ラブライブΩ/ラブライブUC   作:la55

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「前回のラブライブ」
「私、矢澤ここあ、音乃木坂の1年生!!」
「ついにはじまったラブライブ。そのキックオフイベント(開会式)に呼ばれた私達オメガマックスの8人。そして、去年の成績からシード校として(1次予選である)県大会を免除された。これに喜ぶ私達」
「しかし、そこに強敵が現れた。あのA-RISEが出ているUTX学院のスクールアイドル、名前は…、そう、iD。金髪のナイスボディ、アメリカ人のナンシー、銀髪のスレンダーボディ、ロシア人のナターシャの2人組。ついにアイドルも国際化!!私だって将来、(にこ)お姉ちゃんみたいなナイスボディになるんだから!!」
「そして、キックオフイベントも終盤、iDが個別でダンスを披露することに。ダイナミックなダンスを見せるナンシー、華麗な日本舞踊を見せるナターシャ。これを見て、雪穂姉ちゃんがラブライブ優勝の危機だと思ったのか、一週間、雨の中でランニングするなど無理なトレーニングしちゃった。そして、神田明神でついに倒れた雪穂姉ちゃん。これからどーなる!!」



第9話 やれることは

「お姉ちゃん…、お姉ちゃん…」

雪穂は黒い霧上の空間で1人歩いていた。真っ暗で何も見えない、そんな状態だった。

「お姉ちゃん…、待って…、待ってー」

1人寂しく泣き叫ぶ雪穂。

 そんなとき、雪穂の前に一筋の光が差してきた。そして、ある声が聞こえてきた。

「雪穂…、雪穂…。穂乃果はね、ラブライブ決勝で待っているからね」

その声が聞こえると、すぐに光の筋が消えた。

「誰か~、助けて~」

再び真っ暗になった空間、雪穂の叫び声が聞こえる。

 すると、別の方向から1つの光の筋が現れた。そして、

「雪穂~」「雪穂さん」「雪穂君」「雪穂姉ちゃん」「雪穂姉様」

と、雪穂を呼ぶ声が聞こえてきた。さらに、

「雪穂~」

と、亜里沙らしき声が聞こえた。

 この掛け声にびっくりしたのか、雪穂は目がばっちり開いた。急に飛び上がり、周りを見渡す雪穂。すると、自分の部屋であること、さらに、雪穂の手を握ってベッドの周りで寝ている亜里沙達7人の姿があった。

「なんじゃこりゃ~」

雪穂は大声で叫んだ。

 

(OP 一番のみ)

 

第9話 やれることは

 

「いやー、申し訳ない」

 雪穂が亜里沙達7人に謝っていた。なぜなら、雪穂が叫んだ拍子で亜里沙達もびっくりして飛び上がった。そして、雪穂に駆け寄り、「大丈夫?」「大丈夫か」と迫ってきたからだった。

「ごめんなさい、じゃありません」

愛が雪穂を見て怒りを見せていた。その横から亜里沙が雪穂に心配そうな目で話してきた。

「私、心配したんだから。雪穂が突然倒れるのを見て、びっくりしたんだから」

「えっ、直接倒れるのを…」

雪穂が亜里沙に確認を取る。すると、はやてが横から口を出してきた。

「ああ。雪穂君の元気がなく、フラフラしていたから、後をついていった。すると、雨に打たれてランニングしている姿を見かけた。そして、神田明神の前で雪穂君が倒れてしまった。そこで、すぐにタクシーを呼んで自宅まで連れてきたんだ」

「私、心配したんだよ。雪穂姉ちゃんが『お姉ちゃん…、お姉ちゃん…』と叫ぶの、本当に大丈夫かなって思ってしまったんだから」

ここあが心配そうな目でこう言うと、こころも心配そうにこう言った。

「でも、気がついて本当に良かったです~」

すると、愛がいきなり雪穂の目の前に顔を近づけて怒りながらこう言った。

「本当にみんな心配していたんですよ。はやての電話で私とはるか、みやこが来た時、亜里沙、雪穂の前で泣きじゃくれていたんですよ。こころもここあも「雪穂姉ちゃん~」「雪穂姉様」と泣きながら叫んでいたんですよ」

