城下町のゼロ   作:77

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奏と茜のお話。そして現れるクリウスの刺客・・・・・・・!



第七章です。是非、見てください。


第七章 外面のいい姉と怪獣総進撃

M78ワールドにあるウルトラの星「光の国」の外。三体のウルトラ戦士が立っていた。宇宙警備隊隊長ゾフィー、ウルトラ6兄弟のウルトラマン、ウルトラセブンの三人だった。

 

ゾフィー「そうか・・・・・・・ゼロが時空を超えたか。」

 

セブン「おそらく別の世界から救援要請が来たのだろう・・・・・・・。」

 

ウルトラマン「ここ最近、複数の円盤が怪獣墓場を荒らしていたとジャックとタロウからも報告があった・・・・・・ほとんどは二人で倒したが・・・・・・ゼロの件と関係しているかもしれないな。」

 

ゾフィー「最近では・・・・・ガッツ星人クリウスという戦争屋が銀河中に戦争を起こしていると聞く。」

 

セブン「ガッツ星人か・・・・・・・。」

 

そう呟くセブン・・・・・とそこに三人のウルトラマンが現れた。ウルトラマンA(エース)、ウルトラマンレオ、アストラの三人だった。

 

セブン「エース、レオ、アストラ。」

 

レオ「セブン、ウルトラマン、ゾフィー隊長。大隊長とキングがウルトラ6兄弟と我々レオ兄弟に招集がかかりました。」

 

アストラ「すでに80(エイティ)とユリアンが宇宙警備隊本部に来ています。兄さん達にもすぐに来てほしいとの事です。」

 

ゾフィー「ウルトラの父とキングが・・・・・・分かった。行こう、ウルトラマン、セブン。」

 

ウルトラマン「ああ。」

 

セブン「(ゼロ・・・・・・・・・・・。)」

 

空を見ながら・・・・・・・そう心の中で思うセブンだった。

 

 

 

 

 

 

場所が変わりゼロがいる世界。櫻田家にしばらく居候という形で滞在することになったゼロこと・・・・・諸星進。彼が櫻田家に来てから三日が経っていた。

 

進「これが・・・・・・・制服って奴っスか?」

 

服を見てそう近くにいた五月に言う進。

 

五月「うん。似合っているわ。」

 

右手の指で丸を作りながら笑顔で進に言う五月。

 

進「学校かあ・・・・・・・・・・。」

 

そう呟く進。総一郎の提案で葵、修、奏、茜が通う高校に転入する事になった進。

 

五月「総ちゃんも言っていたようにそのクリウスって人を捜すんだったら外の世界を知っておいた方がいいと思うわよ。それに学校に行けばいろんな人とも交流ができるわ。」

 

進「それもそうですね・・・・・やみくもに捜すよりは確かに効率がいいです。」

 

そう会話をする二人だった・・・・・。

 

 

 

 

 

 

そして次の日。午前7時半。

 

進「それじゃあ・・・・・行ってきます。」

 

五月「うん。奏についていけば学校までの道のりが分かると思うわ。」

 

進「了解っス。」

 

そして玄関に向かうと靴を履いている奏がいた。

 

進「奏、俺も一緒に行かせてもらうな。」

 

奏「ついていくのは構わないけど・・・・・・外で私に話しかけないでね。」

 

進「なんでだ?」

 

奏「あまりあんたとは話したくないって事。葵姉さん達はあんたを簡単に受け入れたけど・・・・・私はあんたを簡単には信用できない。分かった?」

 

進「そっか。まあ君がそこまで言うなら・・・・・そうする。」

 

そう奏に言う進。

 

茜「カナちゃん、ちょっとー!」

 

そう言ってリビングから出てくる茜。

 

奏「玄関で大声出さないで・・・・・・!」

 

茜「こんなに早く出るの?まだ時間あるよー!?」

 

奏「あんたと一緒に登校したくないのよ。本来ならそこの諸星さんもね。」

 

進「そうだったのか・・・・・なんか悪いな。迷惑をかけちまって。」

 

奏「母さんからどうしてもって頼まれたから仕方なくよ。それに茜と一緒に行くと時間がかかるし。」

 

茜「だってー!カメラが苦手なんだもん!」

 

進「なら俺が壁になってやるか茜。」

 

茜「えっ・・・・・・で、でも・・・・・・・進さんに迷惑をかけちゃいますよ・・・・・・・・。」

 

奏「私ならいいわけ?」

 

茜「えっ・・・・・そ、それはー。」

 

進「おいおい奏・・・・・・・・あんまり言ってやるなって。」

 

