ラブライブΩ/ラブライブUC   作:la55

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「僕、神宮はやて、音乃木坂の2年生」
「雪穂君が突然、先輩、後輩、苗字の禁止を提案してきた。これより混乱をきたす僕達7人。それに対し、僕とみやこ君は部活である以上、上下関係は必要であり、先輩、後輩、苗字禁止に反対を唱えた」
「そんな中、南理事長から今度の期末テストで赤点を取らないこと、そして、赤点を取ると夏休みまで補習になることを言われる。そこで、勉強できるか確認をすると、雪穂君、みやこ君、こころあが危険であることがわかる。すぐに勉強会を行うも、雪穂君とこころあはすぐに逃げ出す始末。これではいけないと、雪穂君は亜里沙と愛、みやこ君は僕、こころあははるかがそれぞれにあった(?)独自の勉強法でマンツーマンで教えることに。結果、赤点を無事回避することに成功する」
「そして、テスト明けの休みの日、街に繰り出す8人。そこで、振ると光るブレスレット、『ラブライブレスレットライト』を見つけ、8人で買うことになる。楽しくなる8人。そこで亜里沙君から部活より前にスクールアイドルであること、そこに上下関係はないことを言われる。そう、8人は同じスクールアイドル。それに気付いたみやこ君と僕だった」
「そして、ラブライブが始まる!!」

「の前に、みやこさん。私、決めましたわ」
愛がいきなりみやこを呼びとめてこう言った。対して、みやこ、少し驚いてこう言った。
「ど、どうしたんだ、愛さん。私を呼びとめてどうしたんですか」
これに愛、答える。
「私、新曲を作りますわ」
「えっ、でも、この前できた『Little wing』があるじゃないですか」
みやこ、愛に言う。そう、「Little wing」ができて間もないのだ。
「これから先、『Little wing』だけではいけない場面がでてきますわ。なら、それに対して新曲で対抗できるかもしれません。私、そのためにも新曲を作りますわ」
愛の決意。みやこは感動を覚え、賛同するがごとくこう言った。
「愛さんの決意、受け取りました。なら、私の新しい振付、考えます」
そして、愛はあることを約束させようとみやこに言った。
「みやこさん、お願いがあります。このことはほかの6人には内緒してほしいのですわ」
「えっ」
愛の言葉にみやこはとまどいを見せた。

(OP 一番のみ)


第8話 ラブライブ スタート!!

第8話 ラブライブ スタート!!

 

 梅雨明けもまじかのこの季節、学生にとっては1つの大事な季節となる。7月から8月にかけてインターハイなど学生が日本一を目指す大会が多く開催される。そして、スクールアイドルも例外にあらず。スクールアイドルの甲子園、ラブライブもこの時期に行われることになる。

 

「さ~て、今年もやってきました~。スクールアイドルが日本一を目指すこの季節が。そう、ここ、東京丸の内通りからスクールアイドルの甲子園、ラブライブが今、まさに始まろうとしております!!」

いつも元気の良いレポーターの一言で今年のラブライブが始まろうとしていた。

「ここ、丸の内通り、ラブライブにとって一つの有名な決戦がありました。そう、μ’sとA-RISEが直接対決した場所。それ以降、スクールアイドルにとって一つの聖地となっております。ということで、今年のラブライブは、ここ丸の内通りでキックオフイベント(開会式)を行うことになりました」

レポーターはこう言うといろんなことを語り始めた。

「う~、緊張するなぁ」

雪穂はいろいろ喋りまくるレポーターを見つつも体を硬直しながらステージ上に立っていた。そう、雪穂達オメガマックス8人は昨年の決勝出場者ということで、ラブライブのキックオフイベントに呼ばれ、ステージ上に立っていたのだ。その横には関東の強豪のスクールアイドルが何校か立っていた。

 そして、A-RISEを輩出したUTX学院の代表もそこに立っていた。しかし、ほかのところとは少し違っていた。金髪のナイスボディな女の子、それに、銀髪の似合う女の子の2人組だった。ただ、だれからも見ても日本人とはちょっと違うことは一目瞭然だった。

