頑張ります。
では本編、どうぞ。
chapter1 幻想入り
森の中で一人の青年が何かに貫かれたまま横たわっていた。
「な~んで、こんな事になっちまったかなぁ~」
青年はそう言って状況を整理する。
青年side
確か....師匠と父さんに初めての仕事を受けさせてもらって.....あ、そうだ。仕事中にいきなり何かスキマに引きずり込まれたんだっけか。
んで、気がついたら空の上で自由落下。
そしたらなんかわからんチビが氷を打ち出してきてそのまま突き刺さったんだよな?
それから突き刺さったままここに落ちたってわけか。
で、今に至る、と。
ん、誰か来たのか?
「あ、あの、大丈夫ですか?」
一瞬俺は意識を手放した。
大妖精side
妖精の湖の近くにある森に何かが落ちてきたみたいなので様子を見に行く事にしました。
あわてて近くに行ってみると、氷に貫かれた男の人が倒れていました。
一応確認のために声をかけてみると、どうやら気絶してしまったようです。
「ど、どうしよう....とりあえず運ばなきゃ!」
私はチルノちゃんを呼びに湖に戻った。
大妖精sideout
チルノ「で、これを運ぶの?大ちゃん」
大妖精「うん。ところであの氷って....」
チルノ「た、多分アタイの....」
大妖精「何やってんのチルノちゃん!?」
チルノ「いや~、鳥かと思って」
大妖精「いやどう見ても鳥じゃないよね!?」
チルノ「ご、ごめんって大ちゃん!」
大妖精「それにしてもこの人、腕が変じゃない?」
チルノ「あ、確かに。なんかカッコいいね!」
パキンッ!
大妖精「あれ?」
チルノ「アタイの氷が....砕けた!?」
大妖精「しかも傷が癒えてる!?」
青年「ん....うん?」
チルノ「あ、起きた!」
大妖精「あの、大丈夫ですか?」
青年「.......あっ!」
チルノ「どした?」
青年「《レッドクイーン改》と《ブルーローズ改》がねぇ....どこかで落としたか?」
大妖精「レッドクイーン?」
チルノ「ブルーローズ?」
青年「なぁお前ら、大剣とリボルバーガン知らないか?」
大妖精「あ、そういえば確か....銃は持ってますけど大剣は置いてきちゃって....」
青年「頼む!それ返してくれ!俺にとって大事な物なんだ!」
大妖精「わ、わかりました....はい、どうぞ」
青年「よし、壊れてはいないな」
チルノ「おーい、大ちゃん!大剣見つけた!」
青年「案内してくれ」
~青年・少女移動中+青年大剣回収中~
青年「いや~助かった。サンキューな」
チルノ「ところでお前は強いのか?」
大妖精「ちょっとチルノちゃん!?」
青年「う~ん、強いかどうかはわからんなぁ....やってみるか」
大妖精「で、でもその前に!博霊神社に行く事が先決だよ!」
青年「博霊神社?」
大妖精「多分お兄さんは幻想入りしちゃったんだよ!」
青年「幻想入りだぁ?」
チルノ「ちぇっ、仕方ないなぁ。じゃあさっさと霊夢ん所行くか」
青年「説明はしてくれるんだろうな?」
大妖精「うん。きちんとする」
青年「わかった」
~青年・少女移動中~
博麗神社
青年「ほぉ~、こりゃすげぇな」
チルノ「おーい、霊夢ー!いるかー!」
少女「うっさいわねぇ....あら?チルノに大妖精、どうしたの?」
大妖精「あの人が博霊神社の巫女、博麗霊夢だよ」
霊夢「改めてはじめまして、博麗霊夢よ。あなたは?」
アラン「俺はアラン。駆け出しデビルハンターだ」
霊夢(という事はダンテやネロと同じって訳ね)
「ねぇ、その両腕はもしかしなくても悪魔を宿しているわね?」
アラン「....鋭いな。何故知ってる?」
霊夢「以前あなたと同じ様にここ『幻想郷』に幻想入りして救ってくれた二人のデビルハンターがいたの」
アラン「ダンテ師匠と父さんだな?」
霊夢「あら、そっちはかなり時間が経ったのね」
アラン「多分な」
霊夢「ま、話は聞かなくてもわかるわ。もとの世界に帰りたいんでしょ?」
アラン「話が早くて助かる」
霊夢「今ならあの鳥居をくぐればもとの世界に帰れるわ。また機会があったら会いましょ?」
アラン「そうだな。じゃ、チビ共またな」
チルノ「アタイはチビじゃない!チルノだー!」
大妖精「私は大妖精です!アランさん、また会いましょう!」
アランは鳥居をくぐった。
が。
アラン「おい....どうなってやがる....?」
霊夢「まさか....帰れないの?」
アラン「何度くぐっても帰れねぇぞ....?」
チルノ「もしかしてもう『程度の能力』が付いちゃったのか?」
アラン「程度の能力?」
霊夢「そう。ただ、人によって能力は違うけどね」
チルノ「例えばアタイだったら『氷を操る程度の能力』だぞ!」
大妖精「私には決まった能力が無いんだよなぁ....」
霊夢「で、私は『空を飛ぶ程度の能力』を持ってるわ」
アラン「ふーん。じゃあ俺の能力は?」
霊夢「ちょっと使ってみてくれる?」
アラン「わかった」
そう言ってアランは適当な樹木を選び、腕を構えた。
アラン「オラァッ!!」
即座に腕を伸ばし、樹木を引き寄せ粉々にしてみせた。
大妖精「す、すご.....」
チルノ「ふん、アタイの次に凄いわね!」
霊夢「そうね....さしずめ『魔神の力を扱う程度の能力』かしら」
アラン「ほぉ~。で、しばらく俺は帰れないんだよな?」
霊夢「そうね。原因が分かればすぐに帰すことができるんだけど....」
アラン「仕方ねぇ、しばらく野宿か?」
霊夢「それだったらここに住みなさいな」
アラン「お、いいのか?」
霊夢「えぇ。帰れない人間?をほっとく程私も鬼じゃないしね」
アラン「悪い、ありがとな」
霊夢「その代わり!」
アラン「あ?」
霊夢「仕事は手伝ってもらうわよ?」
アラン「へ~い....」
大妖精「じゃあチルノちゃん、そろそろ帰ろうか」
チルノ「あいよー、じゃまたなアラン~」
アラン「おう、お前らもありがとな」
そしてチルノと大妖精は帰っていった。
霊夢「んじゃ、明日から頼むわよ~」
アラン「やってやるよ、任せな」
See you next chapter....
アドバイスや感想、要望がありましたらお願いします。
ただし、批判はご遠慮ください。
豆腐メンタルなので。
ではでは(´・ω・`)ノシ