奏「ふん・・・・・・それと馴れ馴れしく名前を呼ばないで。」

 

そう言った後、「いってきまーす!」と言って外に出る奏。

 

進「それじゃあ・・・・・外で待っているぜ。」

 

茜「あ、ありがとうございます!」

 

そう言って外に出る進。

 

「奏様!おはようございます!」

 

犬を散歩していた女性が奏に挨拶をした。

 

奏「おはようございます。」

 

「今日はお早いんですね。それと隣のお方は?」

 

奏「臨時で生徒会の招集がありまして。勿論、副会長の私も出ないといけませんので。それとこちらの方は櫻田家に居候することになりました留学生の諸星進さんです。」

 

進「(うそーん。キャラ変わり過ぎじゃね!?)」

 

今の奏を見てそう思う進。そんな進を見る奏。

 

奏「(あんたもちゃんと挨拶しなさいよ・・・・・・・・!)」

 

そう進を睨みつけて心の中で言う奏。

 

進「えーと・・・・・・・おはようございます。諸星進です。しばらくはこちらの櫻田家の皆さんにお世話になる事になりました。もしかしたら・・・・・奏様や修様と同じクラスになると思いますのでお二人に迷惑をかけないよう精一杯、学園生活を過ごしたいと思っています。これからもよろしくお願いします。」

 

「まあ・・・・・・なんてしっかりした殿方でしょう。こちらこそお願いします。」

 

そう進に言う女性。

 

進「(あー!すっげえ疲れる・・・・・・敬語なんていつ以来だ喋ったの・・・・・・ブロンズ野郎が化けたウルトラの母以来か?でも修行の時・・・・・・・ちゃんと使わないとレオとアストラにすげえ怒られたしな・・・・・・。)」

 

そう心の中で呟きながらかつてK76星での修行の日々を思い出す進。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アストラ「それじゃあゼロ。僕の教えたとおり・・・・・・言ってみて。」

 

ゼロ「ああ?ちっ・・・・・・・おはようございますクソ野郎。」

 

そう言った後、レオに頭を殴られるゼロ。

 

レオ「舌打ちするな!それとそんな言葉を使うな!」

 

ゼロ「何しやがる!クソが!ぶっ潰してやる!さっさと戦いやがれ!!」

 

そう叫ぶゼロ・・・・・・・・。

 

 

そんな荒れていた自分を思い出していた進。

 

 

進「(あの時は俺も若かったな・・・・・・まあまだ一応、若いけど。)」

 

そう思う進。その後、「待ってー!」とパンを銜えた茜が出てきて三人は学校に向かった。

 

 

 

 

 

場所が変わり商店街。

 

「よし・・・・・・ここでいいだろう・・・・・・・ウルトラマンゼロ・・・・・・貴様の師匠であるウルトラマンレオに倒された同胞の仇を討つ・・・・・・・このバーミン星人ログエルがな!」

 

そう叫ぶバーミン星人ログエルだった。

 

 

 

 

一方、登校中の奏と茜と共に登校していた進は・・・・・・道路で茜の前に立っていた・・・・・・・茜の両腕には猫が抱きしめられていた。そんな進の前には・・・・・・・猛スピードで走るトラックが迫っていた・・・・・・・!

 

茜「し、進さん!?」

 

進「ウルトラゼロディ・・・・・・・!」

 

進がウルトラゼロディフェンサーを張ろうとしたその時だった・・・・・・二人の前に巨大な黒い壁が現れた!横を見ると・・・・・・奏が左腕を突きだして立っていた!

 

進「これは・・・・・・奏が壁を生成したのか・・・・・・・。」

 

そう呟く進。その後、優しく茜を抱きしめる奏。

 

奏「無茶しないで・・・・・体は普通の女の子なんだからね・・・・・・・!」

 

そう安堵の表情を浮かべながら茜に優しく言う茜。

 

「おい!あぶねえだろ!!って櫻田家の次女と三女!?」

 

そう怒鳴り声を上げながら三人に近づくトラックの運転手。だが奏と茜を見て二人が櫻田家と気付き驚いた。

 

進「おいおい・・・・・・・あんた、信号が赤だったぞ。」

 

そう男性に言う進。見ると信号は赤のままだった。

 

進「無視してもいいと思って行こうとしただろ?赤は止まれ・・・・・だろ?俺でもそれぐらいは知っている。」

 

「う、うるせえ!急に飛び出してきたのはそっちだろうが!」

 

そう進に叫ぶ男性。

 

「はははははは!クソみたいな人間がこんな簡単に見つかるとはな!」

 

と笑い声と同時に進達の前に現れるログエル!

