一色いろはは大学でも諦めない   作:とまとと

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お久しぶりです!!
ほんと長い間待たせてしまってすみません!!
やっと残業地獄から脱しました!

また、応援して頂けたら幸いです!

今回はほんと短いです、いつも短いのですが。ほんと、息抜き程度で見てください!

最後ほんとグダグダですみません・・・


特別編!?

 

「せんぱ~い、起きてくださいよ~

そろそろお仕事に行かなくちゃ行けないんじゃないですか~?」

 

 

カーテンの隙間から朝日が顔を出し俺の顔に地獄の時間がやってきたことを告げる。

 

そう、俺はなんとあんなにも嫌がっていた社畜になってしまったのだ、あれもこれも全部この俺の卒業と同時に隣の自分の部屋を引き払い、こっちに住み着いてきた後輩、一色のせいだ。そうだ全部こいつが悪い。

 

 

 

「あー、今日はなんかあれであれがあれだから仕事休んでもいいですかね?」

 

俺はいつも通りの嘘をなぜか朝からマウントポジションをとっている一色に告げる。

 

 

「せんぱい?毎日そんなことは言わないでください、いい加減このまま殴りそうです。」

 

「わかったから、準備するそこどいてくれ」

 

ひぃ、あの子顔は満開の笑みなのに目が全く笑ってない、どうしたらそんな表情できるのん??

 

内心、一色にビビリながらそそくさと洗面所に行き、仕事の支度を始める。

 

 

「あっ、せんぱい!今日も学校までよろしくですっ!」

 

ビシッと敬礼ポーズをとり、今日も学校までタクシー代わりにされることが決まった。

 

一色がここに住むようになってからほぼ毎日自転車の後ろに乗せて校門前まで送らされているのだ。

最初の頃は最寄りのバス停あたりで降ろそうとしたのだが、なんせ降りない、校門前まで~と言って背中に引っ付いてくるのだ、免疫のない俺の八幡の八幡が起きちゃったらとてもとても自転車に乗れないので仕方なく校門前まで送るということになったのだ。

 

校門前で初めてはるちゃんと鉢合わせた時のあの顔はもう忘れない。だってドン引きした顔でおもむろにケータイを取り出し、110まで打ったの見えたもん、あとは発信ボタンだけだったよね!?

 

「・・・せんぱい?大丈夫ですか?

目、死んでますよ?」

 

 

「・・・うるさい、元からだ。」

 

 

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

 

 

 

 

「ところで、せんぱい、いいですか??」

 

 

「ん?なんだ?」

 

 

いつも通りに一色をクッションを敷いた荷台に乗せ、学校までいると不意に一色から声をかけられた。

 

いつもそんなずっと喋っている訳では無いのだが、こう改まって声をかけてくるというのは少々珍しい。

 

 

「いつになったら私の両親に挨拶に来てくれるんですか~?

早くしないと、私の目標の大学卒業と同時に専業主婦ってゆーのが出来なくなっちゃうじゃないですか~!」

 

「ぶっ!?」

 

想像もしていなかった一言で思わず吹いてしまった、そりゃ、なんの前触れもなくいきなりこんなこと言われれば誰でも驚くだろう。

 

 

「あー、その話なんだがな、一色、今の俺には一色を専業主婦にしてやるどころか、幸せにしてやれるかもわからん、こんなやつがいきなり挨拶にいっても一色のご両親に悪いだろ??」

 

 

「・・・せんぱい?私は今のままで充分幸せですよ??

お金のことは仕方ないので私も働いてあげます!!

・・・これでせんぱいは逃げられないですよ~?」

 

 

これは完全にしてやられた、ほんとに俺の後輩は小悪魔どころか悪魔なんじゃないだろうか・・・

 

 

こうして次の日曜日、俺は一色の、いや、いろはのご両親に挨拶に行かされることになったのだった。




久しぶりすぎて書き方が分からない・・・

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