白子と黒猫の誓い   作:ニルドアーニ四世

34 / 34
旅禍

 

 

 

 

 

 

 

数ヶ月後

 

 

 

〜空座町〜

 

 

 

 

とある暗い真夜中の路地で一人の人間が血を流して倒れている。そして身体を斬り裂かれゆっくりとオレンジ色の髪の死神がゆっくりと倒れた。

 

「一護ッ!」

 

二人の死神の側で女性の死神...ルキアが黒崎一護へ駆け寄ろうとした。ルキアは一護へ死神の力を半分だけ分け与えるつもりが力の全てを吸い取られたのだ。だがそれは尸魂界では罪であるのだ。そして二人の死神はルキアを犯罪者として捕らえに来たのだ。赤髪の死神、“阿散井恋次”そして六番隊隊長にしてルキアの義兄“朽木白哉”が現世へ赴いていた。

 

「よせッ!」

 

駆け出したルキアを恋次を抑え込んだ。するとルキアは声をあげた。

 

「離せッ!」

 

「馬鹿かオメーはッ!死人のために罪重くする必要がどこにあるんだよ‼︎ 」

 

「一護は私が巻き込んだのだ!私のせいで死んだ者に駆け寄って何が悪いッ!」

 

すると白哉はゆっくりと静かに口を開いてルキアを制止した。

 

「わかるぞルキア...。この子供は“志波海燕(ヤツ)”によく似ている。」

 

ルキアが図星を突かれて口を紡ぐと白哉はハッとして足元を見た。

 

「俺のいねぇ間に勝手に話進めてんじゃねぇよ。」

 

すると死んだと思われていた一護が弱々しくも白哉の袴の裾を掴んでいる。白哉は見下すように一護を見た。

 

「そうか。その腕...余程要らぬと思える。」

 

白哉は斬魄刀を抜き、一護の腕を切り捨てようとすると当然ルキアが足で一護の腕を蹴り飛ばした。

 

「何すんだルキア!」

 

「人間の分際で兄様の裾を掴むとは何事かッ!身の程を知れ小僧!」

 

一護は声をあげたが、ルキアは冷たく激しく無情に言い放った。

 

「何言ってんだよ。てめぇ!」

 

「この者にはわざわざ止めをさす必要はありますまい。捨て置いてもいずれこのまま息耐えましょう。」

 

ルキアは一護を見下すように睨みつけ恋次と白哉の元へ背を向けて歩いて行こうとした。

 

「何のジョークだよ!」

 

「動くな!そこを一歩でも動いてみろ。私は貴様を絶対に許さぬ...。」

 

一護がルキアを引きとめようとするとルキアが大声をあげた。そして振り向くと瞳には確かに涙で潤んでいた。

 

ルキアの背後でその様子を見ていた白哉は部下の恋次に指示をすると恋次は斬魄刀で空間を開錠すると尸魂界へさっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

声がでねぇ

 

動けねぇ

 

俺はまた守られて

 

ルキア...

 

 

 

 

 

 

 

一護の意識が薄れゆく中、下駄の音がコツンコツンと響き、そして胡散臭い男が現れ、一護を担ぐとその場を去っていった。

 

 

 

 

尸魂界の地下に捕らわれているリオは黒崎一護や朽木ルキアの邂逅や一護を救った男が友である浦原喜助であることを知りえなかった。そして夜一とリオが再会する日が迫っている事を鎖で暗闇に繋がれているリオは静かに静かに懺悔の唄を奏でていた。

 

 

 




ちょっと手抜きです。すいません
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(必須:10文字~500文字)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。