「ここでいろんなイタズラしたら目立つかなぁ」

ここあはここで目立つ方法を考えてこう言った。観客はどちらかというと、自分達よりUTX学院の2人組に集中していたからだった。

「ここあちゃん、イタズラしたら駄目です~」

こころ、こう言うとここあを制した。

「こころちゃん、ここあちゃん、少しは静かにしましょうね」

隣にいたはるかがこころあに注意する。

「だって退屈なんだもん」

こころちゃん、ここあちゃん、私も少し静かにした方が良いと思うよ。だって今から戦いが始まるんだよ」

亜里沙がこう答えると、ここあは少しふてくさがりながらこう言った。

「はいはい、そうですか。もう少し退屈でいますよ!!」

「本当にごめんなさいです~」

こころはこう言うと少しこじんまりするように立った。

 こころあの態度にはレポーターは少し気付いていたようだった。

「少し音乃木坂さんが騒いでいるみたいですが、それはスルーして、大会の仕組みですが、近年、スクールアイドルが多くなっております。そのため、今回は県予選、地区予選、そして、決勝大会とコマを進めることになりま~す」

「となると、3回勝ち進まないといけないんだ」

雪穂は少しこわばりながらこう言った。ラブライブ優勝が長年の夢、それを果たすためにも同じような対決を3回繰り返す。3回も優勝しないといけないという重圧に耐えないといけない。そう思うと、とても耐えることができないのでは、そんな考えが雪穂の頭の中を駆け巡っていた。そして、それは顔に少し影のあるおもむきを見せていた。

「雪穂~」

亜里沙はそんな暗い表情の雪穂を見て、心配そうにこう言った。

 だが、これを見て声をかけるメンバーもいた。

「雪穂さん」

そういうと、手を肩をそっと乗せた。みやこだった。

「雪穂さん、大丈夫ですよ。私達8人いれば、きっと大丈夫ですよ」

そういうとみやこは両手を肩に乗せて揉む。

「うっ、気持ちいい」

雪穂は少し顔を緩ませてこう言った。

「そうですよ。これがいつもの雪穂さんです。それに、どんなことがあっても私と愛さんがいます。まかせてください」

みやこは笑顔でこう言った。

「そ、それならいいんだけど」

雪穂、みやこの最後のことばを気にしつつ、そう答えた。これで少しは和らいだ、そう思えた瞬間だった。

 ただ、レポーターの説明は続いていた。

「ただ、スクールアイドルもどこも同じじゃ~ない。ということで~、シード校というものを設定しちゃいま~す。シード校は県予選が免除になりま~す」

会場中いきなり騒ぎ出した。あのμ’sすら3回勝ち進んで優勝したのだ。それが今年からシード校制を導入することになったのだ。たった2回だけで優勝することになるからだ。

 観客がさわぎだすとつかさずレポーターはこう言いだした。

「みんさんの意見はごもっとも。しか~し、よく考えて欲しい。何千ものスクールアイドルが戦うんだ!!実力のあるスクールアイドルに3回も同じ土俵で戦うのも少し気が引けないかな。だから、実力のあるスクールアイドルはシードとして地区大会から出場することになりました~」

このレポーターの説明に少し納得したのか、観客も少し静まりだした。レポーターはこれを見て言葉を続けた。

「というこちで、シード校を発表していくよ~」

北海道からシード校が発表していく。みんながよく知っているスクールアイドルの名前が続く。

 そして、関東地区へと続く。

「関東地区のシード校ですが、まず、1校目」

少しどきどきする雪穂達。そして、発表された…。

「1校目は音乃木坂学院スクールアイドル、オメガマックス!!」

その瞬間、雪穂は白くなった。なんと、シード校に選ばれたのだ。それに驚いて魂が抜けたためだった。

「おっと~、音乃木坂のメンバー1人が白くなったようだ。理由は簡単。去年、関東予選から決勝に進んだからだ。そのとき、μ’sのメンバーだったまきりんぱながいたが、今年はもういない。今年度に入り、いろんなことがあったと聞くが、それでもメンバーの中にはμ’sのメンバーの妹、そして、あの有名な音楽一家の1人がいると聞く。今年のダークホースかもしれないよ~」

これを聞いて、みやこは「そうだろう」と威張るような顔をしていた。そして、ほかの7人を見た。愛、亜里沙、はるかは少し喜んでいた。はやてはまだ緊張していた。こころあはそんなの当たり前でしょという顔をしていた。むろん、雪穂は名の如く白くなっていた。

