早めの投稿…最早殴り書きw
では、どうぞ
(はて、どうしたものか…)
『相棒、いきなり現実逃避するなよ?』
只今、俺は空は紫で染まって禍々しい木々が生い茂る森の中。 絶賛、迷子である。
うん? 普通の世界は、空は青・赤・黒・灰色だと。 そんな事はわかっている、だって普通じゃあ無いもの。
『突然の魔方陣によって飛ばされ、その先が魔界とは不幸って言ってもおかしくは無いな』
(それな)
そう今俺がいるのは、ドライグが言うには『魔界』らしい。 怪しげな怪鳥や、ツチノコ?らしき生き物が森の中で見つけた。 それらは、俺に向かって襲ってくるがドライグのセイグリッド・ギアである【赤龍帝の籠手】ブーステッド・ギアを装着して殴って退散させていた。
『今回の相棒は、本当に面白いな。 俺の神器を変えてしまうとは』
そうドライグによると、ブーステッド・ギアは本来は籠手の筈がブレスレットに変わってしまったらしい。 だが、俺的には有難い。 日常に着けていても違和感ないからだ。 やはり、俺の中にいると言えどドライグには身近にいて欲しいものだ。 まぁ、もう1つ理由はあるけど。
『くっ、相棒! そんな言葉を俺に…うおぉぉぉっ! 嬉しいぞー!!』
俺の心を読んでいたのか、ドライグは歓喜に満ち溢れながら泣いていた。 大袈裟なこっちゃ。 ありゃ、今度はイカツイ犬だ。 おりゃ。
『本当に相棒は優しいな…今までの保持者など、俺の存在を知ったとしても無視が当たり前。 俺の力は当たり前のように使っていたからな。 くっ…心に染みる』
そんな事を言っているドライグの中、俺氏は次々とくる魔物?を退治していた。
そう俺氏事、兵藤一誠はこの世界に産まれてから5年が経ち5歳になった子供だ。 産まれる前に白い世界にドライグとはいたが…もっと前、白い世界の前の俺は何者なのかが思い出せないでいた。 その為に、今の【目】に悩んでいる。
『確かに今の相棒の目は特殊。 セイグリッド・ギアでは無く、天然物だ。 力と言う物は全て吸収してしまい、それを己の力にしてしまう。 …本来、俺自体入らないでは無いかと思ってしまう』
勝手にネガティヴになるドライグ。 今の俺の目は、完全には閉じていないが普通に開くと瞳の色は朱色で螺旋が入った十字が描かれたような瞳だった。 例えば、目を開けて迫りくる自動車を手で止めようとしよう。
普通だと轢かれるのが当たり前だが、この目は不思議な事に自動車に纏った【力】を吸収してしまう。 そう、自動車から発生した運動エネルギーを吸収してしまうのだ。
他にも試しに、コンセントに針金を素手で突っ込んだ。 普通なら感電物なのに、眼が電気を吸収してしまった。
これらは、他の人間には見られてはいない。 見られてしまえば、異物と判断して疎外されてしまうからだ。
なら、自動車はどう実験したか? それは轢かれそうに女の子を助ける時に、この眼が勝手に発動してしまって事故を防いだ。 まぁ、実験と言うよりは成り行きかな?
