転生先は、HSD×D   作:㐂眼翔

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やべぇっ!やべぇっ!やべぇっ!

ヨッピーとは、思えない早さ3話!

このヨッピー・アホ・エウアンに、不可能は無かったのか…((((;゚Д゚)))))))


恋とは…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺には、幼馴染が存在する。

 

「あーそーぼー! イッセーくーん!」

 

紫藤イリナと言う女の子が…

 

 

 

 

 

 

 

 

★☆★☆★☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…なぁ」(今日は、何するんだ?)

 

「んっ? あぁ、そうだね。 今日は虫取りに行こうー! 夏だし、カブト虫やクワガタぐらいとれるでしょう!」

 

元気一杯に話す少女は、紫藤イリナ。 彼、一誠の住まいの隣に住んでいる女の子。 幼い頃から2人は、遊ぶ仲でいる為に仲良くしていた。 (仲良くと言っているが、イリナに一誠が振り回されているだけでの話)

その為、一誠の言いたい事がある程度は理解できる。 最初は、イリナは今の一誠の表情を嫌っていたが自分なりに納得したのか普通に接するようになった。

 

「でも、なんでカブト虫は虫が付くのに…クワガタは名前に虫ってつかないんだろ?」

 

「さぁ…」

 

イリナは、女の子であるのに普通の男の子より活発的な行動に性格な為にイリナ自体が男の子と間違える男の子も存在する。

 

「まぁ、なんでもいいや。 さぁ、行きましょう。 イッセーくん、 虫は逃げるのよ。 急ぐわよ!」

 

『毎度ながら騒がしい女子だ』

 

(…変わる?)

 

『断る』

 

そうして、2人は町の近くにある山に向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あった…」

 

俺はイリナに誘われて、町の近くの山に来ていた。 取り敢えずイリナは、クワガタが見たいらしく俺は付き合って探していた所、無事に見つける。

見つけたクワガタは、優しく捕まえてイリナに渡された虫籠に入れた。 後、捕まえても飼う気は無いらしい。 ただ、捕まえる理由が多く捕まえた方が勝ちと言う遊びに発展させたイリナだった。 だから、俺とイリナは別々になっていた。

 

『相棒は、生き物に好かれ易いようだな。 逆に虫から寄ってきたぞ』

 

俺もそれは思う。 犬猫然り、生き物大半は何故か好かれ易い体質らしい。 まぁ、困った事では無いから良いんだけど。 …はっ、もしかしたら俺は産まれる前からこうだからドライグも。

 

『…あり得るな』

 

ねぇよ。 冗談なのにボケ殺しとかやめて、龍殺しや鬼殺しだけで良いよ。 そんな事をドライグとやり取りしながら、イリナが決めた夕方17時にある場所に集合する事になった。 さて、イリナはどれぐらい捕まえたかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…遅い」

 

『確かにな』

 

俺がイリナを待って一時間、集合場所に待っているにも関わらずに本人は一向に来ない。

 

(もしかしたら、何かあったのか?)

 

『一度、探しに行ったらどうだ。 相棒はいつも小道具を持っているからな。 メモを此処に書き残せば、すれ違いにはならんだろ』

 

そうだな。

俺はドライグの言う通りにいつも持ち歩いている小道具を取り出す。 その中には、ハンカチから始まり絆創膏などシャーペンやメモ紙など入っていた。 これらがあるのは、日々の俺がそんな話せない時にメモ紙で相手に伝える為の物である。

 

【イリナ、遅いから探しに行った。18時出た。 30分おきに戻る。 動くなよ 】

 

こうして書き残せば、お互いに探す事は無いだろう。 よし、探しに行くか。

 

『母親に怒られるのは、確定だな』

 

探す前にテンションを下げさせんなよ、ドライグ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

★☆★☆★☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…どうしよう」

 

私、紫藤イリナは困っていた。 イッセーくんと一緒に町の近くの山に虫取りにきたのだけれど…クワガタを探すのに夢中になってしまい穴に落ちてしまったのだ。

その穴は、結構深く子供の私には登れない高さだった。 それに落ちた時に靴が脱げてしまい、足をケガしてしまいより一層穴を登る事が出来なかった。

 