「そして、2校目はUTX学院、スクールアイドル、iD(アイディー)!!」

レポーターがこういうといきなり、そのUTX学院のスクールアイドル2人が前の出てきた。

「ど~も、ど~も。ありがとう~ね。みんな愛しています!!」

金髪の少女がそう話すと、モデルのような歩き方でステージの前に出てきた。とてもグラマーな姿であった。

「…、ナンシー、行き当たりばったり、だから、私、困るのですよ。こちらの予想、外されてばっかり、だから、いつも、困るの、ですよ」

その隣には銀髪の少女がついてきた。金髪の少女とはグラマーではないが、どちらかと言うと、マトリョーシカ、いや、フランス人形のような美しいいでだちだった。

 「あ、あなたたちは…iDだ~、iDが突然ステージに出てきたぞう~」

興奮するレポーターと観客。

 そして、iDと名乗るスクールアイドルが名乗りをあげる。

「私はナンシー、UTXの3年生。アメリカから来ました」

金髪の少女、ナンシーは体をくねくねしながらセクシーに見せるように挨拶する。

「私、ナターシャ、UTXの3年生、ロシアから、来た」

銀髪の少女、ナターシャはナンシーとは逆にちゃんと会釈して挨拶した。

「なんという挨拶だ~、と言いたいが、まだ、シード校発表は続く~。2人のことはじっくりと後で説明するからもう少し待ってね」

レポーターはこう言うと、シード校発表を進めた。むろん、去年音乃木坂を破った九州の学校もシード校に入った。いや、シード校でなくても決勝まで勝ち進めることができる、ここにいた全員がそう思っていた。

 

「ということでシード校の発表を終わります。これでキックオフイベントは終わり~、ではないぞ~。今日はなんと特別プログラムをお送りするぞ~」

レポーターが言った瞬間、会場中が沸いた。プログラム表には書いていないことが起こったからだった。

 レポーターの話は続く。

「今日はUTXから生きのいいプログラムを提供してくれたぞ!!UTXのスクールアイドル、iDの2人、ナンシーさんとナターシャさんによるダンスをお届けするぞ!!」

会場中がまた沸いた。まさかここでスクールアイドルのステージが見られるとは思っていなかったからだ。ただの開会式、ただのお見せ興行であると思っていた。多くのスクールアイドルをただ一目みたい。ただそれだけで集まっただけだった。それがスクールアイドルのダンスが見られる。これ以上嬉しいものがなかった。

「ハ~イ。観客のみなさん、こんにちは。私はナンシーよ~。アメリカから来ました。ハイグラマ~な体が特徴よ~」

ナンシーがまず最初に前に出てきた。

「ナンシーさん。アメリカから来たということですが…」

レポーターがナンシーにレポートする。すると、ナンシーはセクシー風に語り始めた。

「そう、私、アメリカのNYで撮影されたμ’sの動画、そう、エンジェリックエンジェルの動画を見たとき、体にビンビンきたの。これが日本のスクールアイドルなのかって。私もあんなふうになりたいの。私もスクールアイドルになりたい。そう思ったの」

そして、ナンシーがあることを言った、驚愕な事実を。

「そんなとき、UTXていう学校がね、海外からスクールアイドルを目是す人材していますっていうネット広告を見たの。私、ピンときたの。私は昔からダンスは得意だったから。私ならなれる、私なら入れる、そう思ったの。だから、UTXの応募を受けたの。そしたら受かちゃった」

そう、ナンシーのダンスはUTXに受かるほどうまい、というのもあるが、それはおいといて、実はUTXはここ最近のアイドルの国際化(某有名グループが海外に姉妹グループを作っていることなど)にあわせて、海外から将来のスクールアイドルのたまごを見つけるためにスカウト事業を海外まで広げていた。

「私も、UTX、私の実力を、認めて、スカウト、された」

突然、ナターシャもでてきてこう言った。さらに話は続く。

「私、ロシアで、私が、やってきたもの、以外の、目標を、見つけたい。思って、いた。そして、そのとき、μ’sの、エンジェリックエンジェルの、動画、みた。感動、した。そして、UTXの、ネット広告を、みた。私、μ’sみたいな、スクールアイドル、なりたい。そして、応募、した。そしたら、受かった」