 

進「お前はバーミン星人ログエル・・・・・・惑星を10個も滅ぼした悪党・・・・・・。」

 

ログエル「見つけたぜ・・・・・・・お前を倒し同胞の仇を討つ!はああああ!」

 

その後、男性に闇のエネルギーを当てるログエル・・・・・・その後、巨大化し一体の怪獣が現れた・・・・・・・怪獣は暴れん坊怪獣ベキラだった!

 

ログエル「そしてもう一体・・・・・・こいつはクリウスから買った怪獣兵器だ!出ろ!えんま怪獣エンマーゴ!」

 

その後、もう一体・・・・・えんま怪獣エンマーゴを出すログエル!その後、ログエル自身も巨大化した!

 

「ま、また怪獣だー!?」

 

そう叫ぶ近くにいた人々。

 

進「怪獣二体・・・・・そしてログエルか。奏、茜を頼むぜ。」

 

奏「えっ・・・・・・・・ちょ・・・・・・!」

 

その後、ウルティメイトブレスレットからウルトラゼロアイを出す進。

 

進「ジュワ!」

 

そして目に装着・・・・・・・進は光に包まれゼロの姿に・・・・・・そして二本のゼロスラッガーが装着され両腕を横に伸ばし三体の前に立った!

 

ログエル「ウルトラマンゼロ!今日が貴様の・・・・・ぐべえ!?」

 

ログエルが最後まで言おうとしたその時、ゼロの右ストレートがログエルの顔面に命中!吹っ飛ばされ地面に倒れるログエル!

 

ログエル「き、貴様!人が話をしている最中で殴るとは・・・・・・・・卑怯だぞ!?」

 

ゼロ「そんな理屈は知らねえよ・・・・・・ただお前らは兵器で惑星を滅ぼし殺戮をし命を奪う・・・・・・・悪だ!悪は・・・・・・俺がぶっ潰す!」

 

ログエル「や、やれ!」

 

そうペギラとエンマーゴに叫ぶログエル!

 

ゼロ「行くぜ!」

 

その後、二体に向かって走り出すゼロ!エンマーゴが右手に持っていた刀をゼロに向かって振り下ろした!だがゼロはウルティメイトブレスレットで刀を受け止め・・・・・その隙にペギラに向かってキックを食らわせて吹っ飛ばした!

 

ゼロ「エメリウムスラッシュ!」

 

そしてエメリウムスラッシュをエンマーゴに放つゼロ!命中し爆発し怯むエンマーゴ・・・・・!

 

ログエル「くそ・・・・・・こうなったら・・・・・ベキラ!そこの人間達を殺れ!」

 

そうベキラに指示するログエル。ベキラの視線の先には奏達がいた!そして口から火花のような火炎を放つベキラ!

 

茜「こ、こっちに来る・・・・・・!?」

 

奏「(やるしかないわね・・・・・・!)」

 

壁を自分と茜の前に立たせる奏・・・・・・・・・だが次の瞬間だった!

 

ゼロ「ウルトラゼロディフェンサー!」

 

ゼロが二人の前に立ちウルトラゼロディフェンサーを張り火炎攻撃を防御した!

 

ゼロ「今度は決まったぜ!」

 

茜「し、進さん・・・・・・・。」

 

奏「助けて・・・・・・くれたの?」

 

ログエル「くっ・・・・・・・・・・おのれ!」

 

ゼロ「ログエル・・・・・・・よくも俺のダチを狙ってくれたな。今度こそお前にも引導を渡してやる。」

 

そう言った後・・・・・・二本のゼロスラッガーを取り出して胸に装着するゼロ。

 

ログエル「だ、黙れ!これでも食らえ!」

 

そう叫び・・・・・・・光線銃を取り出してゼロに向けてビームを撃つログエル!

 

ゼロ「ゼロツインシュート!!」

 

掛け声と同時にゼロツインシュートを放つゼロ!ツインシュートは光線銃のビームを飲み込みログエルも飲み込んだ!

 

ログエル「ぐあああああ!!」

 

その後、爆発し粉々にされたログエル・・・・・・・・だが次にエンマーゴがゼロに向かって来た・・・・・それを見たゼロは・・・・・・胸のゼロスラッガーを外し両手に持った状態でエンマーゴに近づいた!

