午前七時半。
ゼロ「デヤ!」
掛け声を上げるゼロ・・・・・・・ゼロは今、人気のない河川敷で一体の怪獣と戦っていた・・・・・・怪獣は再生怪獣ライブキング。ウルトラマンタロウが苦戦を強いられた怪獣だった。
ライブキング「ハハハハハハ!ウハハハハハハ!」
ゼロとの戦闘中にも関わらず大声で笑うライブキング。
ゼロ「ちっ・・・・・・その笑い方・・・・・・・癇に障るぜ・・・・・・!」
叫びと同時に右ストレートでライブキングをブッ飛ばすゼロ!命中し地面に倒れるライブキングだが・・・・・・・。
ライブキング「ハハハハハハハ!」
まるでゼロを煽るかのように・・・・・・再び大声で笑うライブキング。
ゼロ「こんの野郎・・・・・・・・だったらすぐに決めてやるぜ!」
そう叫んだ後、胸にゼロスラッガーを装着しエネルギーを溜めるゼロ!
ゼロ「ゼロツインシュート!!」
そう叫び・・・・・・ゼロツインシュートを放つゼロ!ツインシュートはライブキングの全身を飲み込んだ・・・・・・!
ライブキング「ふふふ!ははは!うはは!はははははははは!!」
爆発する直前・・・・・・不気味な笑い声をあげて粉々にライブキング・・・・・!
ゼロ「最後まで気味の悪い野郎だったぜ・・・・・・・・。」
そう言った後、ゼロは両腕を横に伸ばした・・・・・・するとゼロの体は光に包まれ・・・・・・・その場から消えた・・・・・・その後、光は河川敷に降り・・・・・・・・ウルトラゼロアイを持った進が現れた。
進「さあて・・・・・・・行くか。」
「あ、あの!」
進「ん・・・・・・・?」
進が振り返ると・・・・・一人の少女が立っていた。
進「君は・・・・・確か同じクラスの・・・・・・・加藤さん?」
「うう・・・・・・佐藤です・・・・・・・。」
進に名前を言われて涙目になりながら訂正する「佐藤」という少女。
進「ああ悪い・・・・・・・・確か佐藤・・・・・花だったよな?」
そう少女の名前を言う進。
花「は、はい!あ・・・・その・・・・・おはようございます!諸星さん!」
進「おっす。で・・・・・どうしたんだ?朝・・・・・早いじゃん。」
花「あの・・・・・・・間違っていたらごめんなさい・・・・・・・・その・・・・・・・・諸星さんって・・・・・もしかしてウルトラマンゼロでしょうか?」
花の言葉に驚く進。
進「もしかして・・・・・・さっきの見た?」
花「はい・・・・・・・。」
進「そっか・・・・・なら隠しても意味ねえな。花、君の言う通り・・・・・俺はゼロ。ウルトラマンゼロだ。」
そう花に言う進。
花「驚きました・・・・・・・・・最近話題のウルトラマンゼロが・・・・・・・もしかして櫻田家の皆さんも知っているんですか?」
そう進に訊く花。進は転校初日の挨拶で櫻田家に居候する事を担任の先生からクラスへ伝えられていた。
進「全員知っている。まあ・・・・・みんなは俺の事は他の人には言わないって言ってくれたからな。」
花「そうだったんですか・・・・・・それなら私も秘密にします。」
進「本当か?」
花「はい。だってゼロ・・・・・・諸星さんはあの怪獣や星人から・・・・・みんなを守ってくれているんですよね?」
進「ああ。」
花「なら信じます!」
進「ありがとうな花。あ、後・・・・・・・俺の事は進でいい。それとタメ口でいいぜ。」
花「えっ・・・・・・・・で、でも・・・・・・。」
進「もう花は俺のダチだからな。」
花「じゃ、じゃあ・・・・・・・・これからも学校生活よろしくね・・・・・進君。」
進「おう。じゃ、また学校でな。」
花「これから家に戻るの?」
進「ああ、怪獣の気配を感じてそのまま来ちまったからな・・・・・・・・着替えないといけねえからな・・・・・・・じゃあまた後で!」
そう言った後、テレポートを使いその場からいなくなる進。
花「進君が・・・・・・・・ウルトラマンゼロだったんだ・・・・・・・あ、私も学校に行かないと!」
そう言って走り出す花だった。
場所が変わりクリウスの宇宙船。
クリウス「これが噂のウルトラマンゼロです。」
そう先ほどのゼロとライブキングの映像を見て呟くクリウス。
「ウルトラマンゼロ・・・・・・・様々な宇宙に時空を超えて現れる・・・・・・・伝説の超人ウルトラマンキングやウルトラマンノアからも目をかけられている・・・・・・父にウルトラセブン、師匠にウルトラマンレオとアストラを持つ・・・・・・・最強クラスのウルトラ戦士・・・・・・・・奴に狙われて倒された星人は数知れず・・・・・・。」
クリウス「奴に狙われて既に7割の宇宙犯罪組織や武器マーケットが壊滅・・・・・・私の方の武器マーケットもかなりの大打撃を受けています。戦争屋としてこれは許しがたい事です。」
「いきなり相手をするウルトラマンが・・・・・・最強戦士とはな・・・・・・。」