「ご、ごめん」

雪穂は少し後ろに移動し、愛に謝る。

「ごめんだければ警察はいらないでしょ!!」

愛は興奮しつつ雪穂に怒鳴る。

「愛さん。雪穂さんに怒鳴るのはこれぐらいでいいんじゃないのかな」

みやこはこう言うと、愛をそっとベッドの横に移動させた。

「みやこ。あ、ありがとう」

愛、少し照れつつ、みやこにお礼を言う。

「ところで、どうしてこんな無茶をしたんですか」

と、はるかが雪穂に本題に迫ろうとこう言った。

「ど、どうしてって…」

言葉に窮する雪穂。はるかはこれを見て、さらにこう言って迫った。

「どうしてですか。みんな心配しているんですよ。ラブライブ目前でこんな無茶して、みんなに迷惑をかけているんですよ」

「…」

はるかの迫り声に口がしぼむ雪穂。すると、亜里沙がボソッと言い出した。

「もしかして、iDのダンスを見たからじゃ…」

この亜里沙の声を聞いたからか、雪穂はいきなり泣き出した。

「あ~ん、ごめんなさい~。私、このままじゃiDに負けるんじゃないと思ったの~。iDに負けたくないんだよ~、え~ん」

雪穂がこう言うと愛が叫んだ。

「iDに負ける!!そんなこと…」

すると、雪穂は泣きながらこう言い続けた。

「あんなダンス、見せられたら、誰も負けてしまうと思っちゃうよ。勝つためには無理してでもトレーニングするしかないでしょ。たとえ体調が悪くても、熱があったとしてもトレーニングあるのみなんだもん」

その言葉にはるかはついにキレた。そして、こう怒鳴った。

「雪穂さん!!無理なトレーニングは自滅を生むだけです!!前にも言ったでしょ!!たしかにiDのダンスはすごいです。しかし、それを見て無理にトレーニングしてもあまり変わりません!!」

はるかの言葉に雪穂もキレた。

「それはやってみないとわからないでしょ!!」

雪穂がこう言うと、はるかも反撃する。

「それはこの前のユニット対決で実証済みです!!」

「それはそれ、今やったら変われるかもしれないでしょ!!」

雪穂はこう言ってはるかに反論した。

 いがみあう雪穂とはるか。みやこの方をみて2人ともこう言った。

「「なら、どっちの意見が正しいの?」」

この言葉にみやこは少し考えてこう答えた。

「どっちでもいいんじゃない。楽しければ」

意外な答えに唖然とする雪穂とはるか。他の5人も唖然とした。みやこは話し続けた。

「だって、負ける、負けない?そんなの関係あるの?」

この言葉に雪穂は素を取り戻し、みやこに詰め寄りこう言った。

「負けたらだめでしょ!!負けたらラブライブの決勝に出られないんだよ。ラブライブ優勝できないんだよ。そんなの駄目だよ」

でも、みやこはそんなの関係ないとした顔でこう言った。

「ラブライブ優勝って、私達にとって必要なの?」

この答えにまたもや唖然とする7人。そりゃ、ラブライブに出場するからには優勝を目指すのは当たり前。それなのに、優勝って必要なの?と言われると唖然とするしかない。

 でも、みやこはこう言い続けた。

「私はラブライブって出場こそ意味があると思えるんだ。出場したいけど出場できないところもある。でも、私達は出場できる。これってとても良いことではないの」

意外な意見だった。出場こそに意味がある。この言葉に他の7人にとって考えさせられるものだった。

 そして、

「確かにそれは言えるんじゃないかな」

と声を上げた人がいた。それは亜里沙だった。亜里沙は続けてこう言った。

「前にも同じことがあったんだ。4年前にね」

そして、亜里沙は当時のことを語り始めた。

「4年前、第1回ラブライブのとき、雪穂のお姉さん、穂乃果姉さんが学園祭で倒れたの(ラブライブ第1期第11話参照)。第1回だけランキング制で、上位20位までが決勝にいけたの。そこで、上位に入るために学園祭でライブをすることになったんだけど、そのとき、穂乃果姉さんが今回みたいに雨の中、無理してトレーニングをしたの。その結果、学園祭当日、ライブ中に倒れたの」

