しぶりに見ると
実体弾多い事に気づきました。