クリウス「どうでしょうか?」
「お前は・・・・・・・ウルトラマンがいなくなった世界であの地球を制圧し・・・・・・新たな拠点として武器や怪獣兵器を造りだし・・・・・・・・・・他の星人達に売りつける・・・・・・その最大の障害がウルトラマンゼロ・・・・・・私の目的は全てのウルトラマンの抹殺・・・・・・・利害が一致したという訳か。」
クリウス「一時期とはいえ・・・・・・同じ世界で共に活動していたあなたなら・・・・・・・やってくれると思いましてね。それに相手はウルトラ戦士ですから。」
「いいだろう。だが私は私のやり方でやらせてもらう。いいよな?」
クリウス「構いません。あのゼロさえ倒せば・・・・・・・・・他に自由に時空を超えられるウルトラマンはいません・・・・・・・・・あの世界は私のもの同然。お願いします・・・・・・・ジャイロ殿。」
そう目の前の金髪の女性を・・・・・ジャイロと言うクリウス。
ジャイロ「ふん・・・・・・・じゃあ私は行く。」
そう言ってその場からいなくなるジャイロだった・・・・・・・・。
午前八時二十分。進は学校に到着し・・・・・・・校舎の中に入り自分の教室に入った。
進「ふう・・・・・着いた着いた・・・・・・ん?」
前を見ると・・・・・・・・・花が後ろの席を見ていた。
進「(あそこは修の席だな・・・・・・・・・えっ!?)」
驚く進・・・・・・・見ると花が「ふふっ・・・・・ふへへ・・・・・・へへへ・・・・・・・。」とニヤニヤしていた。
進「(どうしたんだ・・・・・・・・・修の席を見てすげえニヤニヤしているぞ・・・・・・・・・・ライブキングとは別に気味が悪いぞ・・・・・・・・。)」
そう心の中で思う進。とその時、花の前に・・・・・・牛乳を飲んでいた修が現れて驚く花。修も驚いて口に含んでいた牛乳を花にぶっかけてしまった!
進「(おいいいいいい!修の奴、何してんだ!?)」
その光景を見て驚く進。
修「す、すまん佐藤!大丈夫か!?」
花「は、はい!全然平気です!私、牛乳が好きだから!」
進「(そういう問題!?)」
花の発言に心の中でツッコむ進。修と会話が出来て心の中で喜ぶ花。
「修!何、ウチの花に白いのをぶっかけてるのよ!」
そう修に叫ぶのは花の幼馴染みで親友であり修ともクラスメイトの「瞳」。
修「言葉を選んでくれないか!?」
「朝から騒がしいわね・・・・・・・・。」
そう言って進が振り帰ると奏がいた。
進「修が花に牛乳をぶっかけちまったらしい。」
奏「何やってるのよ修ちゃんは・・・・・・・・・。」
進の言葉を聞いて呆れる奏。
進「おっす。」
修「あっ・・・・・・進。」
花「お、おはよう進君!」
進「ちょっと花を借りるぞ。」
そう言って花の手を取り教室から出ていく進。そして人気のない階段付近。
進「すまないな花。修もわざとではないと思うから・・・・許してやってくれ。」
花「だ、大丈夫です!勿論、それは知っていますから!」
進「じゃあ・・・・・・・・ちょっとじっとしててくれ。」
花「は、はい・・・・・・・!」
進「シャイニング・リアライズ。」
そう言った後、手から光の粒子を出す進・・・・・・光の粒子は花を包むと花の制服や牛乳の匂いが消えた。
花「えっ・・・・・・・綺麗になった!?」
進「これなら問題ないな。じゃあ戻ろうぜ。」
花「すごいね進君・・・・・・その状態でもウルトラマンと同じ力が使用できるんだ。」
進「ああ。今のは本来は壊れたものを修復できる技だが・・・・・・・この使い道であったようだ。」
花「ありがとう・・・・・・・・・進君。」
進「おう。気にするなって。」
その後、教室に戻る二人。花の様子を見て驚き・・・・・・進がやったと花が言うと進は称賛され修は周りから弄られてへこむのであった。
それから数時間後の放課後。進は下校していた。
進「(葵は買い物で早く帰っちまったし・・・・・奏は生徒会があるっていたな・・・・・・・待ってるかと聞いたんだけどいいって言われちまったし・・・・・・・・・俺も怪獣とか星人とかを察知するよう街に散策に出るか。)」
そう言った後・・・・・・少し街を歩く進。とその時、花が人気のない路地に入るのを見かけた。
進「あれは花・・・・・・・・どうしたんだ?」
その後、花を追って人気のない路地に入ろうとしたその時だった・・・・・・・・。
花「私・・・・・・櫻田君の事が・・・・・好きだから・・・・・・・!」
花の告白を聞いて・・・・・・驚く修、修と一緒に帰っていた茜、進。その告白を聞いて気まずそうな茜。
進「おいおい・・・・・・どんな状況だよこれ・・・・・・。」
修「し、進!?」
茜「進ちゃん!?」
花「進君!?」
進の登場に驚く三人・・・・・・・と次の瞬間だった!街の地面が突然割れた!