まったく笑顔を見せないナターシャだったが、その目は自信を持つ目だった。ちなみにナンシーとナターシャ、2人、UTXのアイドル特待生である。その意味でも2人の実力は誰もが認めるものだった。ある部分を除いては…。

「2人の意気込みはすごいものです。μ’sみたいなスクールアイドルになりたいがゆえに単身日本に来たのです。感動ものです~」

レポーターがこういうと続けてプログラムの進行を進める。

「感動話はこれぐらいにして、プログラムを進めたいと思いますよ~。最初はナンシーさんです~。それではどうぞ」

レポーターがこう言うと舞台袖に引いていく。そして、雪穂達を含めた多くのスクールアイドルをバックにナンシーはステージ中央にぽつんと立つ。

「それでは~、ミュージック~、スタート!!」

そう言うと、突然、「スリラー」が流れ出した。あのマイケルジャ○ソンの名曲である。

 お化けダンスをいきなり踊り出すナンシー。それはまるでお化けに着けられたようなダンスだった。いや、お化けそのものだった。

 だが、サビに入ると、一転した。突然、金色のスイミングキャップをはめ、頭を地面につけて回転をし始めた。そう、ブレイクダンスをはじめたのだった。回転は激しさを増す。

 回転が終わると、すぐにお化けダンスに戻った。その間でも止まったりすることはなかった。まるでナンシーにマイケルの亡霊がついている。それほど完璧なダンスだった。

 曲が終盤に入ると、いきなりステージを降りてきた。そして、下に敷かれたマットめがけて走り出した。そして、マットの前でジャンプ。一回転してから着地した。さらに、後ろにバク転を3回連続行った。まるで日本のジャ○ーズのダンスを見ているような、いや、体操選手のようなダンスだった。

 これを見ていた雪穂達8人、口をあんぐりとしていた。特に雪穂は開いた口が閉まらない、それほどの衝撃だった。

 そして、曲が終わる。その瞬間、会場は拍手喝采になった。

「すごい、すご~い。これがナンシーさんのダンス!!スゴいの一言しかありません!!」

レポーターが興奮しつつこう言った。

「どうよ。私のダンス、これほどうまいものいないでしょ」

ナンシーもまんざらでもないものだった。

 だが、しかし、1人納得していないものもいた。

「これほど、興奮、させて、私、やりづらい」

ナターシャは少し困り気味でこう言った。

「ごめん、ごめん。でも、ナターシャの踊りはすごいでしょ」

ナンシー、ナターシャにこう言うと、右手をナターシャの顔の上に乗せた。

「わかった。なら、いってくる」

ナターシャはこう言うと、ステージ中央に進む。

「続いては~、ナターシャさんによる日本舞踊です」

興奮収まらないレポーターはこう言った。

 そして、ナターシャの日本舞踊が始まる。曲は「春の海」琴の曲としては有名な作品である。正月には必ず流れる曲である。

ナターシャが舞い始める。まるで春の海に舞うサクラ、そして、蝶のように舞う。そんな情景が見える舞だった。それにつれてそれまで騒いでいた観客達もいきなり静まった。それほど誰でも引かれるような舞。