「…ぐすっ。 暗いよぉ、狭いょ。 怖いよ! お腹空いたよ!」

 

穴に落ちてから大分時間が過ぎてしまっているのか、夏のお陰か日が落ちるのは遅いが確実に周りは暗くなっていく。 人は闇を嫌い、光を灯す物を発明した。 だけど、今私がいる場所は自然に出来たと思われる穴。

そんな所に光は灯らない。 そして、私の心は不安と恐怖に駆られていく。

 

「うあぁぁぁぁぁっ! イッセーくん、助けて! パパー、ママー! うえぇぇぇぇん!!」

 

最早、私の心は負の感情に塗りつぶされ助けを求めるだけの子供。 一生、此処から見つけてくれないで死んでしまう。 そんな事を、ふと思ってしまってより一層瞳から涙を流す私。 そうして私は泣き続けた後、泣き疲れて眠ってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…んぁ」

 

少しずつ意識が覚醒してきた私は、目の前が暗い事に気付き私はまだ穴の中にいるのだと理解してしまった。

再び負の感情が心を塗りつぶされそうになると、突然ケガした右足が痛み始めた。

 

「いたたたたたたっ!」

 

私はケガした右足を暗闇の中なので、手で触ってみて確認するとゾッとしてしまった。 足の方向がおかしくなっていた。 脱臼してしまったのか折れたのかは、平常心とはかけ離れた私には理解すら出来ないでいた。

 

「もういや!! 誰でもいいから助けてよー!」

 

私は最後だと思われる体力で大声で叫んだが、森に音が鳴り響いただけだった。 本当に助けが来ないと思い、体を震わせた。

 

「イッセー君…お家に帰ったよね。 あ〜ぁ…私も帰りたいよ」

 

そうして私は、再び意識が落ちそうになっていく。

今の私は、足首が脱臼してしまった為に熱を持ってしまって私自体も熱を持ち始めた。 もう体すら動かすのが困難の私には、絶望しかなく無慈悲に時間が過ぎていく。 徐々に、私の意識が落ちかけていく。 そんな所に…

 

「……ナー!」

 

何処かで誰かの叫び声が聞こえた。 だけど、意識朦朧の私には誰だかわからないでいた。

 

「イ……ー!」

 

少しずつだが、声は近づいていた。

 

「イリナー! 何処だー!!」

 

この声は…彼に似ている。 でも、彼は寡黙と言ってもいいぐらいに喋らない。 必要最低限な言葉しか持たない為に、彼の事知らない人間には理解出来ないであろう。 だけど、彼は話さないだけで優しい男の子。 色々な事を知っていて、一緒にいても楽しいと思える。 そんな彼が大声で叫んだらあぁなのかと思った私。

もしかしたら、私は次に目を開く事は無いのかなと不安な事ばかり思う気持ちの所為で自然と涙が再び流れてしまった。 もう一度、彼に会いたい。

 

「……会いたいな…イッセーくん」

 

そうして本当に目を閉じようとする私。

 

「イリナ!!」

 

私の頭の上から聞こえる声に、本能で首を上に上げるとそこには…

穴の底から見える外の景色、月を隠す雲が退かれいき光を照らしていく。 そこには彼…イッセー君がいた。

月の光で彼の姿が見えると、イッセー君の体は至る所に汚れていた。 顔は、何時も無表情なのに何故か今は必死な顔をしていた。 そうして、私の姿が確認したイッセー君は必死な顔から微笑んだ顔に変わる。

 

「イリナちゃん…見ーつけた」

 

そんな彼を見た私の心は、体に帯びた熱より熱かった気がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私は無事に穴からイッセー君が出してくれて、今はイッセー君の背中におんぶされていた。 私を背負いながら、帰るイッセー君の背中。 そこら辺が擦り傷を負って、服は葉っぱや泥と汗で汚れていた。 だけど、汚いとは思わない。だって、彼は私を探す為になった姿だ。 それを汚いと言える女じゃない。

 

