デンマークでのどっかの過去話。
※本当はちゃんと着てます
上条「またパジャマでゴロゴロしやがって」
セクシーさのカケラもねぇな
上条「女性と同棲してるドキドキ感が全然ねぇよ」
博士「(セクシー?ドキドキ…?)」
カァーカァー(五分後)
助手よ、このパジャマな
博士「この下…全裸」
上条「……ぶっ」
博士「ドキドキしたか?」
上条「してねぇわ!!」
博士「…本当は?」
上条「しっ…してねぇって!!」
修行
上条「常に冷静なのも大事だけど技名くらい付けたいよな」
博士「(青いな)」
上条「いっそ横文字にするってのはどうだ?」
博士「……たとえば?」
上条「たとえば…魔術防御なら『スペル・ウォール』」
上条「ーーそれか『とうまインビジブル』のどっちかだな」
………!!
博士「とうまインビジブル」
上条「あとは魔装障壁ってのも考えたんだが」
博士「とうまインビジブル」
上条「気に入ったんか…」
博士「ダメなら間を取って博士ストラッシュ」
上条「間取ってねぇじゃん」
大事なのは
助手に怒られ、料理をする博士だが
博士「オムライスというのを作ってみたぞ」
上条「おぉ~っ中々美味そうじゃん」
上条「おごっ…ま…マズ…」
上条「お前コレ味濃すぎじゃね?火の通り方もバラバラだし…てか何いれた」
博士「キレイな花にはトゲがあるという教訓だな」
上条「そんな教訓いらねーよ」
数分後
上条「な、なんだこりゃ」
え、何この肥料
博士「引き続きオムライス」
上条「酷すぎるだろ……え、食えと?」
博士「どうだ」
上条「……超美味い」
博士「人間も料理も大切なのは外見ではなく中身という教訓だな」
上条「何を信じればいいのかわからなくなった」
↓本編
雨が降っていた。
学校が終わり、家に帰り、ふと腰をかけた。
濡れた髪や肩やらを気にし、タオルを手に取った。
ドンドン
ドンドンと窓に何かがぶつかっている音がした。
最初こそは雨かと思ったが、窓を見るとそこには白いハトがいた。
雨に塗れたくないのか窓に体当たりしてくるハトを見て、すぐに窓を開けた。
窓を開けるとソレは入ることなく、去っていった。
そんな時もあるだろう、と窓を閉め直す。
すると、下に濡れた一通の紙が落ちていた。
窓を開けたときに何か入ってしまったのだろうか。
濡れている得たいの知れない紙を汚い物を触るように摘まんで持ち上げると文字が書いてあるのがわかった。
特に目を通すつもりはなかったが、目に止まるだけの名前が見えて内容を確認する。
『親愛なる上ノ恵さま。あなた様にクラスメイトからのサプライズがあります。ーーーにまで来て下さい』
何かのイタズラにも思えた。
クラスメイトに確認しようと、携帯を出そうと手をポケットに入れようとしたのだが『サプライズ』という言葉がどうも引っ掛かり、これは確認してはダメだなと手を止めた。
色々と引っ掛かるのだが、私は指示に従ってしまった。
まだ、若かったのもあるのかもしれない。
単純に気になってしまった。
そして、何より気になったのは学校を何日か欠席していた金髪のクラスメイトからのお便りであった事だ。
何やら大がかりなパーティーでもあるのかと、その時は思っていたのだ。
「やあやあ、また会えて嬉しいのう」
一本道の暗いの廊下を金髪と二人で進み、最奥の扉を開けると彼がいた。
「三年ぶりじゃろ。お前がここに来るのは」
部屋にいると言うより、ここの部屋を監視するための一つ上の階のガラスの窓からこちらを伺うように彼は話し掛けてくる。
「木原追求……本当にあのジジイなの?」
「いかにも!」
「三年前にめんどくさい事をしてくれた……」
「そうだとも!」
「
「はて、ヤツらには世話になっておらんがな」
そんなことよりもだ。隣にいる金髪の彼が窓を見上げる。
「俺達に何のようだ……!!何が目的だ……!!」
金髪が大きな声で木原追求に呼び掛けると、彼はキョトンとして金髪を見つめる。
「確か上ノ恵一人でくるようにいったのじゃが……報告不足だったかのう」
まあ、よい。
「上ノ恵よ、お主に聞きたいことがあるのじゃ」
「聞きたいこと……?」
そうじゃ、と相づちをうち再び話し出す。
「その右腕は何じゃ……?どうしてお前にそのような加護が備わっておる……?」