「ははははははは!うはははははは!」
そして笑い声と共に・・・・・現れるライブキング!
進「ライブキング・・・・・・・そうか・・・・・確か奴は再生能力を持っていたってタロウが言っていたな・・・・・・・・・!」
修「進!」
進「修!茜と花を頼むぜ!」
そう言った後、ウルティメイトブレスレットからウルトラゼロアイを取り出す進!
進「ジュワ!」
その後、目に装着!ゼロに変身しライブキングの前に立った!
花「進君・・・・・・・!」
ゼロを見て呟く花。
ゼロ「行くぜ!」
掛け声と同時にライブキングに向かって行くゼロ!その後、パンチやキックで攻撃・・・・・・・だがライブキングもかつてタロウを負傷させたほどの怪力を駆使しゼロに攻撃!ライブキングの攻撃を受け倒れるゼロ!
ゼロ「まだまだ!」
そう叫んだ後、高くジャンプし右足に炎を纏うゼロ!
ゼロ「ウルトラゼロキック!!」
そしてウルトラゼロキックでライブキングに攻撃!命中し地面に倒れるライブキング!
ゼロ「今度は再生できないように・・・・・・・完全に倒す!ウルティメイトイージス!」
掛け声と同時に左腕を突きだすゼロ・・・・・・・するとウルティメイトブレスレットが光り出して・・・・・・・弓矢に形が変化・・・・・・ウルティメイトイージスの変化形態「ファイナルウルティメイトゼロモード」だった!
それを見たライブキングはゼロに向かって口から炎を吐いたが・・・・・・ゼロは全く怯まず・・・・・・・・イージスを構えた!
ゼロ「ファイナルウルティメイト・・・・・・・ゼロ!!」
そして掛け声と同時にウルティメイトイージスを撃ち出すゼロ!ウルティメイトイージスはライブキングに命中し貫通!ゼロにウルティメイトイージスが戻ると同時にライブキングは爆発し・・・・・・完全に消滅した・・・・・・・!
茜「すごい・・・・・・・・!」
修「進・・・・・・・!」
花「進君・・・・・・・・!」
ゼロの攻撃を見て・・・・・そう呟く修と茜と花だった・・・・・・・。
進「そうか・・・・・・・・・でも選挙が終わったら花の思いには応えるんだな。」
修「ああ。それが・・・・・・告白してくれた佐藤へのケジメだと思っている。」
そう会話をする二人。あの後、修は花への告白はすぐには受け入れず・・・・・選挙が終わったら思いに応えるという形で収まった。
茜は修の言葉・・・・・奏の選挙活動を妨害するという言葉を聞いて・・・・・・なぜそんな事をするのか考えていた・・・・・・。
進「まあこれは修と花の問題だ。だけど・・・・・・二人は俺のダチだから・・・・・・俺に出来る範囲の事なら協力はするぜ。」
修「(ここまで俺と佐藤の為に親身になってくれるなんてな・・・・・・・・もしかしたら・・・・・・・進なら・・・・・・。)なあ進・・・・・・後で話がある。」
進「ん?今じゃダメなのか?」
修「茜の前では・・・・・ダメなんだ。」
そう茜に聞こえないよう進に耳打ちをする修だった・・・・・・・・。
場所が変わりクリウスの宇宙船。
クリウス「あのウルトラマンタロウですら苦戦したライブキングを倒すとは・・・・・・・・ジャイロ殿の協力を得たとはいえ・・・・・・・・これではダメですね・・・・・・もっと強力な怪獣を用意しないと・・・・・・・・!」
そう呟くクリウスだった・・・・・・・。
第八章はここで終わります。
第九章ですが題名はここで紹介します。
第九章 男は燃える生き物!
次もお楽しみに!
‐追記‐
第九章ですが題名を変更します。