「イッセーくん…」

 

「んっ?」

 

「ありがとう…」

 

「んっ」

 

また彼は何時も通りになってしまった。 最初は、そんな彼は嫌いだったが今は…。 あの時の彼は、本当に心配してくれたから出来た表情だろう。 だけど、もう良いのだ。 彼は彼だ。 彼の治療為に痛みは和らぎ少しだけ痛む右足。 そして、添え木を固定するハンカチは私の宝物にする。 絶対にだ。

私は心身共に疲れてしまい、彼の背中に耳を当てるように目を閉じる。 すると、彼が森の中を進む音とイッセー君の心臓の音を聞いていると子守唄のように聞こえ静かに寝てしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

無事に家に帰れた私は、大目玉。 それはそうだ、子供2人が山の中でいなくなれば警察も出てくる話だ。 そして、帰ってこれた時間が深夜2時。怒られない訳が無い。

私は怒られる前に、病院に連れてかれてしまいイッセー君のフォローが出来なかった。

後で聞いた話、その時がイッセー君の両親から初めて叱りだったそうだ。 落ち着いた時に、私はイッセー君に謝りに行った。

 

「イッセー君!」

 

「…? イリナちゃん」

 

「ごめんね、私の所為で怒られちゃって…」

 

ポスッ

 

突然、イッセー君は私の胸に拳を当てる。

 

「イリナちゃん…命1つ。 イリナちゃんの為なら…無茶はする。 …怒られるのはどうって事は無い」

 

それを聞いた私は、やっぱり乙女なんだと思った。 後、イッセー君があの時とは違う笑い方をしているのだ。 柔らかく人を安心させる笑顔。 その時、私は実感した。 私はイッセー君の事が好きになったんだと。 余り喋らない彼だが、1つがズルいと思った私は悪く無い…筈。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は過ぎて、私は外国に行く事になってしまった。

その事に涙して、彼にしがみ付いたがイッセー君は一言。

 

「イリナちゃん…一生の別れじゃない。 また…会おう。 …待ってる」

 

私は感じた。 イッセー君は、少しながら笑っていた。 未来でまた笑顔を見せてくれると約束するように。 そんな彼を裏切りたく無いから、私は素直に聞いて外国を目指した。

 

「…イッセー君、また今度会う時は良い女になって日本に戻ってきて見せる。 待っててね、私の初恋の人…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆★☆★☆★☆★

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「行ったか」

 

『行ったな』

 

俺は、イリナが乗った飛行機を眺めていた。 少しの付き合いだが、出会いあれば別れありの人生だと思っている。 それにしても、イリナのお陰でこの眼の使い方がわかった気がする。

 

『質力さえ間違えなければ、人の意識を操作できる』

 

それだな、これは大きい。 あの時、イリナが遭難してる時に見つけ出して足首を脱臼してる所を治療しながら表情に笑みを浮かべたら、あの子の気持ちが痛みから逸れたしね。 これはデカいよ。 誰かがケガした時に使える。

 

『本当に相棒は優しいな』

 

その有難味をしっているからね。 じゃあ、帰ろっか。ドライグ。

 

『おう!』

 

帰り、何か買って帰ろうか。 ドライグは、ケーキとどら焼きとどっちがいい?

 

『どら焼き!』

 

はいはい。

 




答え合わせ
穴から顔出した一誠の時

助けた時の一誠・イリナが正常な状態では無いと思い、笑って心を落ち着かせようとした。

助けられた時のイリナ・弱った時に彼の変わった状態を見て、ましてや見せなかった笑みを見てしまい乙女パワーによりフィルターがかかり【安心感】が吊り橋状態に変わってしまう。 そして、助けに来てくれた顔が悪く無い王子様で倍プッシュ。w

彼は、天然で鈍感な所はあります。
人からの好意は、ライク
告白に至るとラブと認識。

こうでもしないと、ブラックオリ主になってまうからなw

っぎは…わからん。

今後のお気に入り数と感想によるかなw

では、さらばヨッピー!ε=ε=ε=ε=ε=ε=┌( ̄◇ ̄)┘
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