「お姉さんもお姉さんなら雪穂も雪穂ね」

愛がつい口を滑らす。しかし、それはスルーされ、亜里沙の語りは続いた。

「そして、穂乃果姉さんが倒れたことを問題視したμ’sは第1回ラブライブ出場を辞退した」

この言葉で場の空気が重くなる。誰も言えない雰囲気だった。

 だが、それを変える言葉が発せられた。

「でも、それって穂乃果先輩のことですよね。雪穂さんは雪穂さん。同じ姉妹でも、全くの別人でしょ。今回は同じ失敗をした。それを早めに気づいたんだからそれでいいんじゃないのかな」

この言葉の主は…みやこだった。みやこは続けてこう言った。

「雪穂さん、また同じような失敗はしないでくださいね。また同じことをしたら、今度こそラブライブ出場できなくなりますからね」

そして、みやこは最後にこう言った。

「私はラブライブ出場ってことだけでとても嬉しくなるんだから。だって、ラブライブ出場することはとても楽しいことだから。だから、ラブライブに向けて楽しんでいきましょう。あまり固く考えず、楽しければいいんじゃないじゃありませんか、雪穂さん!!」

この言葉を聞いた直後、雪穂は手の中に水が落ちてくることに気付いた。そう、雪穂は知らないうちに泣いていた。それに気付いたのだ。

いや、涙を流していたのは雪穂だけでなかった。亜里沙をはじめとするほかの7人も泣いていた。あの言葉を言ったみやこも例外ではなかった。

「どうして私も泣いているんだろう」

あの言葉を言ったみやこすら涙を流していたことに気付いた。

「雪穂!!」

亜里沙が雪穂を抱く。愛達6人も一緒に雪穂を抱いた。

「ごめんなさ~い」

雪穂がこう泣きながら叫ぶと、8人は大声を出して泣いた。それはまるで悲しみという大雨が降り続いているがごとく…。

 

 だが、この大雨が止むのに時間はかからなかった。

 みんなが泣きやむと、雪穂はあることを決めたのごとく言った。

「私、決めた。もう一人で悩まない。これからはもう無理をしない。だから、お願い!!私に力を貸して。私と、いや、みんな一緒に成長していこう」

この言葉を聞いた亜里沙達7人。

「一緒に頑張ろう」

亜里沙が言うと、

「こんな頼りないリーダーだけど、なんか頑張れそうですわ」

と、愛も答える。

「私だって頑張ります」

とはるかが答えると、

「頑張るからには僕もやりますよ」

とはやても答える。

「いっちょ頑張りますか」

とここあが答えると、

「私も頑張るです~」

とこころも答える。

 そして、最後にみやこが答えた。

「雪穂さん、いや、リーダー、一緒に頑張りましょう。そして、みんな一緒に成長していきましょう」

みんなの答えを聞いて少し照れる雪穂。そして、雪穂は言った。

「よ~し、一緒に頑張ろう。オー!!」

「「「「「「「オー!!」」」」」」」

雪穂の掛け声にほかの7人も呼応する。

「ところで…、なんでいつのまにリーダーになったの?」

雪穂はふと思ってこう言った。雪穂は考えた。いつのまにリーダーになったのかを。

「そりゃ、無茶をするところかな?」

亜里沙がこう答えると、雪穂は反論(?)する。

「無茶するところ!!それはないよ~」

ハハハハ

雪穂の言葉に笑う7人。でも、思った。リーダーとして必要なのはどんな状況でも前に進もうとするところ。その意味では無茶をしたとはいえ、雪穂は適任かもしれなかった。前に進もうとしたために今回無茶したのだったが、その意味でも雪穂は適任だった。

 

 7人の笑う姿を見て、草葉の陰…ならぬドアの隙間から見ていたものがいた。雪穂の父と母親だった。

「今回のこと、南理事長に報告しますか、高坂理事」

母親は父にそう告げると、父はこう答えた。

「穂乃果の犯した失敗を雪穂も犯した。しかし、今回はそれを未然に、早いうちにほかの7人が対処した。そのことはすごいことだと思う。まだ大事なことにはなっていない。今回は目をつぶろうと思う。雪穂も気付いたことだろう。1人だけでは成長できない。みんなと成長することが大事であることを。それに気付いたことだけでも大収穫だ」

