と、言うわけで近々名前を出す回を用意する予定。
そしてあと三話以内で序章終了するのは確定している……短い?仕方ないね。
イライラして仕方ないぜ。まさかいきなりクリムゾンストライクとかキチガイを疑うぞ。
まぁここは大人な俺氏のこと。
ちょっと最強魔法を喰らわせまくるだけで勘弁してやろうと思う。
具体的には『ぼくのかんがえたさいきょうのもくしろく』だな。
「『クリムゾン・アダマンタイトリッパー』!」
まずはちょっと珍しい複合属性の1つ。鉱物系と火系。
実際の所は普通の奴なら消費が多くてマトモに使えんか切り札の一発にするだろうが俺の場合は魔力が無尽蔵にあるような物だから容赦なく使える。
ちなみにアダマンタイトは土属性からの派生である鉱物系最強クラスだ。
本当の事を言うとこんなもん使えたらそれだけで人外の仲間入りって奴なんだが……これは恐らく防がれる。
相手の魔力量と属性から考えて同じ属性で防ぐのは簡単だ。
この世界的には自分の得意な属性であれば同じ属性で防いだ方が良いのだ……相反する氷でアダマンタイトの刃を止めて炎を氷の溶けた水で防ぐという荒業も可能ではあるが。
「『フレイムゲイザー』!」
え?ちょい待ちフレイムゲイザーって……
なるほど。炎の勢いで軌道を反らして避ける気か。
ならばその間にうまーく魔法を挟んでやろう。今度は防げないように。
あっちは動き回って俺の座標指定型……つまりはさっきのゲイザーみたいな特定の場所から何かを吹き上げさせたりする魔法を警戒してるが、それにもちょっとした対応策はある。
別にそうしなくてもアイシクルゲイザー(氷の柱がドン!)を範囲最大で撃ってやっても良いが、相手は炎が得意みたいだからやめておこう。
「『メタルウォール』『グラビティフィールド』」
壁に磔。これが手っ取り早い拘束だな。それにこの状態では壁を直接溶かすためにくフレイムバーストで自爆するしか……
「『フリージングチャージ』、『フレイムバースト』!」
あぁ、言わんこっちゃない。
そういえば炎を軽減するこんな魔法もあったっけ。
フリージングチャージ。『○○チャージ』系は通常の魔法とは名前のルールが違うが使い方次第では強いって奴なんだよな……
んじゃ不意打ちでも。
「『グラビティハンド』」
使い魔回収。ついでに気絶させてポケットにゴー。あとで怒られるだろうが俺の魔法に巻き込まれりゃヤバかったとでも言っておきゃいいだろ。
とにかくこれで俺が手加減する理由も無くなったな。忘れてたけどさ。
さぁ、ここからは割と本気出すぜ。ついてくるなよ、お願いだからついてくるなよ。
「『アクアスフィア』『ハリケーンスフィア』」
あえて2つの魔法を同じ位置にタイミングをずらして使う。
それにより先に現れた巨大な水の玉に竜巻の玉が重なり、水を撒き散らす。
アカネ……違和感があるのでセンセはそれに首をかしげているが、ひとまずそれを防御した。炎で。
フッ……掛かった!
「『我の魔法を起点に敵目掛け発動せよ』『アブソリュート……』」
俺が水を撒き散らしたのはただ相手に魔法を使わせるのが目的じゃない。
俺だけの方法だが魔法そのものを発生点にすることで多数の魔法を完全に同じ位置から撃てるのだ。
しかもオートロックオン。その上で放つのは……
「『……ゼロ・ウインド』!」
絶対零度の風。最後にテンペストとかバスターとかを付けても良かったけどそんなことをしたら蘇生がめんどくさいからウインドにした。
それなら体が凍り付き動けなくなるだけで死にはしないからね。
最悪救助出来る。
「甘いわ!」
ってうぉっ!?