 

ゼロ「オウラ!!」

 

そして・・・・・・横一閃にエンマーゴを切り裂くゼロ・・・・・・・切り裂かれたエンマーゴの体は横にずれて・・・・・・・・その後、爆発し消滅した!その後、ゼロスラッガーを頭部に戻すゼロ。

 

ゼロ「最後はベキラか・・・・・・・行くぜ!」

 

そう叫んだ後、宇宙拳法を駆使し・・・・・・・ペギラに攻撃し怯ませるゼロ!

 

ゼロ「行くぜ!」

 

そう叫んだ後・・・・・・高くジャンプしベキラの背後に向かって急降下するゼロ!

 

ゼロ「ウルトラゼロキック!!」

 

掛け声と同時に・・・・・・ウルトラゼロキックをベキラの背中に命中させるゼロ・・・・・・・・命中し、爆発後・・・・・・火花を散らし地面に倒れ爆発するベキラだった・・・・・・・・爆発後、ベキラは消滅しトラックの運転手が倒れていた。

 

ゼロ「よし・・・・・・・奏達も無事だな。」

 

そう二人の無事も確認するゼロだった・・・・・・・・。

 

 

 

 

それから数分後。学校に到着する三人。

 

奏「やっぱり時間かかったじゃない。」

 

茜「だってカナちゃんが出した壁を移動しなくちゃいけなかったし・・・・・・・怪獣とかも出たしね・・・・・・・。」

 

奏「諸星さんも・・・・・・・あれはやり過ぎです。」

 

進「でもあんだけ言っておけば・・・・・・ちゃんとするだろうぜ。」

 

そう奏に言う進。あの後、運転手にもし次も同じように信号を無視して行こうとしたらブッ飛ばすと忠告する進。進の迫力と目つきに運転手は「は、はい!」と言ってトラックに乗りその場からいなくなるのであった。

 

進「とにかく二人が無事で良かった。」

 

茜「ありがとう進さん・・・・・・・・また助けてもらっちゃって。」

 

進「いいって事よ。あいつらやクリウスの野郎を倒すのが俺の使命だからよ・・・・・・ところで奏、あの壁は何なんだ?」

 

奏「強力な衝撃吸収材で出来た壁よ。」

 

進「(本当に奏の能力はすげえな・・・・・・マジでイージスとか生成できるかもしれねえな・・・・・・・・・。)」

 

奏「その・・・・・・・・・諸星さん・・・・・・・さっきはその・・・・・・・ありがとう・・・・・・ございます。それと・・・・・・・・・朝は失礼な態度を取ってすみませんでした。」

 

そう進にお礼と謝罪の言葉を言う奏。

 

進「奏には恩があるからな。学校までの道のりを教えてくれた事とさっきの壁も・・・・・・・俺はその恩を返しただけさ。」

 

笑顔でそう奏に言う進。そんな進の笑顔を見て頬を赤く染める奏。

 

進「それと奏も茜も俺の事は進でいいぜ。だって俺達はもうダチじゃねえか。」

 

茜「じゃ、じゃあ・・・・・・進・・・・・・・・ちゃん・・・・・・・って馴れ馴れしいですよね?」

 

進「ちゃん付けか・・・・・・まあいいや。グレンも俺の事をちゃん付けしてるし。いいぜ!」

 

サムズアップで茜に言う進。

 

茜「あ、ありがとう!よ、よろしくね・・・・・進ちゃん・・・・・・!」

 

進「おう!」

 

奏「ほら・・・・・・急ぐわよ茜・・・・・・・進も・・・・・・・!」

 

進「おっ!奏も呼んでくれて嬉しいぜ!」

 

奏「う、うるさい!」

 

 

その後、教室に向かう三人。茜は壁の値段を奏に訊くが・・・・・・4000万と知り驚愕・・・・・・「一生かけて払うから~!」という茜に別にいいと言った・・・・・・そんな二人のやり取りを微笑ましく見る進だった・・・・・・・。

 

奏「(進・・・・・・・・街を修復したり圧倒的な力を持つゼロなら・・・・・・・・・・修ちゃんの件も・・・・・・・・・・・・何とかしてくれるかもしれない・・・・・・・・・。)」

 

そう心の中で呟く奏だった。

 

 

 

 

場所が変わり宇宙空間のクリウスの円盤。

 

クリウス「どうやら・・・・・・・・ログエルもやられたようですね・・・・・・なら次は・・・・・・・これを使いましょう。」

 

 

そう目の前の怪獣・・・・・・・・再生怪獣ライブキングを見て呟くクリウスだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




第七章はここで終わります。


次は佐藤さんの登場やライブキングとの戦闘がメインの8話になります。


そして前に紹介したあのキャラも登場します。次も楽しみにしていただけると嬉しいです。
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