そう言うと、父は1階に降りていった。

「本当、素直じゃないんだから」

と、母親が言うと、父の後をおって1階に降りていった。

 2人がいなくなった2階には8人の笑い声だけが響いていた。

 

 翌日、朝-。

「おはよ~」

雪穂は教室にて元気よくキャンディーズ3姉妹に挨拶をしていた。なんと、たった1日で回復したのだった。すごい回復力だった。

「おはよう」「おはよう」「おはようでごんす」

ラン、スー、ミキが雪穂に挨拶をする。

 その後、亜里沙を含めてたわいもないガールズトークをする。本当に昨日のことが嘘のような日常が戻っていた。だが、雪穂と亜里沙にはその後が残っていた。泣きすぎたのか、目が充血しているという証が…。

 

 そして、放課後…、いつもの部室…、ではなく…。

「なんじゃこりゃ~」

雪穂達8人は秋葉原にあるカラオケ屋に来ていた。

「わ~い、カラオケ、カラオケだ~」

ここあは大いに喜んでいた。こころあにとってカラオケは久しぶりだからだ。

「で、なんで、カラオケ?」

雪穂が不思議がりながら言った。

「あっ、わかった。メンバーの絆を深めるためでしょ」

亜里沙がわかったそぶりで答える。

「まっ、それもあるけどね…」

と、はるかはちょっと言葉を濁すように答えた。そして、はるかはあることを自慢した。

「ここはね、愛の両親が運営している楽団が副業として経営しているカラオケボックスなの。むろん、オーナーは愛の両親だよ」

そんな説明を聞いているの聞いていないのかわからないが、ここあがすぐに選挙区を始める。すると、kここあは驚いたのか、こんなことを言い出した。

「すご~い。アニメなどの曲が多い」

すると、すぐにはるかが自慢する。

「それはそうでしょ。だって、このカラオケボックスはアニソンが充実しているからね」

ただ、ここあにとって全く興味のない話だったようで、すぐに選曲を終え、歌う体制をとっていた。

「それでは、1番、矢澤ここあ、ロボットアニメ『ER』の主題歌「GLOW UP」歌いま~す」

そして、ここあは歌い始めた。

 

『ER』主題歌「GLOW UP」

 

最初はまっしろ 頭の中

生まれたばかり 何もない

だから何でも  教えてくれ

俺の知らない  すべてのことを

 

ハートイン  ココロ つなげる

ハートリンク ココロ つながる

みえない   いとを つなげる

つながる   たびに つよくなる

 

GLOW UP 進化する

GLOW UP 成長する

なんでもかんでも 飲み込んでしまうぜ

それがたとえ   どんなことでも

俺たちなら    大丈夫 

だってそれが   俺たち だからさあ

 

「わ~い、ぱちぱち」

みんなの拍手と共にここあも歌い終わった。

「やっぱ叫ぶところ、よかった!!」

ここあはこう言うと、満足気味な顔をした。

 そこにみやこはここあに質問した。

「たしか、『ER』って今話題のロボットアニメでしょ」

すると、ここあもそれに答える。

「そう。たしか男性か女性かわからない主人公がいいんだよ。それに主題歌の「GLOW UP」も熱い歌でとても気持ちいいんだよ」

 そんなここあを見て、こころも選曲する。そして、すぐに選び終わった。

「それでは、2番、矢澤こころ、アニメ『ドラゴンナイツ』主題歌「ティンクル」歌いますです~」

そして、こころも歌い始めた。

 

『ドラゴンナイツ』主題歌 「ティンクル」

 

夜空に輝く   美しき星々

ひとつひとつが 宝石みたいだ

しかし本当は  孤独に満ちている。

まわり一面   真っ暗で寂しい

 

(ライン)線をつなごう   (ライン)星の間に

(ライン)きっとみえてくる  仲間と言う星座が

(ライン)これで怖くない  (ライン)真っ暗でも

(ライン)一緒に照らしてくれるから

 

夜空を駆け抜けるみたいに

進んでく仲間と一緒に

全てを照らし明るくする

みたいに光り続ける

きっと大丈夫 ずっと一緒だ

なんでもできる 仲間だからさぁ

 

