探物語(サガシモノガタリ)   作:ピリの唄

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アニメ版の1話終了です!

そして一応は完結です。
思い付いたら再連載するかもしれません。


そして彼らの間違った青春が始まる。

 

なぁ、宿主よ。なんなら儂が友だちに……

いや、否定するなよ。最後まで言ってないじゃろ?

地味に傷つくぞ?

……まあ、確かに主の言う通りに同情が理由じゃけど。

 

でもなぁ主、儂の機嫌を損ねない方がいいぞ?

主があの娘に言う前に思っていたモノローグを、ポエムにしか聞こえぬモノローグを儂は全部聞いておったからな?覚えたからな。

コホン。

『心臓の刻む律動が秒針の速度を追い越してもっと先に進みたいとそう言っている気がした。』

じゃったかな?

耳を塞いだところで無駄なことじゃよ。主の心の中から聞こえてくるのじゃから。絶対に逃げられん。

残念だったな。

 

まあ、いじるのは、苛めるのはこれくらいで止めておこう。

羞恥の感情は毒にならんからな。

 

それよりも、そんなことよりもユイガハマじゃったか?あやつの付けた主のあだ名はセンスがあったの。

ヒッキー。

比企谷八幡の比企谷から取ったとしても上手くつけたものじゃ。

心に引きこもっておる―いや、今は儂のせいで引きこもれておらんな。自分の殻の中に引きこもっておる主にピッタリじゃ。

料理の才能はなかったようじゃが。

完璧に見える雪ノ下雪乃ですら手こずるのじゃから相当じゃ。雪ノ下の教え方が下手というのもあるかもしれぬが、それだけでは無いな。

儂に害は無いが―それこそ毒を喰らう怪異じゃからな―ユイガハマが料理しないが解決法でいいと思ったぞ。

 

 

むむ。主もそろそろ起きる時間か。日曜に早起きなど……

プ○キュアのためじゃったな。儂も先週の続きが気になっておったのじゃ!

ほれほれ!早く起きるのじゃ!起きて儂にプ○キュアを見せろ!

主を通してしか見られんのが辛いのぅ。

 

……そうじゃ!その内実体を持つぞ!時間はかかるが絶対にじゃ!

そのためにも主は負の感情を増やせ!儂の成長のために!増えれば儂の成長も早くなる……はずじゃ!

ユイガハマのクッキーでもよいぞ?

 

 

それではな、宿主。頼むぞ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………マッカンも飲んでみたいし(ボソッ

 

 

 

**

 

一応言っておくか。

後日談というか今回のオチ。

今回の依頼は恐らくじゃが成功したのじゃろう。しかも宿主のポイントで。

先制ポイントではあるがこのまま進むとは思えん。

これからに期待じゃな。

そういえば、奉仕部にも部員が増えた。そして雪ノ下には友人も。

ユイガハマ改めて由比ヶ浜由衣。

上手く行ったのか、宿主にもクッキー―らしきもの―を、歪になったハート型のクッキー―擬きとつけたほうがいいのか?2期のOP的に―を渡していたな。

あぁ、そういえばになるが、儂に関係のないことになるが、雪ノ下雪乃のあだ名は『ゆきのん』になった。

どうやら由比ヶ浜はあだ名のセンスが上手くなかったようじゃ。

上手かったのは宿主に対するものだけだったのかもな。




一応怪異の、孤毒蜘蛛の説明をします。

毒を喰らい、孤独にさせる怪異です。
益虫であり、害虫でもある。

この八幡は風邪をひきにくく(ウイルスも一種の毒ですし)疲れにくく(疲労も一種の毒ですし、憑かれてますけど)なっております。
心の毒も喰らってますが、ヒッキーの心の闇を喰らっているわけではないので(それに毒はエンドレスに出続けていると思うので)考え方はあまり変わっていないです。

それでは。
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