センセの体が赤く光っている。燃えているかのようだがどうやら違う。
何やら服が変わっているし、いわゆる変身って奴だろうな。
畜生俺も出来ない日曜朝の定番を取っていきやがって……許さん。
とりあえず何か言う前に完封しよう。
「『エレクトリックディバイド』」
エレクトリックディバイドで無理矢理動きを止める。
だが何故か効かない。
そういやこんな事前にも……うげっ。
これ、俺の予想が正しいとなるとちょっとヤバいな……俺の次の次の次辺りの実力者の子とかめんどくせぇわ。
その上あの服は恐らく撃たれた魔法を焼き尽くす効果がある。
で、更に別の知識込みで考えればセンセには強力無比な楯もある。
と、なれば貫けるのは焼き尽くせない光とか闇とかをランスにして撃ち込む事だけどなぁ……
「散々やってくれたけどこっちの番よ!『クリムゾン・グラビティワールド』」
え?ちょい待ちそれはヤバい。
ワールド系は魔力大幅に使うし使うにも才能が必要だけど威力はえげつない戦争用の魔法の代名詞だ。
いや、まぁ正確には周りを巻き込むからむしろ多数に囲まれた時用の方が正しいか。
とにかくヤバいと思ってくれ。
しかもそんなものを炎と重力の二重で。殺す気かっての。
対応させてもらおう。
「『アブソリュートゼロ・アンチグラビティワールド』」
無重力を作り出して動きを止め、無防備な相手を完全に凍結する魔法。
今回はそれでセンセの魔法を打ち消した訳だ。
しかし、このままじゃめんどくさいな……本来ならもっと手早く片付ける筈だったのに。舐めてたのがダメだったか。あぁそうだ、こうなりゃ徹底的に舐めてやるとするかな。
もう既に嘗めまくってんだ、別に良いだろ。
「『テンペストタング』」
舌のように動き対象を風の刃で舐めるように切り刻む魔法。
文字通り舐めてやる。そして蹴散らそう。
「この……っ『クリムゾン』」
「悪いがもう何もさせん『ブリザードタング』」
風と氷の複合属性の舌とも言えなくないブリザードタング。コイツの場合風で刻まれた先から凍りつく訳なんだが、これはこれで恐ろしい特徴がある。
まずこれは魔法の効果で出した氷なので、消えろと思えば消える。ただ思わなきゃ消えない。
そして魔法の効果とは言え実は切り刻んだ時に出た血を固めて氷にするから流れた血を媒体にしたりする魔法を予防出来る。
しかもやたら痛いから魔法の妨害には最適なのさ。そんじゃもう一丁。
「『プラントタング』『アクアフィールド』」
今度は合わせ技。出した植物の舌をアクアフィールドの効果である降水(数分と持たない)により濡らす事で死ぬほど気持ち悪い感触を再現するのだ。
更に更にもう一丁!
「『クリムゾンタング』『アクアスフィア』『ウィンドカタパルト』」
今度のヤツはもう単純に辛い。
具体的には水球を超高温の炎の舌で舐めて水蒸気にし、ウィンドカタパルトの効果で顔に吹き付けるというもの。
対人には有効である。その上コスパも良いし時間稼ぎもできるスグレモノだ。
センセはちょうど今それに掛かって辛そうにしているが、俺はその間にセンセを倒すための魔法を組ませてもらおう。
ここの所はもう嫌がらせに近い魔法だったから一方的だったが流石に対抗策を出されそうなんで昔勝てない強敵から逃げる為だけに使った大技。つーか荒業。
「『ウィンドバースト』『ディメンションゲート』そして『メモリーデリート』」
ただ逃げる事に特化した結果相手を吹き飛ばしワープゲートで飛ばすついでにそこで起きた事象に関する記憶を消すコンボ。
これでどうにか……
「そんな物で……どうにかなるとでも!?」
あちゃー、ダメだ。しかもメモリーデリートもレジストされた。
まぁあれ、吹っ飛ばし中に限り成功率が大幅に上がるって設定にしてるから仕方ないか。
「喰らいなさい!『クリムゾン・グラビティラッシュ』」
ちょっと待てよ……ラッシュ系は流石に不味いわ。
うん。つかこのセンセ強すぎだろ……幸いなのはここの教師で最強がこの人って事か。
んじゃ、どうにかしますかね。実力を測りきれて無いけど。
おまけ・アカネ先生の設定1。2があるかどうかは知らん。
父親:最強と呼ばれるバケモノ達の中でも強い方。
母親:最強と呼ばれるバケモノ達の中でもしぶとさに定評がある。
魔法:地属性と火属性が強い。他も結構強い。実は主人公を除けば今のところ学園最強かもしれない。
性格:キレやすい、が授業はすごい。仕事人間みたいな。
弱点:主人公。