受け答えしようとする上ノ恵を待たず老人は話すのを続ける。
「異質さも感じられないお前に何故……世界の理から踏み出した基準点がお前にも備わっていたのか……?」
続く。
「そもそも根本的に何故宿った……?魔神達の恩恵を一身に受ける基準点は他にいるだろうに……魔神が一掃されたからとはいえ、今も魔術師達は歪んだ呪いを
続く。
「あやつは幻想殺しがあるから第三次世界大戦を拳一つで食い止めることが出来たのではない。魔神と対話出来たのも幻想殺しのお陰ではない。あやつの本質が異質で世界や幻想殺しでさえ、彼に吸い寄せられてしまうほどにあやつが
続く。
「我の憎む学園都市の王や、聖堂の奥で一人謎に包まれた女王と同じく……そこにあやつは招かれたわけでもないのにたどり着いた。『運命さえ変えてしまう種』に」
続く。
「なのにだ……。お前はどう呼べばいいのかわからない右手を吸い寄せておる。それはお前が神浄の討魔と同じように異質だからか?……それとも上里翔流ようなつまらない中途半端な存在なのか?」
続く。
「やはりお前からは何も感じられない。ワシの実験動物だった時から何もーー」
「まって……!」
ここでようやく止まった。
「実験動物ってどういうこと……?」
ワシの質問には答えてくれんのかね?と不満そうな表情をする老人は……適当に言い放つ。
「どうもなにも、お主はワシの実験動物。それだけじゃよ」
「答えになってない……。それに神浄の討魔……それは上条当麻のこと?」
「ああ、そうじゃが」
「彼は私の右手の事を人の願いだと言っていた。それは上条当麻の願いで宿った願いだと……」
「………なに?ーーーつまりお主は上条当麻を吸い寄せられるほどの奴だと言うことか!?それに上条当麻と話したのか!?今、あやつはどこにおる!?」
ーーーーおいっ!!
金髪の彼が遮る。
「よくわかんねーけど、そんな話をしに来たんじゃねーだろ!」
「………そうだね、そうだった」
かなり緊張感を持ってここまで来たのだが、来てそうそうマシンガントークをぶつけられてしまい、色々と見失っていたようだ。
上ノ恵と金髪はようやく、明確にあの老人に敵意を向け。
「私はまた、アンタをぶっ飛ばしに来た。さっさと用事を済まさせて頂戴」
「そういうわけだ。さっさと降りてこいよ」
上ノ恵の切り替えに不満があるのか溜め息をつく老人。
「………気になる話の最中だったのじゃがな。だが、その通りだ。………話など後から聞けば良い」
教えておじさん状態だった老人の雰囲気がやっと変わった。
「そう、これは私の復讐でもあったな」
上ノ恵という主に反旗を行った実験動物にな
「そして、アレイスターへたどり着くための踏み台でもある」
そのためにもこれは必要なことである。
「さて、ワシと戦いたいならーーー」
左右の扉から複数の人が出てくる。
「コイツらを殺してからにするがいい」
フハハッと腹を押さえて老人は笑っていた。
「コイツらは俺と同じ実験されてたヤツらだ」
ゾロゾロと平常そうには見えない同い年ぐらい人や幼い子供達がこちらに向かってくる。
「おいおい、大丈夫なのかお前達」
金髪は彼らに言葉を交わす。
…………
「アイツに何をされた」
…………
「……話すことも出来ないのか?」
…………
応答はなく、彼ら彼女らは不自然に前を歩く。ビチャビチャと血を流しながら。
「外道が……」
こちらに歩んでくる者に警戒をする金髪と上ノ恵をソレは確認すると。
……カ……エ
何かを発していた。
どんどん近づいてくる彼らに警戒しながらも、言葉は少しずつ明確にわかっていった。
『……カ…ミノエ……』
私の名前を確かに呼んでいた。
戸惑う私達を見下ろしてる老人は始めこそ笑っていたが、不思議そうに私達を見る。
「予想していた反応と違うのう」
骨の異質な音を鳴らしながら二人に近づいてくる。
「金髪、峰打ちなんて出来る?」
「全く同じこと聞こうと思ってたよ」
いよいよ囲むように二人の前にソレは立ち止まる。
わからんのかえ?と老人の声が聞こえる。
いつ、戦闘が始まるかわからない状況だった。
そうか、思い出せんのか、ならワシが教えてやろう。
金髪が動きたそうとした時だった。
そいつらは、上ノ恵ハルの家族同様の孤児院の仲間たちじゃよ
ニヤリと、老人は笑う。