だが、この眼には便利な物でも無い。 確かに、衝動や電気を吸収すれば…その衝撃や電気は使えるのだが。 眼を開かなくても、何かを少しずつ吸収しているらしい。
その為に、俺の身体に溜まりに溜まる何かが表に出ると悲惨なのだ。
1つ、俺が笑えば他の人間まで訳も無く笑ってしまう。
1つ、悲しめば他の人間も。
1つ、怒れば他の人間も。
etc
と言ったように俺が感情を表に出すと、周りの人間まで引き込んでしまうからだ。 そして、自分では力を込めていないのに開けていない缶とかを持つと物凄い勢いで中身が吹き出る。 結果、その缶を見ると凄い力で握り締められたようにペシャンコになっていた。
中々、制御の利かない眼だった。 だが、そんな俺にはドライグがいた。 ドライグのブーステッド・ギアを使って調整して貰っている。
本来、ブーステッド・ギアは保持者の力を倍増させる物が逆に力を抑える物になってしまった。 だけど、ドライグのお陰か感情は表に出せなくなったが力の入れ具合は普通の人間と変わらなくなった。
(何を言ってんだよ、ドライグ。 今の俺は、ドライグのお陰で普通の生活が送れてんだぞ。 感謝してるんだ。それなのに自分を過小評価するなよ…俺が悲しくなるからさ)
『! いや…悪かった。 今までが戦う面でしか必要とされなかったからな。 悪い、相棒。 愚痴を吐いてしまった』
謝るドライグに少し表に出して笑ってしまった俺は悪く無い。 気にするなと思いながら、目の前にやってくる魔物を退けていく。
『それにしても、相棒は凄まじいな。 今の状態だと、100倍の抑えでも魔物などイチコロとは』
今のブーステッド・ギアは、保持者の動きを疎外する力を増やしていた。 2倍になれば2人分の力、数が増えれば増えるほど強くなる。 元々、俺のポテンシャルが高い為に眼の力も加わりドライグの力を借りず拳を振ってしまうと目の前は荒野になってしまう。 …前に家族旅行で山に行った事があり試しにと思い人目がつかない所でやったエライ事に。
その日以来は、ドライグの力は今の今まで借り続けている。
(取り敢えずは帰って飯食いたい、ドライグにはカステラが待ってるし)
『そうであった! 早く帰ろう!!』
後1つ特殊な事があった。 俺とドライグは、意識を変える事が出来た。ドライグが俺の身体に、俺はブーステッド・ギアに移動出来るのだ。 その為に、ドライグに初めて和菓子を食べさせたら物凄く喜んでくれた。 なので、俺は周期的にドライグを表に出させていた。
ドライグも、元はドラゴンと言う生き物。 本体の持たない思念体と言えど、やはり身体を動かしたいものだと思う。 それをドライグに行った。 すると…
『いや、遠慮する。 相棒は今までの保持者と違い俺の事を、大事にしてくれる。 それだけでも俺は嬉しい』
と、頭固い事を言うので一度無理矢理変わるとその日以来ドライグは外に出たくなったようだ。 良きかな良きかな。
ある程度、魔物を退治してから再び魔界に飛ばされてきた場所に戻ると魔方陣はもう一度発動して、俺達は魔界から出た。
無事に家に帰れた俺達。 ドライグに身体を貸して、カステラを食わせていた。
「素晴らしい! やはりカステラは、文◯堂だな!」
『今度は団子やな』
「!? 相棒、それも美味いものなのか!?」
『おう』
「期待する!」
なんだろ、喜ぶドライグ。 実際は俺の身体。 俺より子供らしい。
★☆☆★☆★☆★
「やっと見つけたぜ、この簡易式移動神器。 実験途中に無くすとは、俺も危機感持たんとな」
先程の魔界には、一誠がいた所に前髪が金髪で後ろ髪が黒髪の男性が立っていた。 外見はワイルドと言う言葉が合いそうな服装に、整った顔立ちに歳は若く見える。 そして、男は背中から黒い翼を生やす。
「とっと戻らないと、サーゼクスに何を言われるか」
そして、男は翼を羽ばたき空彼方に飛んで行った。 その場に黒い羽だけが残った。
今回の兵藤一誠君
見た目、幼い髪長めのマナ=D=キャンベル。
どの世界からの転生かは、本人は知らず。
日々の日常、最初は彼の両親は実の息子に恐怖を抱いていた。
早い成長、物わかり、無表情、瞳を開けないなど。
だが、彼は表情を出さなくても自分の気持ちを相手に分からせる技を習得。 その為、両親からは静かな一誠も心があるのだと理解。 時偶にドライグも出来ている。 それを見た両親は納得した。
それからは両親は、一誠は二重人格だと思って普通の家族のように接していた。
静かな一誠(彼)と、明るい一誠(ドライグ)
・ドライグが表に出てる際は、眼は開いており十字の瞳にはなっていない。表情もあり。