「わ~い、ぱちぱち」

みんなの拍手と共にこころも歌い終わった。

「たしか、これって今話題のアニメだよね」

みやこがここにも質問する。すると、こころがそれに答える。

「はい、ドラゴンと主人公、そして、仲間たちとの物語がとてもいいんです」

「それに、3つの物語が同時進行するのもいいんだよね」

と、ここあも横から栗を出してきた。

「どのアニメもいいんよねぇ」

と、みやこは嬉しそうに言っていた。

 

 2人が歌い終わると、8人は次々と歌い始めた。そして、デュエットなど長い時間を楽しんだ。

 そして、2時間後、8人は女子会みたいに食事をしつつ、ガールズトークに花を咲かせていた。

 そんなとき、愛はあることに気付いた。

「そうでした。この会の本当の目的を忘れていましたわ」

と、女子会を途中で切るがごとく言った。はるかも愛の言葉に呼応するがごとく、襟を正してこう言った。

「そうですね。本当の目的を。それでは発表します…」

はるかの言葉に息を飲む雪穂、亜里沙、はやて、ここあ、こころ。

 そして、はるかが発表した。

「それは、ラブライブ関東予選で歌う曲ができました!!」

「「「「「オーーー」」」」」

 そして、タイミングを合わせるがごとく、みやこが新曲の仮歌を流す。部屋に響く愛の歌声。そして、曲が終わると、開口一番、雪穂が言った。

「これ、とてもかっこいいよ。この曲にしようよ」

そして、亜里沙も言う。

「これならあのiDにも負けないね」

ほかの3人も次々と賛同する。

「ここで賛同を得たことですので、明日からはみやこが考えた振付と歌の練習を中心に行いますわ」

と、愛がたからかに宣言する。

「よ~し、明日から頑張るぞ、オ~」

と雪穂が言うと、まわりの7人も「オー」と返した。

と、ここでこの女子会も終了、ではなかった。

「さ~て、ここからは服の採寸を測るからねぇ」

とはるかが言う。すると、雪穂は、

「ん、どうして」

とはるかに質問してきた。

「そりゃ、今度の地区予選で着る服を作るためでしょ」

と、はるかは当然のごとく言う。そして、

「さて、服を脱いでもらいましょうか」

と親父じみた声で雪穂に迫ってきた。

「そ、それだけはごかんべんを~」

と、雪穂の嘆き声が部屋中にこだましていた。

 

(ED 1番のみ)

 

次回 ミライヘのトビラ

 

(おまけ)

「う~、お嫁にいけない~」

雪穂は採寸を測り終えるとなげいていた。

そこに、愛が近づいてきてこう告げた。

「大変申し訳ございませんが、このカラオケボックスの代金をください」

「って、ここ、愛さんの両親がオーナーだからタダじゃないの」

雪穂、反論するが、

「ごめんなさい。たとえオーナーの娘でもタダじゃないの」

愛が弁解する。

「って、私、お金ないのに~、このままだと破産しちゃうよ~」

と、雪穂がなげいていた。

「それでも特別価格で安くしているから」

愛は雪穂の言葉に対してやさしく答える。

「それでもお金ないんだよ~」

雪穂の嘆き声がまたもや響いていた。

 

 




あとがき

 こんにちは、La55です。雪穂達オメガマックスですが、ついにUTX学園のiDと決着をつけるために動き始めました。次回、その戦いに決着がつきます。お楽しみください。

 ところで、今回の物語ででてきた歌2曲ですが、今、この作品とは別に構想している物語をイメージして作詞した歌となります。
 「ER」は10年前に構想した戦闘ロボットものです。実はストーリー自体はすでにできているのですが、ラノベみたいな小説を書くとすると、なかなか難しいものがあります。男性か女性かわからない主人公がこれまたわけのわからないロボットを操り戦う。そのような物語ですが、できればこの作品が終わった後でも投稿したいなと思っております。(でも、10年って漬けすぎだろ、おい。本当にすいません)
 そして、「ドラゴンナイツ」は半年前に考えた物語です。ある特殊なドラゴンを操る少年少女の成長の物語です。この物語は敵側も成長、いや、革新していきます。そして、この物語は3つの物語が同時並行して進みます。といっているものの、ちょっとしたプロット
がある程度です。これについてもできれば近いうちに物語として作ってみたいなと思います。

 と、言うわけで、今回も楽しんでいただけましたでしょうか。もし、楽しんでもらえたら幸いです。それでは、さようなら。

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