 そして、曲の終盤にあたり、舞が大きくなる。扇が1枚、そして、2枚へと増える。

力強く舞う。誰もが「春の海」の情景が見えてくる。春の海に大きく舞うサクラと蝶。

そのように感じられた。

そして、曲は終了する。すると、それまで静かだった観客達から大きな拍手がナターシャに注がれた。

「なんなのですか。あれは日本舞踊ですよね。どこで習得したのですか」

レポーター、いきなりナターシャに質問する。

「実は、ロシアに、いる時、通信講座、受けた。1か月間、みっちり、練習、した」

ナターシャは冷静に答えた。

「なんと、通信講座を受けただけであんなにうまいとは。凄いぞ、ナターシャ!!」

レポーターも興奮気味で喋っている。

「今も、週2回、日本舞踊、習っている」

ナターシャこそっと答える。

「それでも、あれは師範クラスでしょ」

レポーターはナターシャを褒める。

「でも、いつも笑わないから自慢しているのかわからないのよね」

横からナンシーがナターシャにツッコミをいれる。

「それは、意味のない、笑い、バカ、と、言われている。だから、笑わない」

ナターシャ、まじめにナンシーに答える。

「できれば笑ているところ見たいんだけど、一度も笑わないのもちょっとね…」

ナンシー、ナターシャに愚痴をこぼす。

「それでもすごい!!これはUTXから目が離せない展開だぞ~」

レポーター、興奮気味で喋っている。

 その一方で、ある女子は口をあんぐりしたままだった。

「あれが…、UTX…、私達…、このままだと…、負けて…、しまう…」

自信喪失気味にそう話すのは雪穂だった。

「大丈夫、雪穂。しっかりして」

雪穂の口の表情を見た亜里沙はすぐに雪穂に駆け寄り、そう声をかけた。

 しかし、ゆきほはそんなことお構いなしに自信喪失気味にこうつぶやいていた。

「このままだと負けてしまう…、もっと…、練習…、しないと…」

そんな雪穂とはお構いなく、キックオフイベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

 

それから1週間後、空は梅雨空に戻っていた。キックオフイベント時には晴れていたが、それは梅雨の中休みみたいなものだった。

「1、2、3、4。1、2、3、4。それでは今日はこれまで」

そらが雨のため、部室横の練習場で練習をしていたオメガマックス。この1週間、8人は歌やダンスの基礎をやり直していた。

「まさかキックオフイベントの流れを全てUTXにもっていかれるとは…」

愛は悔しい思いをしながらみやこに言っていた。

「でも、すごかったのは確かですよ」

みやこ、純粋な意見を言う。

「それでも、ラブライブ関東予選はUTXベースになるでしょうね」

横にいたはるかが答える。

「たしかに。それに、都予選は免除されたが、関東予選はどこにも発表していない新曲での勝負になるのがいたいわ」

愛、はがゆい表情で答えた。そう、関東予選はこの前のオメガイズとマキシマムとの対決と同じ、完全新作での戦いとなった。

「私達の『Little wing』はすでに発表済み。なので使えません。対するUTXのiDはこれまで発表した曲はありません。だから持ち歌でもって勝負することが可能。私達も完全新作であのiD以上のものを越えないといけません」

はるかが冷静に分析してこう言った。

「だったら、この前言っていた新曲はどうですが」

みやこがこう言っていきなり提案した。

「新曲?なんですか、それは…」

はるかは不思議そうにこう言った。

「みやこさん、それは内緒って約束でしょ」

愛が言うと。いきなり恥ずかしそうにみやこを黙らせようとする。

「こうなったら、出し惜しみはできません。ここぞの新曲でしょ」

みやこはこう言うと、強く、愛にあたる。

「それもそうですが…」

愛、少し困り気味になりながら答える。

「愛、私には内緒でみやこと一緒になにか企んでいましたね」

はるか、愛に対し、目を見ら見つけながらそう言った。

「はるか、ごめんなさい。でも、こんなことがあろうかと思ってみやこさんと一緒に新曲を考えていました。そして、昨日、ようやく完成しました」

愛がこう言うと、はるかに新曲の入ったウォークマンで、その新曲を聞いてもらった。

「私もこの曲、いいと思うよ。これなら、とてもいいダンス、できそうだよ」

みやこ、自信満々に言う。

「たしかに、この曲なら私もとても良い衣装出来るかもしれません」

オメガマックスの衣装担当のはるかがそう断言する。

「なので、この曲の存在は3人だけの秘密でお願い致しますわ」

愛がこう言うと、この会議はお開きになった。

 

 そして、同じくして雪穂はちょっとふらつきながら練習場から出ようとしていた。

「それなら…、私は…、、これまで…、さようなら…」

ちょっと風邪気味のような雰囲気でドアを開けようとしていた。

「さようなら、雪穂姉ちゃん」

ここあが元気そうに挨拶する。

「さよならです。雪穂姉さま」

こころも礼儀正しくして挨拶した。

「さようなら…」

こう言い残すと雪穂は元気がないような感じで練習場から出ていった。

「なんかいつもの雪穂じゃない」

亜里沙が心配そうに雪穂を見ていた。

「あれは無理をしているな」

はやても少し心配そうに言った。

「あんな雪穂、絶対に何か隠している。雪穂の後をつけてみようよ」

亜里沙がいきなりの提案を行う。

「ああ、そうだな。このままだと最悪の事態になりかねないからな」

はやても亜里沙に賛同した。

「何か面白いことするかな。ついていこう、こころ」

ここあがありさとはやてと一緒に行こうとこころに提案する。

「そうですね」

こころも一緒についていくことにした。

 

