とある魔術の禁書目録(真理の扉)   作:まーぴん

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この作品の前書きを描くのは今回初めてとなります。
作者、まーぴんです。

今回どうして改めて前書きをさせて頂きたいたというと、皆様が見てくださっているこの作品の上条さんと上ノ恵さんのイメージ画像をその他の画像に挿入させて頂きました。

二人を想像しながら読んで頂けたら幸いです。



第三章

第三章

 

 

 

私、上ノ恵ハルは第七学区にある、至って普通の高校に通う普通の女子高生(高3)である。

 

清く正しく身長一三五センチの担任教師の授業を空腹(三日食わず)の状態で受けたり。

『ダイヤノイド』という第15学区にある巨大複合商業ビルを見学しに行くさいに一人だけチケットがなかったり。

生徒達が熱い汗を流し切磋琢磨し合う体育館では、偶然体育倉庫に入ったときに閉じ込められて一日後に見つかったりなど。

 

上でも言った通り私は至って普通の高校に通う普通の女子高生なのである。

 

ただ、先程述べた一三五センチの担任教師から出席日数の関係上、留年の恐れがあるとこの一二年の間危ぶまれ続けて来てはいるが普通の女子高生である。

 

 

『うっ、うええ、うえええーーーーーーん!!! ただでさえ一年二年と続き出席日数がアレだったのに、三年が始まって一学期の五月に入って既にこの有り様。このままじゃかつての教え子のように帳尻合わせようとしても上ノ恵ちゃんの卒業は早速絶望的なのですよーっ!!!』

 

そんな身長一三五センチの担任教師、月詠小萌に朝7時から呼び出されては泣きつかれて三十分後。

すったもんだを経て、現在。

魂が抜けたかのような、そっとして状態に陥って机に肘を置き、黄昏た目で遠い景色を眺めていた。

 

「ふぅ……思えばとんでもない所にまで陥ってしまったよ」

右手に特殊な力が宿り、様々な問題に直面し、拳を一つで駆け回ってはボロボロで帰って、、毎回何とか帰ってくることが出来たのだ、が、今回ばかりはどうにもならないのではとこんちくしょーモードに陥っている。

 

回想の中の小萌先生は語る

『もう上ノ恵ちゃんくらいぶっ飛んじゃいますとね、夏休み、冬休みの補習くらいじゃ足りないのですよ!これは先生の経験談なのですよ!』

 

新学期始まってまだ五月、既にこれからの上ノ恵を予想して既に夏休み冬休みの補習宣言をされいるのだが、

ともあれ、

(まあ今年の私は一味どころか、二味三味違って例え問題に巻き込まれようともう一人の私がどうにかしてくれちゃうくらいの勢いなんですよ)

 

もう一人(妄想)の私にこの一年を任そうと計画を経てていると廊下から相も変わらずスカートの中をチェックされている頭の上に花を飼っている人と、朝からテンションの高い高校生にしては良い身体つきをした人の声が響いているのを確認し、一日が始まるのだと実感した。

 

 

 

 

 

 

…………

 

……

 

 

 

 

 

行間 一

 

 

学校を去った一人の生徒がいた。

 

元々留年の恐れがあるくらい出席日数が足りておらず問題をよく起こす生徒ではあった。

だが、決して行いが良くないわけでも荒いわけでもなく、心優しく、強い正義感のような物を持っている、そんな生徒であった。

 

一人の生徒が取り巻く世界には並々ならぬモノが次々と押し寄せて来ることが日常茶飯事であったが、その度に苦笑しながらも芯のようなモノは決して変わることはなく、笑顔で溢れていた。

 

けれど、ある日を境に一人の生徒の芯のようなモノや保っていた何かは崩壊し、かつての生徒とは別人のような抜け殻と成り果ててしまった。

 

先生は先生失格である。

 

先生は言ったのだ。

 

辛いのなら来なくて良いと。

 

一人の生徒は何も言わなかった。

 

次の日から一人の生徒はもう二度と来ることはなかった。

 

何もしてあげることが出来なかった先生は今でもその席を残し、休学として一人の生徒の帰りを待っているのだった。

 

 

 

………

 

……

 

 

 

 

 

 

 

第三章 終幕

 

 

 

 

 

二三〇人の中の頂点と呼ばれる学園都市でランク付けされている七人の超能力者のトップ『レベル5(ファイブ)』。

 

これは単に戦闘力の基準などではなく、能力研究から得られる利益の高さを優先してランク付けされているモノである。しかし、当然レベル5と唱われし者の能力による実力は計り知れなく、下の0~4までのいるモノを軽く凌駕しているのだった。

 

そして、最近学園都市内で広まっている噂なのだが、現在、存在するレベル5達の事情により新たな能力開発を研究者達がし始めるということなのだが。

 

これは学園都市が育成出来るのは学生までと決まっていて、レベル5の年齢層の問題により新たに開発を始めるのだとか、学園都市統括理事会による何かの計画(プラン)だったりと、色々な噂が学園都市を跳び回っているのだ。

 

「佐天さん、気になり過ぎですよ」

 

「でも、何かロマンのようなモノを私は感じ取ってるわけ」

 

「信憑性があるのか分かりませんけどね」

 

 

私と同じでレベル0の彼女と頭に花を育ててる彼女と他愛もない会話をし、ジャッジメント(風紀委員)に用事があると交差点で二人と別れ、一人下校している。

 

上ノ恵ハルは特に学校の何かに所属しているわけでもないので、いつも通り学生寮にて居候している例のあの人の所へと帰っているわけなのだが、慣れてしまってきている事とは言え、帰ると家族でもない男性が自分の家にいると思うと少しは思うところがあったりする。

 

最近自分の身だしなみを少し考えるようになり初めて、そんな事を考えている時だった。

 

ダーン!!!!と通学路、自分の目の前で建物の大きな爆発があり、ビリビリーー!!!と自分から少し離れた所から派手に電撃が暴れている。

 

 

 

 

「ちょっとは手加減なさいなさいよ!!」

 

 

 

爆発が晴れ始め、中から爆発の煙を払いながら短めな茶髪をした女性が男達の屍を踏んづけながら一人出て来て。

 

 

 

「こんくらいでギャーギャーうるせえよ小娘が」

 

 

同じくもう一人、爆発の煙を払いながら少し濃いめのロングな茶髪をした女性が武装した集団を抱え込みながら出て来て。

 

再び

 

ドシャーーン!!!と、電気のビームやらを爆風の中でぶつけ合って爆発音が響いている。

 

 

 

案の定既に巻き込まれてはいるが、更に巻き込まれる可能性が高いブルブル震えている小鹿モード上ノ恵ハルは一刻も早くここからの避難をしなければと、来ていた道の逆方向へ身体を向け、遠回りし逃れよう小鹿モードである。

 

既に巻き込まれていて運が良かったのかは分からないがとんでもない攻防に無我夢中の二人は自分達の世界に入っていて此方は何とか距離を取ることが出来た。

 

 

 

「…何だったんだろう……」

 

 

この時はまだ上ノ恵は彼女達があのレベル5だったとは知るよしもないのだが、噂のレベル5育成計画の火蓋は既に開かれ、巻き込まれることになるのは近い未来である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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