「お母さん…、ちょっと…、走ってくる…」

雪穂は家に帰るなり、すぐに雨合羽を着て走り始めようとする。

「雪穂、あんまり無理をすると倒れるわよ。雨降っているのに1週間も同じように走っているでしょ。ラブライブに響くわよ」

雪穂の母親が心配そうに言う。そう、雪穂はこのままだと負けてしまうと思い、少しでもその差を埋めたいと思う一心で走りこんでいた。雨が降っているのにもかかわらず。

「大丈夫…、私なら…、大丈夫…」

すぐにでも倒れそうな声で雪穂は返事すると、そのまま神田明神に向けて走り出した。

 それから、ふらふらになりながらも神田明神に着いた雪穂。いつも通り、いつもの石段にて階段ダッシュを開始しようした、その時…。

「あ、あれ…」

なにかにつまずいたのかというくらいに倒れようとする雪穂。雪穂自身にはスローモーションみたいな感じがした。

バ、バタン…

雪穂は石段の目の前で倒れこんだ。

「ゆ、雪穂ー」

そう亜里沙は言うと、雪穂の目の前に駆け込んできた。実は、最初から最後まで雪穂を影から見守っていたのだった。

「雪穂君、大丈夫か」

一緒にいたはやても駆け寄る。

「これは一大事、早く救急車を」

これまた一緒にいたここあが騒ぎ出して言った。

「119、119.それから、それから、愛姉さま達にも連絡ですー」

こころはあわてつつ電話をかけていた。

倒れた雪穂の周りに4人は駆け込んでいった…。

 

(ED 1番のみ)

 

次回 やれることは

 




あとがき

 みなさん、こんにちは。La55です。今回からついにラブライブが始まります。そして、UTXから国際派アイドルiDが登場しました。今やアイドルも海外へと広がっております。某有名アイドルグループはインドネシアのジャカルタにも姉妹グループがあります。それほどアイドル自体国際化している今日、スクールアイドルも国際化しちゃおうということで、iDを登場させました。ちなみにiDとはインターナショナルアイドルを縮めた造語?です(ということにしております、自分の中では)。

 で、今回の話は私の中ではダメダメ回と呼んでおります。なぜか。それは、今回、歌がないこと、そして、雪穂が無理をしてしまう回だからです。その結果、倒れてしまいます。
それがどんな結果になるのでしょうか。それは次回への楽しみです(でも、どこかで見たような光景ですが…)

 ということで、ラブライブはまだ始まったばかりです。雪穂達オメガマックスはこれから先、どのようになっていくのでしょうか。このまま諦めてしますのでしょうか。それとも夢を追いかけるのでしょうか。次回を楽しみにお待ちください。それでは、さようなら。

追記1:
 この作品をお気に入り登録して頂いた「いろとき まに」さん、「フユニャン」さん、登録して頂き本当にありがとうございます。駄作かもしれませんが、これからも読んで頂けたら嬉しい限りです。本当にありがとうございます。
 ここからはお気に入り登録して頂いた方の作品の紹介ですが、「いろとき まに」さんは私と同じ、雪穂、亜里沙を主人公にした「ラブライブ!! コネクション!!! Next season」などを、「フユニャン」さんは「ラブライブ×連続テレビ小説」などを投稿しております。特に「ラブライブ!! コネクション!!! Next season」はとてもよくできた作品です。皆さんも読んでみたらどうでしょうか。

追記2:
 「いろとき まに」さん。本当にごめんなさい。「ラブライブΩ」をハーメルンに投稿するとき、タグを編集する際に「ラブライブ!! コネクション!!! Next season」のタグを参考にしました。本当に申し訳ございません。この場を借りてお詫び申し上げます。

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